「西野って、ずっと何かしてるよね」

友人から言われた、その言葉に嘘はない。
確かに僕は朝起きて、気絶して寝る寸前まで、とにかく活動していて、ボケーとする時間など1秒もない。
しかし、その「何か」が、実りあるものかどうかは、これまた別の話だ。
 
朝起きて仕事場に行くまでは、アトリエに籠っている。
漫才を書いたり、絵本を作ったり、エッセイ本の執筆をしたり、舞台脚本を書いたり…
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今は、とある企業から100号の絵の依頼を受けてヨロシクやっているわけだが、作業途中に「…そういえば動物最強って、誰なんだろ?」と気になれば、その瞬間に作業を中断し、
YouTubeの動画を漁り、ネットで検索し、挙げ句の果てには近所の図書館に流れ込み、片っ端から関連本を読み漁る始末。
それが締め切り前であろうが関係ない。
思ってしまったが最後、答えを出さないと作業に戻れないのだ。

今、手がけている100号の作品もナンダカンダで締め切りがヤバイ。
0.03ミリのボールペン1つで、100号のキャンバスを埋めるのは大変な作業だ。

そんなこんなで、ペンを走らせていた矢先、キャンバスの先にある『扉』に目がいった。

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この扉は大変な優れもので、押すことも、引くこともできる。
それでいて蝶番(扉をとめる金具)に強力なバネが仕込んであるので、自動で閉まってくれるのだ。
間違いなく、我が家のエースである。


しかしだ。

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なんか『緑』すぎないか?
家を建てて4年。
当時は時間が経てば色が落ち着いてくるもの思っていたが、どっこい、当時と変わらず緑すぎる。

床も日焼けしてイイ感じに色褪せてきたし、洗面所のタイルもイイ感じに汚れてきたのに、
この扉だけ新人のままだ。緑すぎる。

陽も当たらないし、ドアノブが付いているので、ドア自体が汚れることもない。
その時、思ってしまったのだ。

「このまま何年も緑すぎていいのか?」
 
一度思ったが最後、この扉を色褪せさせるまでは作業には戻れない。

というわけで、さっそく工具入れからドライバーを取りだし、扉を外しにかかる。
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しかし、ここにきて痛恨のミス!
なんと、蝶番の強力なバネが、モーレツに邪魔をしてくるのだ。

というのも、蝶番のネジを外そうとすると、壁にヘバリついていた蝶番がペタン!と閉じてしまうのだ。
ネジを一個外すぐらいなら、まだどうにかなるが、3~4個外して「残り1個」となった時なんて、まぁ、大変。

強力なバネでペタン!と閉じようとする蝶番を、もう一方の手で引き延ばしながら(←メッチャ大変だし、メッチャ痛い!)、ネジを外さねばならないのである。
 
あの便利だった蝶番がここにきて最大の敵になるとは!!

やっとのことで全ての蝶番を外した頃には、左手はパンパン。痛いの何のって!


さて、扉を外したはいいものの、どうやって色褪せさせようか?
紙ヤスリで表面を削るか?
カスカスのペンキで塗り直すか??

いろいろ考えた結果…







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庭に干すことにした。


1ヶ月も干せば、雨風にさらされて、イイ感じに色褪せてくれるだろう。


それにしても、扉を取り付ける時はどうするばいいのだろう?
外すのであれだけ苦戦した蝶番だ。
付けるとなると、とても素人一人じゃできないぞ。

まぁ、その時、考えればいいか。
1ヶ月もあれば蝶番名人が見つかるハズだ…

と肩をなで下ろした時に、気がついてしまった。


そういえば今夜、我が家からニコ生をお届けすることになっていたのだ。

しまった。
人がたくさん来て、確実にうるさくなるのに、部屋の扉がない。
お隣さんから、確実に苦情がくるぞ。


そんなこんなで、今は、今夜の防音の仕組みを考えているところだ。
作業再開は、ずいぶん先になりそうだ。






今夜のニコ生はコチラから