月別アーカイブ / 2016年09月

ご存知の方も多いかとは思いますが、
現在、秋(11月3日~30日)にある私の個展『えんとつ町のプペル展』を無料開催にすべく、クラウドファンディング中でございます。
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(キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい)

スタート5日目で、支援者は2000人を超え、支援額は、まもなく700万円。
一見、ものすごく上手くいっているように見えますが、『絵本の完成品』など、リターンにお金がかかってしまうものばかりなので、こう見えて、大赤字で、今のままでは即死してしまいます。

加えて、先日もお伝えしましたが、個展会場で描く『似顔絵』のリターンを限定にすることを忘れていて、こう。
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たまらず、『似顔絵のリターンは買うな!』という悲痛な叫びをブログにアップしたところ、直後に似顔絵のリターンの購入者が一気に増えて、今は、こう。
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『オンラインSM』とでも言いましょうか、
『ダチョウ倶楽部』とでも言いましょうか、
とにかく、「買うな!」は「買ってください!」の合図ではないことを重ねてお伝えいたします。
お笑いのセオリーを持ち込まないでください。
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さて、そんな、お騒がせなクラウドファンディングですが、これまで集めた金額も、おそらく挑戦回数も、日本国内、個人では僕が一番だと思います。
おかげで傾向と対策は誰よりも熟知しております。

そんなクラウドファンディング名人から、今日は、最新の『上手なクラウドファンディングの付き合い方』をお話したいと思います。
おもくそ感謝してください。


まず、
『クレジットカード』という名称が全て説明してくれていますが、お金の正体は『信用(クレジット)』なので、信用がないことには、どうにもなりません。
「お金をください」という、あまり口にしたくない言葉を文章やスタッフに言わせてしまうと、信用が遠のいてしまいますから、それはプロジェクトオーナーの口からキチンと言った方がいいでしょう。


よっぽどの場合を除いて、SNSは拡散装置としては数年前に死んでますから、【拡散希望】という仕組みに過度の期待をせず、SNSを使うにしても、1対1のツールとして使った方が効率が良いと思います。


企画が立ち上がることも大切ですが、その企画が続くことも大切です。
そのことを考えると、クラウドファンディングを資金調達のツールとするのではなく、『共犯者作り』のツールとした方がいいでしょう。
リターンに「スタッフになって働ける権」というのがあってもいいかもしれません。
僕はよく、この手を使います。


クラウドファンディングでの資金繰りをニュースにすることで、自分のプロジェクトを知ってもらう…つまり、告知媒体としても活用できるでしょう。
たとえば「まもなく支援総額100万円!」とツイートして、「100万円集まる企画って、どんなの?ちょっと見てみよう」という流れ。



…まぁ、この辺りのことは新刊『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』に全部書いているので、読んでみてください。
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今、ものすごく売れていて、Amazonや楽天ブックスでも買えないみたいで、ここなら買えるみたいなので、是非→スタンダードブックストア




クラウドファンディングに話を戻します。

クラウドファンディングは国内だけでも、いろんなサイトがありますが、どこも手数料は調達資金の15%~20%といったところ。

仮に100万円集まったら、20万円がサイトに持っていかれるわけですから、これは、なかなか痛手です。

そのことを考えると、今なら、僕も使っている『CAMPFIRE』は、手数料が5%と極端に安く、加えて、サイトそのものの閲覧数も高いので、かなりイイいいと思います。

ただ、手軽にできる分、CAMPFIREは、リターンの値段が3000円からしか設定できないので、支援者にも負担をかけてしまうことになり、たとえば「100円だったら支援してもいいよ」というライトな支援者を取りこぼしてしまいます。

そこで、オススメは『BASE』との組み合わせです。

BASEは30秒で自分のネットショップが作れるサイトで、僕も利用しています。
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ここだと50円から商品を出せますから、「手数料が安いからCAMPFIREを使いたいけど、手軽に応援できるような、3000円以下のリターンも用意したいんだよな」という方は、BASEでネットショップを立ち上げて、『CAMPFIRE×BASE』で支援を募るのがいいでしょう。

実は今回の僕のクラウドファンディングも、3000円以下のリターンを用意したかったので、一部はBASEで販売しております。
BASEでの売り上げを、CAMPFIREで集まった支援に加えて、それを個展制作費用とするつもりです。
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『ブロードキャスト房野がキンコン西野に歴史の面白さを教えて、あわよくば自分の書籍を買わせるライブ』



クラウドファンディングやBASE、
利用する、利用しないは、ご自身で決めればいいと思うのですが、選択肢として持っておいて損はないと思います。
学校の先生は教えてくれないだろうから、僕からお伝えしました。


以上、最新の『上手なクラウドファンディングの付き合い方』でした。


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『えんとつ町のプペル展』の支援はまだまだ募集中でございます。
是非、サイトを覗いてみてください。

キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい!


