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昨日、東京では木枯らし1号が吹きました。
秋から冬へ移り変わる季節。あなたは、いかがお過ごしですか?

先週月曜日、わたしは
メジャーデビュー4周年を迎えました。
みなさまのお言葉をいただき、だんだん実感が出てきました。
今は変わらず『forget me not』の曲を届けること、
そして新しい楽曲制作にも集中したいなと思います。
精神は変わらず、前進できるように。




♪10月15日(日)
山梨県・甲府 ハーパーズミル

10月の中旬、この日ツアーではじめての雨かなと思われましたが
会場に着く頃には止んでいました。

ハーパーズミルはカレーと珈琲のお店、喫茶店です。
マスターはギター職人という肩書きもあり、サカタギターというブランドで
アコースティックギターを作っています。

この日は、入ってみると一人の女性の姿。
6年ぶりに帰ってきたママさんだそう。

とても明るく陽気な方で、いろいろと込み入った話なども
気さくにしてくださいました。


搬入やセッティング、リハーサルの時間以外は
ほとんどマスター&ママさんとお話ししていたので、
本番にはなんと履いてきたレインシューズのままで
出てしまいました。

ライブでは、10月ということで
メジャーデビュー曲(10月創作・10月発売)の「わたしのノスタルジア」や
シングル(10月創作)「みるいろの星」、
そしておなじくシングルでありデビュー曲(10月創作)「フランネル」を演奏。

10月はなにかが生まれやすい月。
きっと「秋」の薫りがそうさせるのでしょう。
この段階では「今年はまだなにも生んでいません・・・」と言っていましたが
その後、しっかり創作活動にも精を出すことができよかったな、と思います。


夕方からはじまり
はじめは明るかった外がだんだんと暗くなっていき、
ライブが終わる頃には真っ暗に。室内の照明だけが部屋を照らしていました。
そんな移り変わりゆく灯りを楽しむうちに、ライブは終了。

食べたい方にはハーパーズミルのカレーを注文して食べてもらい、
しばらくそれぞれ、自由な時間。

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<わたしのカレーは流血してしまったので>

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<スタッフさんの大盛りを。>




くつろいだり、ばたばたしたり
変わった一日だったけれど、こういう日こそ記憶に残ります。

唄を聴きにきてくださったみなさん、
どうもありがとうございました。


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<マスターの坂田さん。後ろのお三方は
わたしの音づくりを支えてくれているエンジニアチーム!
みんなで車に乗って、ライブにきてくれました>





♪10月21日(土)
富山県・TOYAMAキラリ


ガラスのまち・富山にガラス美術館ができる、と聞いたときから
「そこでいつかライブをしてみたい」と思っていました。

今回のツアーで、ダメもとで一度お願いしてみると、
なんと快くOK!してくださいました。

ガラス美術館は複合施設で、ビルの名前は「TOYAMAキラリ」。
さらに大好きな本がたくさん並ぶ「富山市立図書館」も入っています。

ライブ前日、はじめてTOYAMAキラリの中へ。
(ライブのために各地訪れていると、どこかに立ち寄る時間は意外とないものですね)

外観はもちろん、中の雰囲気も開放的で明るく。
それでいて富山特有の"落ち着き"もあり、おしゃれ。

今回イベントを快諾してくださりすべてのやり取りを担当してくれた
図書館の瀬口さんに、館内を案内していただきました。

美術館も、常設展示のほか、企画展示も観賞。
企画展のアン・ヴォルフというアーティストの多才ぶりには驚かされました。
美術作品を見ていると、気付くと自分の内側をみつめる時間になっていたりしますが、
ガラスの作品ですとそれは如実になり、文字通り、鏡のようにみつめる時間になります。

瀬口さんはその日の帰り際、
わたしのCDをもう何度も聴いているから、明日がとても楽しみです
と柔らかい笑顔で話してくださいました。

館長・副館長にもご挨拶すると
このような唄をうたうアーティストが演奏するライブははじめてで
とても楽しみにしています、とのこと。

クラシックのライブやトークライブはあったそうですが、
唄のあるライブははじめて、なのですね。とても光栄です。

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<酒井駒子さんの作品展示の前で。>




そして当日。
驚いたことに、椅子が足りなくなるほど沢山の方にお越しいただきました。
富山が好きで、毎年、訪れてライブをしてきたことで
良い関係が生まれているのかな、ととてもうれしくなりました。

