Enjoy!! KIMONO」オフィシャルブログは、着物や浴衣についての知識やアドバイス、着物を楽しむヒント!など、自ら着物で毎日過ごしている体験に基づいた京都の着物店「きもの京小町」店主のブログです。
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こんにちは。

きもの京小町店主の村井洋仁です。

昨日の三勝染の浴衣についての反響がかなり大きく、
中でも注染(染めの技法)についての質問を何人かの方から頂戴しましたので
今日はそちらについて書かせていただきます。

注染(ちゅうせん)とは、布に模様を染める技法のひとつ。主に手拭の染色に使われる。
布に型紙で染めない部分に糊を付け、乾燥後に染める部分に土手を作り、その土手の内側に染料を注いで布を染める。一度に多色を使って染めることができる。
染料は布の下側に抜けるため、布の芯まで染まり、裏表なく柄が鮮やかで色褪せしにくいことが特徴とされる。
(Wikipediaから引用)

これではなかなか伝わりにくいと思うので、私なりに簡単に解説させていただきます。

生地に糊を付けることでその糊がついた部分は染めた際に色が生地に浸透せず白い生地の場合は白色のまま、あらかじめ生地の色を染めている場合はその色が染まらず残ります。

注染の場合は、
そのさらに染めたい部分を土手とかいてありますが、堤防のようなイメージで囲んでそこに染料が入ったやかんを右手で持ってそこに注いでいきます。土手がその周りへの染料漏れを防いで囲んだ範囲だけ好きな色に染めていけるということです。

生地をたくさんの土手で囲んでいき土手ごとにそれぞれ染めたい色の染料が入ったやかんを替えることによっていっきにいろいろな色を染めていくことを可能にしています。

ちなみに右手には染料がはいったやかん、左手には色を薄くする液体をいれたやかんを持って両手を使って色の濃淡をつけたりしています。

1反ずつ決して同じものが作れない職人さんの手仕事の結晶でもあります。

プリントの浴衣とは色の深みや奥行きがまったく違い、よわらかいイメージがありながら、遠くから見てもデザインがしっかり主張される素晴らし染色技術です。

実際に浴衣を見ながら説明したいと思います。

IMG_6716

こちらの画像は、
デザイン、色の入っている部分を型紙で糊をつけて、土手を作りその中に染料の入ったやかんで染めています。花や葉っぱの部分の色のぼかし(濃淡)は左手で持った薄め液で職人さんが調整しています。


IMG_6717


こちらは
まず地色を黒く染めてからドット部分の抜染(色を抜く)します。
そして再度、ドットの部分だけをオレンジで再度染めています。

この他にも何枚もの型紙を使って染めていくなどもあるのですが、
型紙・染色・抜染を駆使して世界中に一つしかない浴衣は日本の宝です。


弊社のネットショップの商品にはなっていますが三勝さんの浴衣を色々取り扱っていますのでご興味がるかたは是非、ご覧ください。

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また、東京周辺にお住いの方は明日まで展示即売会を開催していますので、
三勝染めの浴衣を見に是非遊びにきてください。

本日28日土曜日は10時~19時
明日29日日曜日は10時~16時

東京の人形町に私もずっと会場にいます。
浴衣楽しみにきてください!

浴衣・夏着物展示即売会詳細はこちら
http://www.kimono-kyokomachi.com/fs/kyokomachi/c/tokyo

東京・人形町展示即売会会場地図はこちら
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株式会社マルヒサ きもの京小町 店主 村井洋仁
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