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新刊『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』の売り上げが好調で、発売から一ヶ月間ほどタレント本ランキング1位。
《嫌われ芸人》にしてみれば営業妨害ともとれる結果です。


発売三日後には書店から姿を消し、すぐに重版。またまた重版。
またまたまた重版が決まり、
発売から1ヶ月で4刷目。
ありがとうございます。



『はねるのトびら』がゴールデンタイムで毎週20%をとり、各局で朝から晩まで冠番組を持ち、『売れっ子だけれど、時代を変えるスターではない』という現実を突きつけられて、それでも諦めたくなかったので、テレビの外に飛び出した25歳。

芸人のライフラインとも呼べる『ひな段』を断ち、
「なんで芸人のクセに絵本なんて描いてんだよ」と世間の皆様や同業者から執拗に叩かれながら絵本を描き、
「最近、テレビで見ないね」と嘲笑されながら、作業場にこもり作品を作り、そして、その作品を届ける作業を繰り返していました。
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そこには『道』なんてなくて、
絵本の描き方も、
絵本の売り方も、
人の集め方も、
お金の集め方も、
企画の作り方も、
企画の通し方も、すべて手探り。

仮説を立て、実験し、失敗して、やり直し。
「ならば、これはどうだ?」と、また仮説を立て、実験し、失敗して、やり直し…

『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』(主婦と生活社)は僕の実験結果をまとめた実験ノートで、
僕と同じように外に飛び出した方、これから外に飛び出す方に向けて書かせていただきました。

 

本の中では「これからの時代の稼ぎ方」や「そもそも、お金ってナンダ?」といった、『お金』の話にもガッツリ触れていて、その中で僕は、

「お金は信用を数値化したものだから、【お金稼ぎ】は後回しにして、まずは【信用稼ぎ】をした方が効率が良い」 

と書きました。


オンラインサロンやクラウドファンディング…
マネタイズの方法は、今の時代、いくらでもあるから、入り口でお金をとらず、まずは目の前にいるお客さんを喜ばせろ、と。
そこで信用されれば、あとで回収できるから。

「【信用される者】と書いて【儲ける】」…昔から綺麗事のように言われていた言葉が、それこそオンラインサロンやクラウドファンディングのおかげで、今、たしかな説得力を持っています。


ちなみに今、11月に開催する個展『えんとつ町のプペル展』の開催費用をクラウドファンディングで募っています。
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(キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい)

クラウドファンディング立ち上げ4日目で、
支援総額は550万円を超え、支援者数は1600人を超えました。

つまり、こういうことで、
今回のクラウドファンディングで僕が何をしたかというと何もしていないのですが、では、この数字はどこから出てきたかというと、これまでの積み重ねてきた【信用】だと思います。
「これまでドキドキさせてもらってきたから」
「西野なら、やってくれるんだろ?」
といった。

自分で言っちゃ世話ないですが、でも僕は25歳の頃から、ずっとその関係でお客さんと向き合ってきましたし、「とにかく、ここからの時代は信用が力を持つ」ということを『魔法のコンパス』に書きました。
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その『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』を出版した出版社【主婦と生活社】がアホすぎるので、ここに綴っておきたいと思います。
僕の考えと主婦と生活社の考えが一緒だと思われると困るので。

問題は、主婦と生活社の公式アカウントで呟かれたこのツイート。

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…あのね、主婦と生活社さん。


発売直後に売り切れで、初版の部数を読み誤ったことはどうでもいいですよ。
作者としては思うところは確かにありますが、しかし、こればっかりは出してみないと分からないことですし、売れ残った場合の赤字を背負うのは出版社ですから、そこに関しては僕は踏み込めません。

2刷目が店頭に並ぶ前に、3刷目が決まり…つまり、2刷目の部数を読み誤ったことも、そのことで、発売からずーっと売り切れが続いてしまったことも、正直、僕は「何してんだよっ!」と腹が立ちましたが、それもこれも我慢します。
「『魔法のコンパス』置いてますよー」という書店さんのツイートを探して、リツイートします。
1日中エゴサーチを続けて、「すみません!ここなら買えます!」と、お客さんにアナウンスし続けます。 


ただ、これだけは言わせてください。

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品薄状況が続いて嬉しい悲鳴を上げているのは、あなた方だけで、
そのことで本が買えなかった人達…つまり、あなた方が一番大切にしなきゃいけない人達は悲しい悲鳴を上げてるんです。

バンザイしたい気持ちも分かります。
でも、その裏でね、
Amazonにも楽天にも置いてないから、何軒も本屋さんを回って、それでも見つけられなくて、半日潰してしまった人がいるんです。

あなた方の生活を支えてくれるお客さんの時間を、こちら側の都合で奪ってしまったんです。

それに対する罪の意識が低いのはプロとしては死活問題だし、公式ツイートで「嬉しい悲鳴!」と呟けてしまうデリカシーの無さ…つまるところ、優しくないんだよ。
自分のことしか考えていない。
そりゃ、電子書籍に流れるよ。