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富山ということで、「ふるさとの空」のカヴァー、
そしてもちろん「ビートラム」も演奏。
ビートラムが収録されているアルバム『forget me not』の曲のほか、
図書館へのお礼も込めて 少しだけ朗読を。

ポール・ギャリコの「雪のひとひら」から
ラストシーンの一部を抜粋して、お読みしました。

そしてそのまま富山の冬を想い、「冬の旅人」。

終演にはとても大きな拍手をいただき、大感謝です。
みなさま、ありがとうございました。

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★「なすとらサミット in富山 "わたしのビートラム"2017」


そしてサイン会ののち、そのまま「わたしのビートラム」の準備へ!

今回せっかく10月に富山へいくのに、「ビートラム」はおやすみ。
どうしても、「ビートラム」のことが気にかかる。

そこで2ヶ月ほど前、ビートラムスタッフの方に相談。
もちろん、いろいろな事情があってやむなく今年はおやすみ、ということですが
スタッフさんのビートラムを思う熱い気持ちは1mmも変わっていません。


わたしが
「TOYAMAキラリでのライブのあと、ファンクラブイベントで
ビートラムをしたいのです!」と思い切って告げると・・・

なんと、おんなじことを考えてくれていた というではありませんか!


ちょっと、大仰な企画かなあ、そう簡単にはいかないよなあ、と
思っていましたが、(実際に実現まで考えるべきことはたくさんありましたが)
みんなが熱い気持ちをもって「やろう!」と言えたら、
絶対に実現できるはず。

開催すると決めたときから、みんなとても盛り上がりました。


「ビートラム・ミュージック・フェスティバル」は
富山城址公園でステージが組まれていますが、
そのほかの目玉に「トラムステージ」があります。

それは富山の街なかを走る"路面電車の中で唄う"というもの。
もちろん揺れますし、時間の制限もあります(駅についたら、曲の途中でもストップ!)。

わたしはこの「トラムステージ」をしたい、と提案しました。
企画書をつくり、富山地方鉄道さんとの打ち合わせの結果・・・。
嬉しいことに承諾してくださいました!


募集をし、本数を決め、ダイヤを決め、
スタッフの割り振りや担当決め、タイムテーブルをつくり
備品を準備、脳内リハーサル・・・。

当日は「とにかくこの1日を楽しもう!」という気持ちと、
「安全に、スピーディーに!」をスローガンに、いざ本番!

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<A列車、B列車メンバーを誘導する旗>



A列車(1周目:約1時間)では先にお客さんが乗車、
わたしは次の駅で乗車。
ライブ20分、質問コーナー15分、賞品があたる抽選ダーツ10分、記念撮影5分+α。

もとの駅に到着したらすぐにAメンバーは下車し、
Bメンバーが乗車。そして先ほどと同じタイムテーブル。

ライブもそれぞれのリクエストに応じ、
質問もちがう、賞品もちがったので、それぞれ楽しい時間。

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<ライブの様子>



とにかく、ここにみんなで乗っている!という感慨深さで
胸がいっぱい。

都合があわなくて来られなかった方も
いると思います。
まだまだ「ビートはつづいてゆく」はずですので、
これからも楽しいことを企画できるようにします!


一緒に富山の夜を過ごしてくださったみなさん、
ほんとうにありがとうございました!

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<記念写真>


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<2時間運転してくれた運転士さんと!>


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<ごほうびの のどぐろ>







♪10月22日(日)
石川県・金沢 もっきりや



翌日の余韻冷めやらぬなか、外のお天気をみて心配に。

聞くと、各地で今日は早い時間に電車が止まってしまうため、
早くしないと帰れない人たちが出てしまう・・・とのこと。

台風21号の力はただならぬようです。

困り顔のまま、会場へ。
すると、オープニングアクトでお呼びしている
ポセイドン・石川さんのお姿。

実は最近、スタッフの方にポセイドンさんの
「シャチに目をつけられて」や「東京Shower」のミュージックビデオを見せてもらい、
とてもおもしろい、そしてすごいということになり・・・
石川県出身ということで、金沢のライブでぜひ演奏していただきたいと
オファーした次第です。

