月別アーカイブ / 2017年04月

『プロジェクトX ~挑戦者たち~』みたいなタイトルにしてみました。
西野です。こんにちは。


『ハード』と『ソフト』という言葉があります。
分かりやすく言うと、
ハードは、『ファミリーコンピューター(任天堂)』で、
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ソフトは、『スーパーマリオブラザーズ(任天堂)』です。
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このことを踏まえて、今回のお話。

「とにもかくにもタレントは露出正義!」でデビュー当時から全力疾走を続け、途中、梶原氏の全力失踪で全ての仕事を失いましたが、そこから再チャレンジ、"認知タレント"としては25歳でピークを迎えました。

そこで見た景色というのが、まあまあの絶望でして、「しまった。この道の先に『逆転』が待ってないじゃん」状態。

気がつきゃ、僕は、
「『ファミリースタジアム(ナムコ)』よりも…
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『…熱血硬派くにおくん(テクノスジャパン)』だ!」
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「いやいや、『熱血硬派くにおくん(テクノスジャパン)』よりも『ドラコンクエスト(エニックス)』だ!」
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といった感じで、ソフト作りの競争を繰り返していて、"より良いソフトになる"努力を繰り返していました。

もちろん"良いソフト"になれば、その分、自分の取り分が増えるのですが、同時にハードに支払う"みかじめ料"も増えてしまいます。
ナムコが努力すればするほど、テクノスジャパンが努力すればするほど、エニックスが努力すればするほど、任天堂が大きくなるというわけです。
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その頃から、番組プロデューサーやディレクターや構成作家さんが口にする、「あのタレントは使いやすい」「あのタレントは使いにくい」という言葉に違和感を覚えるようになりました。

また、元々芸人をやっていて、漫才やコントで思ったような結果が出せず、芸人を廃業し、構成作家に転職された方々が、2~3年もすると、「あの芸人は使いにくい」という言葉を口にしているのに、さらに違和感。

「使いやすいタレント=ハードの後押しをする人」であるから、「『逆転』から一番離れた場所に向かっちゃうじゃーん」です。

そしてタレントは、スタッフから嫌われてしまうと仕事が無くなるので、「使いやすいタレント(より良いソフト)」になる努力を始めます。
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しかし、その努力量が大きければ大きいほど、ハードに支払っている"みかじめ料"は増え、ハードが潤います。

ここでいう『ハード』は、芸能界のBIG3だとか、その辺りの方々の顔を思い浮かべていただいて、大方間違いはないと思います。
つまり、「BIG3を巨大化させているのは僕たちだ」という話です。
…くれぐれも言っておきますが、これはスタッフ批判でも、BIG3批判でもなく、「構造上、逆転できなくなっている」という説明です。

「それでも御飯を食べていけたら幸せ」と考えるタレントさんもいらっしゃいますが(それも正しいと思います)、キングコング西野の欲はオシャレなパフェよりも深く、
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一番にならないと気が済みません。

あと、最終的にソコに辿り着かないと、日本一嫌われている芸人を応援していると世間から冷たい視線を浴びるので、「西野ファンだ!」と堂々と名乗り出ることができない隠れキリシタン的西野ファンに申し訳ないというのがあります。

ちなみに、キングコング西野の隠れキリシタン的ファンは、僕の顔写真を堂々と踏みます。
炎上時に燃料を投下するのは、だいたいコイツらです。糞がっ!くたばれっ!

話を戻します。

他のタレントさんは、逆転できない構造であることを理解した上で、折り合いをつけて前に進んでいらっしゃるのかもしれませんが、
僕ときたらモーレツに頭が悪いので、一旦、誰よりも露出してみないと、「これ、逆転できねぇ構造じゃん」と気づかなかったわけです。

とは言っても、当時、まだ25歳。
いくらでも巻き返せる時間はあります。

逆転が生まれない原因は「ソフト作りに注いだ時間が、ハードのポイントとして加算されているから」ということが分かったので、任天堂よろしく、「ソフトとハードの両方を作ろう」と決めました。
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「ファミコンのソフトを作るのを辞めて、まずは『プレイステーション』というものを作って、その対応ソフトを…」という作業の始まりです。

そういった作業を始めると、「お前イタイな」とか「空気を読めよ」という声が矢継ぎ早に飛んでくるのですが、無視無視。
僕はファミコンのソフトを作ることを辞めちゃったので、方向性の折り合いがつかなくて当然。
「どちらかが間違っている」というレベルの話ではないと僕は思っています。

自分が作るハードが、自分のハード作りの努力が正しいか正しくないかは、後々、歴史が証明してくれます。
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(※これはこれで好きだったPCエンジン)

ここで、話は芸能界から『絵本作り』に飛ぶのですが、少し長くなったので、2回に分けさせてください。
後半へ続く。後半は→コチラ
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【お知らせ】
『えんとつ町のプペル 光る絵本展in大阪(入場無料)』の開催が決定しました。コチラ↓
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エイプリルフールの被害者が後を経たない。

