月別アーカイブ / 2017年06月

仕事のオファーをいただくというのは本当にありがたいことなんだけど、一方で、僕に舞い込んでくる仕事のオファーというのは、基本的には「西野なら、やれるだろう」というサイズの仕事になってくるので、そこに延々と応え続けていても、仕事のサイズが劇的に大きくなることはあまりない。

したがって(打倒、ウォルト・ディズニーを誓っている)僕は、言ってしまえば「誰からも求められていない仕事」に手を出し、結果を出し、自分の仕事のサイズをグイ~ッと強引に引き延ばし、「西野はこんなこともできますよ」と言うしかない。

僕の場合は、それが『絵本』だったり、『広告』だったり。
あと、これも誰からも求められていないが、『芸人』というのは「肩書き・職業」ではなく、「生き方・姿勢」の名前だということも、自分を実験台にして実験し、その結果をお伝えし、
『芸人』を「肩書き」としな捉えない先輩方や、世間の皆様が言う、
「芸人なら、ひな壇に出ろや!」や、
「なんで、芸人のくせに絵を描いとんねん!」に一石を投じ、芸人の見方を変えてみたい。
芸人という言葉の意味をアップデートしてみたい。
「こういう見方もあるよ」と。

「何をやりたいのかがよく分からない」と、本当によく言われるんだけれど、僕がやっていることは結構シンプルで、常識を後回しにして、「面白いことをしたい」と、ただそれだけ。

それを実現する為に、
海外に打って出なきゃいけないのであれば、海外に打って出るし、
お金の勉強をしなければいけないのであれば、お金の勉強をする。

そこでいう「面白い」は、
『渋谷ハロウィンのゴミ拾い』であったり、
『五輪の負けエンブレム展』であったり、
『絵本の無料公開』であったり、
『しるし書店』であったり、
「笑い」が含まれていないものもあるが、
「芸人だったら、笑わせろよ」
というのであれば、コメンテーター芸人も、グルメ芸人も、役者芸人も、クイズ芸人も全滅だ。

誰よりも芸人でありたいなぁ、小学二年生の頃から、今日の今日まで、ずっと思っています。
































『革命のファンファーレ ~現代のお金と広告戦略~』のクラウドファンディングをスタートさせている。
講演会のオファーをクラウドファンディング上で受け付けたが、即日完売。
スケジュールの都合上、これ以上は講演会を増やせないので、あとは細々とクラウドファンディングを続ける。

ちなみに、サイン本のリターンもご用意しているので、興味がある方は是非。
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さて、仰々しい今回のブログのタイトルについてだ。
これまで僕個人の名義では、今回を含めて5度ほどクラウドファンディングに挑戦しているが、現在、支援総額が『9807万2178円』ということが分かった。
あと、200万円ほどでクラウドファンディングの支援総額が1億円を突破する。
まず間違いなく、今回のクラウドファンディングで、その記録に届くだろう。

今度の本は現代のお金と現代の広告戦略について書いた本なので、帯に「クラウドファンディングで1億円を調達し、絵本を30万部売った男のお金と広告の話」と書いてやろうかしら。
少し説得力か出るような気がする。

それにしても、日頃、応援してくださっている方には感謝してもしきれない。
ニューヨークの個展も挑戦させてもらったし、
『えんとつ町のプペル』も作らせてもらったし、
『しるし書店』も作らせてもらっている。

もはや好感度なんてどうでもいいので、本当のことをズバズバ言って、誰も見たことのない面白いものを作り続ける。
それぐらいしかお礼できることがない。

いつもありがとうございます。
頑張ります。押忍。








今日は、本当に、なんでもないただの中年の日記です。

昨夜は『ガリゲル』収録終わりに、オリラジ中田と田村Pと酒。

「お客さんとダイレクトに繋がれる時代に、皆が言う『業界から干される』の意味がわかんねーんだけど」

と言ったところ、オリラジ中田から

「西野さんはもう業界から干され終わってるんです。だから分からないのです」

と懇切丁寧に説明されて、死ぬほど笑った。
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干され終わった僕の身体には、もう水分が残っていないらしく、これ以上、干しようがないらしい。
初めて知ったぜ。
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中田とは『サーカス!』という学校(プレゼン)イベントをやっている。
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毎度、チケット(500枚)は即完。
楽しいことの方が学びの吸収率が良いことは皆知っている。
「ならば『学校』こそ最大限に楽しい化すべきだ!」と、音響、照明、空間作りから徹底的に。コンセプトは『世界一おもしろい学校』だ。
詳しくはコチラ↓

中田は毎度、大トリで登場。
日本トップクラスのプレゼン力で、会場を沸かせに沸かせる。
その後、『しくじり先生』や『アメトーーク』にトレースしたので、その実力は皆さんの知るところ。素晴らしい才能だと思う。

『サーカス!』は今、複数の企業さんから協賛の話をいただいていて、2000人キャパの会場での開催の話も上がっているが、僕的にはいつもの円形劇場が好きなので、このままの形で続けると思う。

お客さんからは「次は、いつ開催ですか?」と急かされるが、中田は『PERFECT HUMAN』で忙しかったし、僕は『えんとつ町のプペル』で忙しかった。

とはいえ、せっかく皆様に喜んでもらっているコンテンツなので、昨夜は中田と「そろそろサーカス!をやります?」という話をした。
スケジュールを調整して必ず開催しますので、しばしお待ちを。

それにしても昨日は楽しかったな。
田は喋れば喋るほど頭が良いのかバカなのか分からなくなるけど、一年目の頃からずっと可愛い。
おたがいオッサンになりました(*^^*)
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『革命のファンファーレ』のクラウドファンディングはコチラ↓










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