女には分かるまい。
オシッコをしていたら、尿道の先が詰まっているのか(詳しい原因は未だ解明されていない)、オシッコが二手に分かれてしまうことがある。
でもって、分かれ方がキツイ場合は、左右どちらのオシッコも便器の場外に飛び出し甚大な被害をもたらす。
すぐにオシッコを止めて、発射位置を下げて(腰を下ろして)、再始動すれば済む話なのだが、男というのは不精な生き物で、毎度何を血迷っているのか、水圧を上げて、オシッコの力だけで尿道の先の詰まりをスポンッ!と抜きたくなる。
しかし、その作戦が功を奏したことはこれまで1度としてなく、あいかわらず尿道の先の詰まったまま、場外に飛び出した尿量が増え、便器の左右は水地獄と化す。
信じられないかもしれないが、1度として成功したことがないのに、毎度、水圧スポンッに挑戦をしてしまうのだ。
科学するに、男という生き物は"ペースメーカーでありたい"という願望が強く、「尿道の先の詰まりなんぞにペースを握られるわけにはいくまい」と己の手や、腰の移動を封印し、水圧スポンッでどうにかしようとするのである。
「空気を読む」が全盛の時代にあって、我が道を進む芸能界唯一の男の中の男たる西野ともなると、その想いは常人の千倍で、今朝も便器の左右は水地獄と化した。
これまで「知るか」で生きてきた。
結婚?知るか。
不倫?知るか。
好感度?知るか。
空気を読む?知るか。
平日、休日?知るか。
どこかの誰かが作ったルールなんぞは無視無視無視の天上天下唯我独尊を地で行っている。
他人のペースで生きてなるものか、と、
本日3月31日というド平日のワケのわからないタイミングで、長期バカンスに突入することに決めた。。
今からイタリアに行ってきます。
サヨウナラ。
絵本『えんとつ町のプペル』のサイン本(配送します)をお求めの方は→コチラ