入金のタイムラグの関係で、まだ数字に反映されていないが、新しくスタートさせたクラウドファンディングの支援額が開始2日で2000万円を突破した。
これは、今秋に出るビジネス書『革命のファンファーレ~現代のお金と広告戦略~』の広告の一環。

ビジネスの講演会のオファーをオープンな場で受けて、オファー数(現役ビジネスマンからの信用)を可視化することで、ビジネス書の信用を得ようというもの。

この本には、よく言われている「お金は信用を数値化したもの」をもとに、では「いかに信用を得て、いかに数値化するか?」も書いた。
副題にある『現代のお金』にあたる部分だ。

「こうすれば信用を勝ち取れて、こうすれば数値化(お金化)できますよ」と書いたんだけど、そこは、この2日間のクラウドファンディングで証明できたと思う。

あとは『モノの売り方』についても書いたので、過去の実績ではなく、この本の売り上げでもってその内容を証明する。
『革命のファンファーレ ~現代のお金と広告戦略~』は確実に10万部を売る。
あと何個か仕掛けが必要だけれど、じゅうぶん射程圏内だと思う。

ちなみに、クラウドファンディングのリターンで、ドサクサに紛れて、まだ書き終わってもいない本の予約販売(サイン本)をしているので、興味がある方は是非。
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現在、まだ書き終わってもいない『革命のファンファーレ ~現代のお金と広告戦略~』には約5000冊の予約が入っている。
いくつか出版社からお話をいただいていて、初版2万部を提示してこられた出版社が数社あったが、こちらはお断りすることに決めた。
発売直後の品切れほど苛立たしいものはない。
どこも条件が合わなかったら、自分で(友達と)出版社を立ち上げて出す。

本気で作って、本気で届ける。


別件ですが、チャリティーオークションに参加しました。売り上げは被災地に送られるそうです。
一点かぎりの『えんとつ町のプペル』トートバッグ。







関西地方が記録的大雨に見舞われた昨日、僕は関西にいて、夜には東京に戻らなければならなかった。
夜7時に仕事が終わり、その時点では雨も上がり、大雨警報も解除されていたので、軽い気持ちで新大阪駅に向かったが、駅は大混乱。

無事に切符は買えたものの、新幹線が来ないこと来ないこと。。
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21時の段階で、19時53分の新幹線がまだ到着していない。「列車がきます。ご注意ください」のアナウンスは、かれこれ1時間ほど出っぱなしだ。

大雨の影響もあったのかもしれないが、それにしても遅い。
まもなくアナウンスが流れ、遅延の理由が明らかとなる。
なんと断線してしまったらしく、現在、新幹線は大停電中だという。

気になったので、「新幹線 停電」でエゴサーチをかけたところ、出てくる出てくる不平不満&お怒りの雨アラレ。
Twitterには、こんな写真があげられていた。
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駅で待機している僕はまだマシだ。
車内で缶詰め(しかも停電)になっている人は、真っ暗な中、冷房も換気扇も機能せず、トイレの水まで流れないという過酷な環境。

これを見てしまうと、駅のホームで待機している自分が幸せに思えてくる。
明るいし、トイレもあるし、待合室に行けば、充電もできる。
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そんなこんなで、ホームで待つこと2時間半。
ようやく新大阪駅に新幹線が到着。
やっと家に帰れると安堵したのも束の間、なんと、この列車も停電&立ち往生してしまったのだ。
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ついさっき、Twitterの画面で見た景色が今まさに目の前で。
電気は消えるし、冷房も換気扇も機能せず、トイレの水も流れない。
新大阪から乗った僕は初体験だが、その前から乗っていたお客さんにしてみると「またか」。

大きな溜め息が漏れ、いろんなところからボヤキが聞こえる。掌は対応に追われ、車内の空気は殺伐としている。
状況としては最悪だが、こんな非日常なシチュエーションはなかなかないので、燃える。

「トラブルは、映画のように片付ける」が僕のモットーなので、まずはギターを探す。
不平不満を漏らすのではなく、「停電をくらった人達が、その環境を楽しんだ」という決着が一番映画的だと思ったので、車内をウロウロ歩きまわりギターを探したが、結局、見当たらなかった。

何か面白い未来に繋がるネタはないものか?と車内を歩きまわっていたら、車内販売にバッタリ。
見れば、酒やツマミがドッサリあるではないか。

そんなこんなで、そこら辺に座っている乗客に声をかけ、皆で大宴会を決行する。
すると、そのタイミングで電気が復活。
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どうせ、また途中で止まるだろうし、停電になるかもしれない。
東京までは、まだまだ遠いが、とにかく今は呑めや歌えや。この状況がくれた出会いを楽しむ。