せっかく一緒に作った本なので、一冊でも多く届けたいという気持ちは僕も一緒です。
本が売れると嬉しいです。

ただ、僕は、品薄の状態が続いているのは、みっともないことで、本当に申し訳ないことだと思っているので、そこは賛同しません。
『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』が一人でも多くの方の手に渡るよう祈っておりますし、ひき続き行動します。
今後とも宜しくお願い致します。


そして、『魔法のコンパス』を探しまわってくださった方へ。

本当にすみませんでした。
今なら、楽天ブックスの方に在庫があります。
僕も出版社も一生懸命作った本なので、手にとっていただけると嬉しいです。


【楽天ブックス】
『魔法のコンパス ~道なき道の歩き方~』(主婦と生活社)

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個展『えんとつ町のプペル展』を無料開催すべく立ち上げたクラウドファンディングですが、4日目にして500万円突破。
支援者数は1500人を超え、大変な反響です。
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(えんとつ町のプペル展のクラウドファンディング)

反撃の狼煙を上げ、数年間耐えに耐えた分を、『えんとつ町のプペル』で一気に放出させていただこうと思っておりますもんで、これは本当にありがたい反響なのですが、しかし!

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ものすごいお金が集まっているようですが、ほとんどのリターンに『絵本の完成品』が含まれておりますもので、絵本そのものの値段や送料なんぞを差っ引きますと、個展制作費として使えるお金は、実はまだまだ足りないのです。

加えて!

当初は30㎝×30㎝のライトボックス(光る絵)を予定していたのですが、ここにきて、60㎝×60㎝のライトボックスを作れることが分かり、美術のハヤシコウさんにイメージ図を出してもらったところ、絶対に60㎝の方がいいじゃん的状況。
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分かってますよ。
これ、作ろうと思ったら、メチャクチャお金がかかるんでしょ?

でも、絶対に全点(41ページ分)、この60㎝角のライトボックスの方が感動するに決まってるんです!
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それはもう、誰も見たことのない景色であることに違いないのです。
そして、それを無料でお届けするのです!

その為には、まだまだまだまだ資金繰りを頑張らねばなりません。
やりますよ、アタシ!!
今日中に、11月3日の夜にギャラリー内で開催する『ギター発表会』のリターンを追加しますので、是非!!
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そんな中。


私、やってしまいました。。


完全にやってしまっておるのです。。。



クラウドファンディングの『リターン』というのは個数を指定できてですね、限定にすることで価値を出すものもあれば、物理的に、その個数以上は対応できないから、数に限りを作るのです。
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↑この生電話のリターンは物理的な問題から個数を指定させていただいて、ありがたいことにSOLD OUT。

中には、動画のリターンもありまして、それだと本人稼働ではないので、個数を無制限にしております。



さて、問題はここから。

昨日、スタッフから、ギャラリー内で描く『似顔絵』のリターンの件で、「これ、本当に対応していただけるんですか?」と連絡がありました。
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「似顔絵? 描くに決まってるじゃないですか!わざわざ個展に足を運んでくださるんですよ? 僕なんかが描く似顔絵で喜んでくださるなら本望です。10枚でも20枚でも、描きますよ!」

この言葉には嘘はなく、たったそれだけのことで、10人、20人が喜んでくれるのであれば、僕はやるのです。
そういうことをやる男なのです。

ところが、その後に、スタッフから返ってきた言葉に、鼻血と大便が吹き出しました。



「いや、でも西野さん。購入者の数が…」


「かず?」


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ん?


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942人??





あ。



しまった。。



個数を指定するの忘れてた。

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やっちまったよ、畜生め!!




おい、どうすんだよっ!!!


なんで、誰も言ってくれなかったんだよっ!!





死ぬぞ!!

これ、死ぬやつやぞ!!!!



ギャラリーにフラッと顔を出して、落ち着いたトーンで「ゆっくりしていってください」
と声をかけて、大作家先生をやるつもりだったのに、942人の似顔絵やと!!?

似顔絵描く用にスケジュールを切らねーと、間に合わねーやつじゃねぇか!!!
何日間も、猛スピードでペンを走らせてないと間に合わねーやつじゃねぇか!! 

どうすんだよ、これ!!!

っざけんじゃねーぞ!!!!



たのむ!!


もう似顔絵は勘弁してくれやっ!!!



今日中に『ギター発表会』のリターンを出すから、『えんとつ町のプペル展』を支援するなら、そっちにしてくれ!!


「なんで、芸人がギターを弾いてんだよ?」
と、今、言おうとしたな!!?


うるせー!!黙れ、どブスfeaturingタコ壺まみれ!!


死ぬんだよ!!!
このままだと俺は似顔絵を描いて死んじゃうんだよ!!!
利き腕が終わるんだよ!!!


助けてくれや!!

畜生め!!!


完全にやっちまった!!!!




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(ご支援はコチラ↓)
キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい



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