SNSを使って「結婚します」と発表、
その数時間後に「嘘でした~」とネタをバラシ、地獄的空気を撒き散らしておられる。
驚くことに、誰一人として『エイプリルフール』を上手く使えていないのだ。

それもそのはず。
「嘘をついていい日」という"フリ"は、あまりにも難しい。
よく、お笑いの基本は『緊張と緩和』と言われるが、「嘘をついていい日」は、すでに緩和されている状態で、「ボケてください」と言われて、ボケようなものだ。

そんな中、NSC(吉本興業の養成所)の講師陣から、「20年に一人の天才」と呼ばれた鬼天才のキングコング西野が、ついにエイプリルフールの突破口を見つけた。

それは、
「セックスさせてください。大丈夫!もし周りから何か言われても、『あれはエイプリルフールの嘘なんです』と言えるから」
という見事な論法だ。

過去、ここまで見事に「エイプリルフールの嘘」を活用した人間がいただろうか?
これは面白そうだし、生放送でお届けしよう。
生放送中にアイドルとセックスをしよう。

思い立ったが吉日。
お願いしたらセックスをさせてくれそうな熊切あさ美さんにオファーを出し、生放送(エイプリルフール当日)でお願いすることに。
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ところが、熊切ときたら、まるでセックスをさせてくれないのだ。
その理由が、「西野さんとはしたくない!」の一点張り。

アホなのだろう。
(セックス)したくないも何も、僕とセックスをしたところで「あれは嘘だった」と友達には言えるし、「西野さんとセックスはしたけれど、あのセックスはエイプリルフールの嘘だ」と自分を納得させられるというのに、まるでエイプリルフールの構造を理解していない。

どれだけ説明しても理解しないもんだから、ついに熊切の手を引っ張って、渋谷のラブホ前で土下座。
「エイプリルフールとか、もうどうでもええから、俺とセックスしてつかぁさい!」
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あえなく撃沈である。

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これほど、後光が射し神々しい土下座が過去にあっただろうか?

結果、熊切とはセックスができず、
生放送を観ていた視聴者からはゲロ吐くほど嫌われた。

そんな因縁の熊切あさ美(セックスさせてくれないケチ女)と久々の共演だ。
『エゴサーチTV』、是非ご覧ください。
視聴予約は→コチラ





















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昨年、『えんとつ町のプペル』のプロモーションの一つとして、会社(吉本や幻冬舎)ではなく、個人で毎日新聞の一面を買いました。
(個人で買えるんだね)

もう皆、スマホを持っているし、気になったことは自分で調べられる時代なので、発売日や値段などの情報をとやかく書くのはやめて、絵本のタイトルと僕の名前だけ載せました。
情報を載せることよりも、"情報を調べたくならせる"ことの方が遥かに広告効果があると判断しました。
そして、
ニュースを出すことよりも、"ニュースになる"ことの方が遥かに広告効果があると判断しました。

結果、この新聞は、テレビやラジオやネットといった各メディアで取り上げられて、本当にたくさんの方に届けることができました。

そのことが評価され、今回、第84回毎日広告デザイン賞(部門賞)なるものをいただきました。
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トロフィーにはバッチリと『にしのあきひろ殿』と記されております。

ここで、一つ問題が。

昨日、東京で授賞式があったのですが、私の身体は大阪。
なんと、お仕事で授賞式に参加することができなかったのです。
とはいえ、「貰えるもんは、もろとけ」と新世界に住んでいた頃にホームレスの親父さんから教わったので、もろとかねばなりません。

というわけで、影武者の登場です。
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新聞の一面をデザインしてくださったハヤシコウさん(『えんとつ町のプペル』のタイトルロゴも、この人)に、"にしのあきひろ殿"になっていただくことに。

バレないか心配でしたが、授賞式に立ち会ったスタッフから送られてきた写真を見るかぎりは、バレていない様子です。
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すっかり溶け込んでおります。
右から4番目が"にしのあきひろ殿"ですね↓
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なるほど、ここまで堂々としていると、"にしのあきひろ殿"に見えてくるものなんですね。

ちなみに、以前、何かのアートイベントで何かの賞をいただいた時は、僕はバーベキューの予定が入っていたので、影武者としてホームレス小谷君に出席してもらいました。
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この時もバレなかったらしいので、意外と"にしのあきひろ殿"は誰でもいけるのかもしれません。

今度は、この人に"にしのあきひろ殿"の影武者をお願いしようかと思っております。
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どこまでいけるか挑戦です。


トロフィーや表彰状を貰うと、母ちゃんが喜ぶので、嬉しいです。
いつもありがとうございます。





クラウドファンディングに挑戦中です。












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