月別アーカイブ / 2016年12月

作り手が本を売りたいタイミングと、買い手が本を買いたいタイミングは必ずしも合致するわけではないでしょ?
本屋さんに平積みされている時に欲しい人もいれば、制作途中に欲しい人もいる。

それなのに、発売から1~2週間、本屋さんに平積みされ、まもなく縦に置かれて、まもなく売り場から姿を消し、
「それならば、前もって…」とAmazon先生に頼りたいところだが、さすがのAmazon先生も、3ヶ月前からしか予約を受け付けていない。
発売3ヶ月前から発売後の1~2週間…本は、この期間内に売らなければ(結果を出さなければ)ならないのだ。

これって、売る側の都合でしかなくない?
買いたい人が、そのタイミングで欲しいとは限らないのだもの。

僕の絵本の場合、制作に数年かかってしまう。
制作初日に「買いたい」と思ってくれる人もいるわけだ。
そして、僕は「どのタイミングでもいいので、売りたい」と思っている。
それが、たったAmazonの都合や、たった本屋さんの都合で《届かない》なんておかしいじゃないか。

そう思って、『えんとつ町のプペル』は予約販売サイトを自分で立ち上げ、かなり前段階から販売した。

※販売サイトはコチラ↓
絵本『えんとつ町のプペル』(サイン入り・送料込み) | おとぎ商店 on the BASE
※入金確認後まもなく、システム上「商品を発送しました」というメールが届きますが、商品は発送の手配が済み次第のお届けとなります。くれぐれも、ご了承いただいた上、お申し込みください。※商品のご購入から5日以内に入金が確認できないとキャンセルとなります。尚、領収証は出せません。ご了承ください。※書店やAmazon等でお買い求めいただいた方が(サインは入りませんが)お安くなりますので、そちらもご検討ください。こちらの売り上げは、『えんとつ町のプペル』の海外普及に使わせていただきます。【あらすじ】煙突だらけの『えんとつ町』では、そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。黒い煙でモックモク。黒い煙に覆われた『えんとつ町』の住人は、青い空を知りやしない。輝く星を知りやしない。そんな町に生きるゴミ人間と、親を亡くした少年のもとに起こる奇跡の物語…・・・・・現在制作中の西野亮廣の最新作『えんとつ町のプペル(サイン入り)』です。
nishino.thebase.in

クラウドファンディングのリターンでも絵本を出して、事実上の予約販売をした。


絵本は1万部でヒットと言われるような小さな世界で、出版社も「初版は1万部」と言ってきたので、「僕が1万冊買って、発売日までに1万部売るので、初版は3万部にしてください」と、かけあった。

そんなこんなで、結構なハイペースで、これぐらいの絵本が自宅に届いた。
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自分で立ち上げた販売サイトで予約を受け付け、連日、数百冊にサインを入れて、レターパックに詰め込んで、送った。
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『えんとつ町のプペル』は本気で売ってやろうと思って、初版部数を上げる為に、個人で1万冊以上を買い取り、そして発売日までに1万冊以上の予約をとりつけ、1万冊以上を売り切った。

領収書の一部がコチラ↓
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(キングコング西野のInstagramより)

1725万8724円というバカみたいな数字だ。
ちなみに、この後に、650万円ぐらいの領収書が続く。

1万冊売れる確約がとれていたわけじゃないんだけれど、まず「1万冊買い取ります」と言ってみた。

覚悟だよね。
絶対に売ってやろうと思った。

そのことをFacebookに書いたら、日刊スポーツさんがすぐに反応して、『自作自演』という記事を出された。
………………………
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……………………

「作られたヒット」というミスリードだよね。
レコード会社とかが、たまにやってる『自社買い』という同じように扱い、ネット民を煽ったわけだ。

自分で販売サイトを立ち上げて、自分で売ったことを、『自作自演』と表現しちゃったわけだ。

リテラシーのない人は、見事に真に受けて、「なんだよ!自分で買って、『ヒットした』とか言ってんのかよ!西野サイテー!」とギャーギャー反応する。

そんなことをしても、
僕にしてみれば絵本が取り扱われた時点でプラスでしかないし、
何より、
事実をねじ曲げて、
誤解が生まれるようにリードをして、
ネガティブ葉を混ぜで、
少しでもPV数を稼ごうとする日刊スポーツの浅ましさよ。

「西野はサイテーだー!燃やせ燃やせー!」という偏差値ゼロの2ちゃんねらーみたいなことをするんじゃなくて、プロの記者なんだったら、「こういう、本の売り方もある」という選択肢を面白がった方がいい。

ネガティブ記事でPV数を稼ぐのは、そして、そのやり方が癖になってしまうのは、長い目で見た時に損失でしかないから。

もっともっと俯瞰で物事を見たときに、たとえ他人が提示した(他人の手柄になる)ものであろうと、そこに新しい選択肢か生まれ、根付いた方が、巡り巡って、自分にとってプラスになるから。
だから、前に進んだ方がいいよ。

日刊スポーツさん、頑張って。



【Amazon】
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SHOWROOMの怒濤の24時間生配信が終わった。
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年末の超ドタバタ時期に突如決定した24時間生配信。
当然、「24時間生配信に備えて、前日は緩めの…」といったスケジュールが組めるハズもなく、結果、2徹(2日連続徹夜)明け。
寸前まで沖縄にいて、羽田空港到着5分後には番組がスタート。いきなり満身創痍だった。

