演劇がすきな自分がすきだった。

演劇にまっすぐにぶつかる自分がすきだった。

でもそれは裏を返せば、
演劇にイマイチ身が入らない自分は嫌いだということ。

何か分からないけど、心身の調子が悪くて、
イマイチ気力が湧かない、 
体力がもたない、
やる気が出ない、
ずっと眠い…

それでも朝はやってくるし、
稽古の時間はやってくる。

前回の稽古から何もしていないまま。
何も成長していないまま。

それでも時間はやってくる。

とてもざんこくなこと。


成功を、追い求めるのは、
成功したら、いいけれど、
成功しなければ、辛いので、

成功ではなく、幸福を、追い求めよう、
そもそも幸福とは、追い求めるものじゃなくて、もうすでに、“である”ものだけど、

って、最近はよく思います。
何かの本の受け売りです。
でも、ほんとう、そう思います。


どんな自分でもすきになれたら、
それはきっと安寧で幸せ。

演劇がすきな自分をすきになることと、
演劇にイマイチ身が入らない自分をすきになることは、
ちゃんと、両立できるはず。

だって、今まで、いくつか、できてるもん。

明るくてお喋りな自分もきらいじゃないけど、
ひとりがすきでえらい暗い自分もなかなか悪くないと思えるようになったし、

私はわがままやけど、それもまあ悪くないやんと思えるし、

人見知りなんは直したいけど、
まあ、そんな、きらいってわけでもないし

感情的な私もすき、
理屈っぽい私もすき

だと思えるようになりましたから、

きっと演劇すきな私も、
イマイチやる気出ない怠惰な私も、

きっとそのうち、まあ別に悪くないんちゃうって、思えるようになるのかしら


自分が嫌いって悲しいことだ
そんなエネルギーは要らないものだ


IMG_20190115031752_.jpg


「21½世紀少女(にじゅういっかにぶんのいっせいきしょうじょ)」という舞台を観てきました!

B612_20181224_152216_202.jpg

佐藤香聲先生演出の作品には、過去に一度参加させていただいたことがあるのですが、
観客側に回ると、また新しい衝撃を受けました。こんなふうに見えてたのかあ…(笑)

以下、項目別に、軽く感想を書かせていただきたいと思います!




【脚本について】

私は、現実と非現実がバランスよく混ざりあっているような作品が好みです。
だからこの作品は、まさにどストライクでした…!

舞台は、アンドロイドや人工知能が、今のスマホと同じぐらいに普及し、完全に日常に根ざしている世界。
つまり近未来を描いたSFであり、世界観は“非現実”的です。

しかし、物語の主軸は、個人としての人間の内面。
感情であったり、衝動であったり、憎しみや恋、大切な人を思う心、家族愛など。

「アンドロイドが普及“し始めた”世界で、人間の心とは何かを葛藤する」という物語は沢山ありますが、

「アンドロイドが“完全に普及しきっており”、しかも“登場人物の誰もがそのことに関しては何の疑問も抵抗もない”ような状態で、人間の心を探求する」という物語は、私の狭い見識の中では、少ないような気がします!
この作品でそういう作品の面白さを知ったので、そういう作品を他にご存知の方はぜひオススメしてほしいです(小説でも映画でも何でも)!


世界観はSF。
しかし、心に残っているシーンやセリフは、全てとっても人間的で、生々しいものばかり。

例えば、春哉先輩が文香さんを殺してしまおうとするシーンとか。
お母さんが繭のことを心配するあまり、ちょっとヒステリックになるシーンとか。
他にも沢山あるけど!とても、心が、覚えている。

どれだけ機械化が進んでも、
人の心が失われることはないのかな。
どれだけ機械化が進んでも、
人の心が飲まれることはないのかな。
私が一番大切に思っているものは、私が死んで跡形もなくなったあとでもちゃんと、未来永劫残ってくれるのかな。
なんて、希望的観測すぎるかなあ。
そんなことを、それでも私は、この作品を観て思ったのさ。

…希望的観測すぎるかな(笑)




【演出について】

佐藤香聲先生の演出手法は存じ上げていましたが、観客側から観ると、その演出がいかに効果的なものか、出演した時よりもよく分かりました。

最初から最後までふんだんに使われる、ド派手な音楽と照明。
必要最低限の舞台美術によって繰り広げられる、必要最低限だからこその、無限に近い舞台表現。
踊れる演者さんや歌える演者さんのフル活用。

この作品に関しては、視覚と聴覚へダイレクトに訴えかけるその演出が、「SFな世界観」を、ガッチリガッチリ補強していました。

そして、そのことによって、物語の主軸である「個人の内面」が、バチバチに引き立てられていました。

すごかったです。

バカの語彙力ですみません(笑)




【音楽について】

サントラCDがあったら、欲しかったです(‘ω’)

歌詞カードだけでも、欲しいです(‘ω’)




【演者さんについて】

どの方もとても素敵だったんですが、特に素敵だなと思った方数人だけ書かせて下さい…!