自分の席に戻って、30分~1時間後。
「さっきは、ご馳走様でした」と、おやつを持ってきてくれる人達。
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なんだよ、チクショウ。はこんなに温かい。
それもこれも、この大停電がなければ知ることができなかった。
困難を共有し、「この時間を良い思い出にしよう」と思ったから生まれた縁だ。

トラブルは捨てたもんじゃない。
文句で終わるなんてもったいない。
本来、繋がるハズがなかった人と繋がることができるチャンスだ。

東京に着いたのは夜中の3時。
全然知らねぇサラリーマンのオッサンと酒を呑み、語り、番号交換をした大停電の夜の話。
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クラウドファンディングに挑戦中です↓










毎晩呑み歩いている私だが、他人の色恋沙汰や噂話や他人の悪口で呑む酒ほど不味いものはない。
酒の肴は決まって、次に仕掛ける仕事の話、そして、『他人の肯定』だ。
上手くいっている人を徹底的に肯定し、その人が何故上手くいっているのかを分析し、自分の活動に還元したい。
全ては自分の為だ。

ここ最近の自分の持ちネタは世界的なヒットとなった『PPAP』のヒットの理由だ。

PPAPは面白い。
ただ、ここでキチンと定義しておく必要がある。
僕らがPPAPの「どの部分を面白がったか?」だ。

取り上げられるのは、いつもこうだ。

・「ジャスティン・ビーバーがシェアした」
・「世界的に大ヒットしている」

そう。僕らはPPAPが巻き起こした"現象"を面白がっている。
かつてない規模で拡散した"現象"を面白がっている。
インド人が「♪アイハブアペ~ン」と踊っている、その"現象"を面白がっている。

ただ、そこじゃない部分を面白がっている人がいる。僕の場合だと友人のギャルだ。
PPAPの世界的ヒットの前前前夜に、まだピコ太郎の「ピ」の字も知らないギャルにPPAPを見せたところ、「アイハブアペン~」で爆笑をしたのだ。

アッポーペンとパイナッポーペンが「んん!」して、『ペンパイナッポー、アッポーペン』が完成した瞬間は腹が千切れるほど転げ回っていてエロかった。
とにもかくにも、メチャクチャ笑っていたのだ。

あらためて。
まだPPAP童貞だった頃の僕らは、そこで笑っただろうか?
「ジャスティンビーバーがシェアした」という情報を仕入れる前に、そこで笑えただろうか?

いいや、僕らがPPAPを面白がれるようになったのは、もっともっと後だ。
僕らは「世界的にヒットしている」という情報込みで、面白がっている。
つまり『理屈』で面白がっている。 

ただ、そのギャルが笑った時は情報なんてない。
ギャルは『理屈』ではなく、そのエロい『身体』で笑ったのだ。
『身体』で笑う人がたくさんいたから(すでにヒットしていたから)、結果、ジャスティンビーバーに届き、シェアされ、世界的ヒットとなり、『理屈』で笑う僕らに届いた。
この順番だ。

ピコ太郎さんの見事さは『身体』で笑えるモノを理屈で作ったというところにある。

ここからは御本人確認をとったわけではないので、あくまで僕の分析ですよ。

PPAPにはモデルがある。
過去に、同じように『身体』に訴えかけて大ヒットした曲を下地に再構築している。

それがこれだ。

「日本最古のラップ」と言われている川上音二郎の『オッペケペー節』。
明治時代に誕生し、パリ万博や欧米公演でも喝采を浴びた大ヒット曲だ。
『オッペケペー節』は散々っぱら体制側をラップ調でディスった後、メロディーにのせて、こんな文言で締められる。

「♪オッペケペッポー、ペッポッポー」

破裂音、そしてリズムまで、まったく一緒。

「♪ペンパイナッポー、アッポーペン」だ。


オッペケペー節は日本人のみならず、日本語が通用しない海外でも見事に通用した。
つまり『理屈』ではなく、『身体』に反応する音であったのだ。
日本人の『身体』に「5.7.5」が反応するように、あのリズムに乗せた破裂音は、どうやら100年前から人間の『身体』に刺さっている。

これね。
たまたまじゃなくて、ピコ太郎さんが"狙いにいっていたら"スゲー面白いんだよね。
ただ、僕、ピコ太郎さんとお会いした時は、決まって長時間話し込んじゃうんだけど、あの人なら狙いにいっている気がするな。
芸人をやっていて、しかも音楽に精通している人が『オッペケペー節』を知らないわけがない。

だとすれば、恐ろしいプロデュース力だよ。
「オッペケペー節を下地にしよう」という発想が面白すぎる。
マキタスポーツさんとかも、この辺、メチャクチャ上手いんだけど、こういう編集は「面白い」としか言いようがない。
カッコイイ先輩だよ、ホント。













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