月別アーカイブ / 2017年03月

こんにちは!
きもの京小町 店主の村井洋仁です。

一年中、着物の楽しさを伝えたり、着物の楽しさを体感するためにも日本国内はもちろん世界中を着物姿で出張しています。

そんな出張の際に必ず決めてるのが、
・地元の名物を食す
・地元のお酒を飲む
・地元のスーパーや市場にいく
・出来るかぎり地元の方々と話す

これを大切にしています。

その地方それぞれの文化や伝統を知ることが大事でそれを着物で体験するからこそ着物の楽しさや伝統文化をより楽しめます。

奄美大島はなんといっても海がキレイ
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サンゴに囲まれた島は自然の宝庫です。

そして食べ物は、
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ご飯に鶏肉や錦糸卵、椎茸、生姜、ネギをのせて、熱々の鶏のエキスがしみだしたスープをかけていただく、「けいはん」。

とても美味しかったです。

そして奄美大島といえば黒糖!

お酒は黒糖焼酎!!

黒糖といっても糖質0でとても美味しかったです。
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全て奄美大島で作られた地元のお酒です。

美味しいのですがアルコール度数が30度。
普通は25度なんですが、この5度の差が酔っ払いに拍車をかけられました(笑)

食事会は地元の方々と一緒に美味しいご飯にお酒をいただき、一気に奄美大島のファンになりました。

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楽しい夜もあっと言う間に過ぎて、

京都への帰路につこうと奄美空港についたらこんなメッセージボードが。

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大自然、青い海、大空そしてなんと言っても人が温かい。

そんな奄美大島は着物にとっても大島紬があるたいせな場所。

これからも足繁く通ってみたいです。

奄美大島最高!!



きもの京小町は「Enjoy!! KIMONO」を合言葉に店主も毎日着物を着て暮らし、着物の楽しさを世界中に伝える京都にある着物店です。
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こんにちは
きもの京小町店主の村井洋仁です。

前回は泥染について書きましたが、今回は染められた糸を実際に反物にするための手織りについて書いてみます。

ちなみに大島紬の製造工程は約30程度あります。
それぞれが分担作業になっていて後継者不足をはじめ生産数が全盛期の約70分の1にも落ち込んでいて様々な課題がそれぞれの作業工程に存在します。

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この日は奄美大島にある本場奄美大島紬協同組合にある後継者育成の場を見学させてもらいました。

たくさんの手機が並びそこに指導役のベテラン織子さんが指導されながら後継者育成を行なっています。

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こちらの方が指導役の先生で、織り上げるのがかなり難しい細かい絣模様の大島紬を織りながら指導されていました。

今回は現在奄美大島にきて3年目の25歳の鹿児島から来られた女性に色々お話を聞かせてもらいました。

研修中といっても実際に織り上げたものは製品として流通されているのですでに技術は習得されていますがより難しい織りが出来るスキルを身につけるためにここに通われています。

このように約20人くらいの方がここで伝統ある大島紬の織りの技術を習得されていますが、ここにおられる方も、卒業されてご自身で織られている方も含めて、月収が月に10万以上ある方はほんの一握りの状況でなかなか専業で生計が立てられず副業扱いの人が多いのが現状とのことでした。

25歳の織子さんは朝から夕方まで大島紬を織り、夜はバイトもされています。

たまたまその日の夜に御飯食べに行ったらおられたのでビックリしました。

そこまでしてでも、やはり大島紬を織るのが楽しいし、自分が伝統を後世に引き継ぐという熱い想いで今できることをコツコツ頑張ると話てくれました。

もちろん、奄美大島だけでなく作り手さんの立場が強くない産地がほとんどです。

作り手さんがいなくなると着物自体もなくなります。

課題解決は簡単ではないですが、目を背けることは未来からも目を背けることになります。

微力ながら、きもの京小町としても、業界振興や和装振興をしっかりやっていきます。

もちろん、
こんな厳しい環境の中でも楽しいと笑顔で語ってくれた奄美大島の織子さんのためにも。

奄美大島の自然と歴史から生まれる大島紬。是非、皆さんも楽しんでください。

きもの京小町 村井洋仁



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こんにちは。
きもの京小町店主の村井です。

奄美大島に行ってきました!
人生初の奄美大島です。

奄美大島はなんと言っても海がキレイ。
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こんな素晴らしい島で昔から伝統が積み重ねられている大島紬。

大島紬は奄美大島と鹿児島で織られていますが、奄美大島で織られたものは証紙に地球儀印になっていて鹿児島産は旗印が付けられています。

奄美大島での大島紬の大きな特徴が泥染技法。

まず、奄美大島で大きく育つ、
車輪梅(テーチ木)を細かくチップ状にして約10時間煮立てます。

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車輪梅の原木

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チップ状になった車輪梅

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約10時間煮立て冷ましたものを染料として使用します。

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糸を揉み込むように約20回繰り返して染めていきます。

これが終わると、
泥の田んぼで泥を全体に糸に馴染ませていきます。

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泥の中に含まれる鉄分と車輪梅に含まれるタンニン酸とが化合して、独特の深みのある黒が定着していきます。

ちなみぬ奄美大島の泥の粒子が細かく丸いので糸を傷つけずに染めることができ、鹿児島で作られている泥染大島紬も染めは奄美大島でしかできないのでこちらで染められています。

車輪梅の染料で20回+泥染1回を約4回から5回繰り返してやっと完成なんです。

1回の染めで約100回の染めの作業はかなり力が必要で男性でないと難しい作業となっています。

天然染料に全て手作業の泥染はそれだけで価値あるものだと思います。

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こちらが泥染で染められた大島紬です。

ちなみこちらの泥染工房はブラタモリという番組でタモリさんが泥の田んぼに入られた工房で、社長さんもかなりユニークな方でした。

社長さんとお会いして最初にびっくりしたのが、

この手の色。
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この日は藍染をされてたんですが全て素手で作業されていて、今までの作業の積み重ねが全て手に出ていました。

ちなみにこれを綺麗にするために漂白剤で手を洗うとのことでしたが、もちろん普通の人はそれだけ手が荒れて大変なことになってしまいます。

奄美大島だから大きく育つ車輪梅に鉄分が多く粒子が小さく丸い泥がマッチングして初めてできる泥染技法。

着物の素晴らしさの一つは産地ならでは、その産地でしかできない技法が用いられてるとこでもあります。

泥染を一つとっても奄美大島の自然の恵みの賜物。

これからも大切にしていきたいです。

きもの京小町 店主 村井洋仁

きもの京小町

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