途中、総合MCが精根尽き果て、生配信中に爆睡してしまうという大失態を犯す。
画面に映っているのは、総合MCのブザマな寝顔だけで、あとは何の情報もない。

しかし、ここでSHOWROOMの魅力が爆発。
画面に映る総合MCが爆睡して何もしないもんだから、ついにはお客さんが立ち上がり、お客さん同士で会話を始め、総合MC(私です)に寝起きドッキリを仕掛けはじめたのだった。

ママが酔い潰れてしまったから、お客さんが「仕方ねぇなぁ」と店の手伝いを始める…そんなスナックのような光景が繰り広げられたのだ。

SHOWROOMの構造上、お客さんは能動的で、それは、国民一人一人が情報を発信できるようになった1億総クリエイター時代に、バチコンッ!とハマっている。

クリエイター(仕事で発信する人)と、セカンドクリエイター(趣味で発信する人)しかいない…つまり、クリエイターしかいない時代に価値を持つのは、間違いなく『待ち合わせ場所』だ。

スナックもSHOWROOMも、寺や神社やホームレス小谷も、『待ち合わせ場所』として見事に機能していて、今の時代を確実に捉えている。

番組の最後でSHOWROOMの前田さんから、「次回は48時間で」と告げられ、「っざけんなよ!」と言いつつも、最高だ、と思った。

理由は、一人の人間が48時間もブッ通しで、フルのパフォーマンスをすることは物理的に不可能だから。
つまり、お客さんが頑張らないと48時間生放送は成立しないのだ。

素晴らしい。本当に。


機能している待ち合わせ場所は、いつも不完全だ。

上手く回転しているスナックは、ママが少し抜けていて、お客さんが頑張らないといけないから、お客さん同士の会話が生まれる。

お地蔵さんもハチ公も、そこに突っ立っているだけで、べつだん何もしない。
何かをするのは、そこに集まった人達だ。

ホームレス小谷もそう。
アイツは、ずっと「ええやん」「やるやん」と言うだけ。アイツのパフォーマンスには、誰も1ミリも期待していないから、頑張るのは、いつもコッチだ。

待ち合わせ場所が情報を発信してしまうと、お客さんは黙らざるをえない。結果、そこに集まった人の横の繋がりを奪ってしまう。過度のサービスはコミュニケーションを殺すのだ。結果、待ち合わせ場所として機能しなくなる。

機能している待ち合わせ場所はいつも不完全で、そこには愛される欠陥がある。
効率を求める《ロボット》には、一生理解できない人間の強みだ。

どうだろう?

こうやって書くと、西野の爆睡が「実は計算なのではないか?」と思えてこないだろうか?
「もしかしたら、西野ッチったら、皆のために、寝たフリをしてくれたのかな?」と思えてこないだろうか?

私が、計算で寝たのか、それとも番組の為に天然で寝たのかは、皆さんのご想像にお任せする。

ただ一つ言えることは、いつの間にか、顔面が激しくスベっていたということだ。
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【Amazon】
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今夜9時からは『SHOWROOM』3周年記念、24時間生配信である。
総合MCを仰せつかった私は、無論、24時間フル稼働だ。
聞けば、途中に2時間ドラマが流れて、その間に仮眠をとれたりすることもなく、本当に24時間出っぱなしである。

ただ、今回の24時間生配信は【数ヶ月前から決まっていて、スケジュールを調整して…」といった懇切丁寧な運びではなく、数週間前に、「年末、なんとか24時間確保できないか?」と言われ、前後の仕事をギュキュッとズラして、間に入っていた仕事を別日にズラして、なんとか力技で確保した『24時間』である。

現在、プチブレイク中なので、これはもう、本当に強引に時間を確保したのだ。
そのため、24時間生配信の前後のスケジュールにゆとりがない。

事実、21時から配信がスタートするわけだが、今日は沖縄で働いている私が羽田空港に着くのが、20時50分だ。
飛行機が少しでも遅延しようものなら、冒頭から総合MC不在の放送事故である。

くわえて、締切に追われ、昨日と一昨日が徹夜になってしまったのは何を隠そう、この私だ。
現在、地獄的な睡魔に襲われている。

地獄的な睡魔に襲われながら、24時間の生配信に突入する。
そして、ドラマの裏でコッソリ仮眠することもできない。

こうなったら、仕方あるまい。


私は、生配信中に堂々と寝る。

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総合MCだろうが、
誰が何を言おうが関係ない。

私は生配信中に寝る!
絶対に寝る!!

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いろんなゲストの方が出られるみたいだが、都合の良いことに、タイムスケジュールを見ると、深夜1時からは『西野飲み会』となっている。
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お友達以外は知らないだろうが、飲み会の西野は、とにかく、よく眠るのだ。
赤ちゃんぐらい眠るのだ。

ならば、その普段の様子をソックリそのままお届けしようではないか。
途中、シークレットゲストとやらが来ようが、総合MCが睡眠中の為、お一人で頑張っていただく。
3人組が来たら、3人で頑張っていただく。
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ゲストが来た時に俺が眠っていたら、コメントで事情を伝えてやってくれ!


もう決めた!

俺は寝るぞ!

今夜、生配信中に寝るぞ!!

だって眠いんだもん!!

どうなっても知らないからな!

メリークリスマス!!
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SHOWROOM















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