⚫黒木絵里ちゃん

今回は絵里ちゃんが出るということで観に行かせていただきました!
目鼻立ちハッキリ&背が高い絵里ちゃんの見た目にピッタリの役でした。
目力と表情が色っぽかった。
そして、歌声とダンスには、力強さの中に優しさがあって、とっても素敵でした( ˶ ᷇⚰︎ ᷆˵ )


⚫橋本優奈さん(繭役)

凄かった〜…!
顔も可愛くてきれいやし、声も芯の強い美声やし、無邪気な笑顔の可愛さと、狂気的な表情の怖さが、ほんまに良かったです!
そして、歌もダンスも演技もお上手!!!!


⚫MISAさん(ムジカ役)

可愛らしかった〜!
歌も素敵やし、笑顔がとっても愛らしい♡


⚫大下真緒里さん(キョム役)

存在感と妖艶さが凄かった…!
ダンスすげぇ…!美声…!


⚫白河奈々未さん(優佳役)

演技力が高い人ってこういう人のことなんやろうなと思いました…!かっこいい…!あんなに演技がお上手なんて、もう、かっこいい…!
演技の一つ一つに説得力があったし、自然体やのに気持ちがスっと入ってきたし、見てて時間を忘れた!
凄いなあ。あんなふうになりたいなあ(ˊo̶̶̷ᴗo̶̶̷`)

IMG_20190107_225838.jpg
IMG_20190107_225845.jpg





劇団compassの旗揚げ公演
『羅針盤~キャプテン・ジョンの物語~』
という作品を観てきました!

主宰の横田裕久さんが、私の兄のお知り合いというご縁で、観に行かせていただきました。

オリジナルミュージカル!!
全曲・全振付、オリジナルのミュージカルだったそうです!!
すごい!!

とっても楽しくて、
終わった後には手が痛くなるほど力いっぱい拍手してしまいました。

ぜひ、感想を書き留めておきたい☺



【脚本について】

王道冒険譚で、少年心がわくわくしました。
また、各登場人物のキャラクターがとても立っていて、どの人物の気持ちにも感情移入できました。

「欠けているところがあるから、人は助け合うことができる」的なセリフがあって(細かい言い回しが記憶あやふやでごめんなさい)、
そのセリフが、一番、今の私の心に響きました。
ありがとう😢

私はだめなにんげんで、自己否定感もとても強い。
でも、だからこそできることがある!なんて、力強く言い切っていただけて、
その言葉を信じるかどうかは置いといて、心がふわりと楽になったのは、ほんとう。



【役者さんについて】

どの方もキラキラ輝いていらしたのですが、その中でも特に目を奪われた方数人だけ書かせて下さいまし…!


⚫彩乃さとさん(ノア役)

めっちゃ可愛かった…!
表情がパキパキ動いて、思わず目を奪われた。
ノアの、純新無垢な感じとか、天真爛漫な感じがすごく伝わってきて、ノアのことをすぐに好きになったし、もっと見ていたいと思いました( ˶ ᷇⚰︎ ᷆˵ )


⚫米山良子さん(アンナ=リーベル役)

アンナが舞台に出てくるだけで、あるいは一言喋るだけで、空気にパリッとハリが出るというか、つい、視線を持っていかれてしまいました。
笑顔も素敵で、ダンスもキレキレで、
背景の群像として演技をなさっている時も、自然体・メインの邪魔にならない・でもちゃんと活きている、の三拍子で、最強でした。
すごいなあ。


⚫影山玉実さん(トレニア役)

かっこええ…!
歌うめえ…!
存在感があり、台詞の説得力がすごかったです。
すごいなあ…。


⚫永井啓美さん(アイリス=クレール役)

耳が聞こえない人の役ということで、
唯一の、全くセリフのない役柄を演じられていましたが、

無垢な笑顔が可愛かった…♡

唇の動きを読むために、喋っている人の口元を一生懸命見つめる様子や、
ボディランゲージや手話を使って、一生懸命に伝えようとする様子、
通じ合えた時の喜びようなど、
細かな仕草が可愛くて、心をぎゅっと掴まれてしまいました( ˶ ᷇⚰︎ ᷆˵ )

アイリスが一番好きな役かもしれない🤔


⚫ASUMIさん(サンドラ=キエロ役)

ダンスかっこええ~(@♡▽♡@)

ダンスも演技も、
細かな部分まで丁寧に気を遣われていることが伝わってきて、
感動しました!



言うまでもなく、他の演者さんも皆さんとても素敵で、
お一人お一人のまっすぐな思いが伝わってきて、心が洗われるようでした。

愛情と勇気に溢れた舞台。
私も頑張ろうと思えました。

ありがとうございました( ˶ ᷇⚰︎ ᷆˵ ) 



Screenshot_20181225-225601.png

↑このページのトップへ