月別アーカイブ / 2021年09月


8月22日、24時間テレビで放映された
「義足のモデル海音×蜷川実花~新たな美の表現~」が
YouTubeにアップされました。
関西エリア限定の放送だったので、ご覧いただけなかった方も多かったと思います。

義足モデルの海音ちゃん。
彼女との出会いは4年前。
難病の子供たちの夢をかなえる「メイク・ア・ウィッシュ」という
ボランティア団体からの依頼でした。

病気で脚を切断した義足の少女が
「最後にもう一度きれいな格好をしてモデルとして蜷川さんに撮ってもらいたい」
と願っているというお話でした。

私がお役に立てることがあるなら、ぜひと撮影しました。
どこかに発表するわけではなく、彼女のために組んだ撮影でした。

(この2枚は2017年に撮影したときのもの)


その時に、海音ちゃんは周囲の人に義足なことを知られたくないと、
ひた隠しにして学校生活を送っていると教えてくれました。
そして、プロのモデルになるのが夢だったということも。

それを聞いて、もし義足であることに悩んでいたり、
それが美しくないと思ったりしているなら、
「そんなことない。義足であることで貴方を損ねることは何一つない」
と全力で伝えたいと思いました。
まだ幼さが残る海音ちゃんとの撮影は私にとってとても大切な撮影になりました。

その後も海音ちゃんはどうしてるかな、とずっと気になっていたのですが、
ある日、TGCのステージを歩く海音ちゃんを目にすることができました。
義足を公表し、ステージを歩く姿は、本当に光り輝いていて眩しかったです。

そして、ついに再会し、撮影することができました。

義足を隠して生活していた少女が、いま凛とした姿で堂々とカメラの前に立ち微笑んでいる。
4年前からの成長を体感できて、とても感動しました。

あの時の撮影で少しでも海音ちゃんの背中を押せたなら、こんなに嬉しいことはないなあ。

今回の撮影で気に入ってる写真は上半身のポートレート。
彼女のアイデンティティは義足であることではなく、
彼女の生き方だと思い、その表情を撮りました。

本当素敵でした❤️
海音ちゃん、またぜひ撮らせてね。


番組は↓こちらからご覧いただけます
https://youtu.be/LS3BunfgfOs

9/16から上野の森美術館で「蜷川実花展ー虚構と現実の間にー」が始まりました❤️
久しぶりの東京での大きな個展。
なかなかこの規模を東京でやることがないので、かなり気合が入ってます。

2018年からスタートした巡回展のラストですが、
もはや別物というくらいアップデートしています。





展示作品を半数ほど入れ替えてるだけでなく、
書斎を再現したインスタレーションや映像作品も加わり、
体験型の展示内容になっています。



こんな時代だからこそフルスイングのものをお見せしたいと思い、スタッフ一同やり切りました。
もう二度とできない展示内容になっているので、ぜひ見ていただきたいです!


『蜷川実花展-虚構と現実の間に-』

会期:2021年9月16日(木)~11月14日(日)※会期中無休

会場:上野の森美術館

開館時間:10:00-17:00(最終入館は閉館の30分前まで)

入場料:一般1,800(1,600)円、大学・高校1,600(1,400)円、中学生・小学生600(500)円

*平日は日付、土日祝は日時指定制。観覧前日までは()内の前売り料金で購入できます。

東京会場公式サイト:https://ninagawa-exh.com/


『ONE PIECE』の単行本100巻、アニメ1000話到達に向けた
記念映像作品「WE ARE ONE.」を監督しました!

『ONE PIECE』読者を主人公とした5本のショートドラマで、
実写とアニメーションが交錯します。
アニメーションも全部新たにつくってます⭐️

高良健吾くんをはじめ、飯豊まりえちゃん、福士蒼汰くん、杏花ちゃんなどなど本当に豪華なキャスト❤️
そして主題歌はRADWIMPSの新曲です。

ONE PIECE公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます!


第1話:「起業家ワタル篇」
https://youtu.be/MoKNpagEoEw




第2話:「ミナミの挑戦篇」
https://youtu.be/trGP0Bqknmg



第3話:「カイト先生篇」
https://youtu.be/tT0MqyNK-BQ




第4話:「凪と舞衣 ライバル篇」
https://youtu.be/bLvL8IGNVlA




最終話
https://youtu.be/6O5UyCufp7k


実質1週間の撮影だったけど、本当に楽しかったし、愛に溢れた現場でした。
とにかくキャストスタッフ共にONE PIECEファンがとても多くて、
改めてこの作品の偉大さを何度も感じました。


見てくれた方の背中をちょっとでも押す事が出来たらとても嬉しいな。
とても見やすいお話なので、まだご覧になってない方はぜひ見てみてね❤️


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