ご本人はとても真面目で、とにかくご丁寧な方でした。
お名前の「石川」も石川県出身だからではなく、
油絵も描くポセイドンさんが、尊敬する絵の先生のお名前から
とったのだそうです。

わたしの祖父が画家であることなども調べていてくださり、
美術やピアノといった共通点から色々お話しさせていただきました。

ジャズに魅了され独学で勉強されたというピアノのプレイは
独学とは思えないほど滑らかで素晴らしく、もっきりやの空間や茶色いピアノとも
とてもよくあっていました。


ところで、心配の台風と交通状況。

前記のこともあり、ポセイドンさんとわたしの順番が
入れ替わるかも・・・という話も一度は出ましたが、
予定通り行われることに。

わたしはこの北陸の旅が本当に楽しかったので、
最後までしっかり唄って、気持ちよく終えられるように
力を振り絞りました。

もっきりやのグランドピアノは また昨日とちがって
数々のミュージシャンが弾いてきた一台なので
その重みや味を感じながら演奏しました。

金沢の町にも秋〜冬を感じる曲たちを置いて、終演。

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<共演のポセイドン・石川さん、マスターの平賀さんと。>



このあとのみなさんのお帰りはとても大変だったと聞きました。
しかし無事に、みなさん帰られてほっとしました。

わたしたちもなんとか無事に、家路につきました。



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<ミュージシャンのお友だち・ゆらめきエアーの野村さん。
なんと、たまたま金沢に遊びにきていて、「通りかかったら南壽さんの声が聞こえた」と。
そんなことって・・・?>






♪10月28日(土)
京都府・SOLE CAFE



一週間経って。
また台風がきているというので、
心配しながら向かった京都。

移動中、ほとんど雨に降られず、降ったり止んだりでしたので、
ライブも無事に行うことができました。






早朝に車で出発し、夕方に京都へ。
二条城のあたりでは大変な人だかり。

「アートアクアリウム城」という金魚の水族アート・
プロジェクションマッピングの野外展示が開催されており
人気を博しているようです。

わたしはそれとはまったく趣向の異なる
雑貨屋さんやカフェに寄ったりしながら、SOLE CAFEへ。

落ち着く間もなく、リハーサルをして本番へ。

またここもツアーのたびに訪れているので、
新しい作品を連れてこられて嬉しいですし、
リズムボックス導入、といった、ちょっとした変化も
あらためて自分で気付けたりします。

ライブ中にも、以前はこうだったけれど、こう変わったな、などと
自分の変化に気付く良い機会です。
それは場所が変わったりすると新鮮さが先行して
気付けない部分なので、「戻ってくる」大切さは
回を重ねるごとに痛感しています。

ライブでは山梨同様、10月に作った曲たちを披露。
季節にあわせた曲たち、また少し先取りですが「冬の旅人」も。

ライブは1回1回のイベントですが、
唄い歩く活動をするわたしにとっては、
自然の流れ、季節の変わり目、あるいは時の流れを感じて
それを唄に反映できたらいいなと思っています。

日常の中に唄がある。そのなかで、
それをわざわざ、聴きにきてくださっている人たちへは
自分の感じているものを、同じように一緒に感じる時間にできるよう
ライブで唄を届けたいと思っています。

お足下の悪い中、SOLE  CAFEまで
お越しくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。


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<お店の村田夫妻と>


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<ライブ後、SOLE CAFEでのお食事。おいしい!>




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<この日から配布しはじめた「南壽あさ子通信」seed.27>






♪10月29日(日)
岡山県・自然保護センター


自然保護センターとの出会いは、FM岡山から。
FM岡山の牛嶋俊明さんのラジオにたびたび出演させていただく中で、
わたしが「どんぐりと花の空」のシングルを出した際、
牛嶋さんに"どんぐり博士"がいるよ〜!と
自然保護センターの山田哲弘さんをご紹介していただきました。

あるラジオの収録では、スタジオを飛び出して緑道を歩きながら
道ばたに落ちているどんぐりの解説をしてくれたり、
とにかく自然のこと(どんぐりだけでなく、植物や鳥のことなど)について
なんでも教えてくれました。

「いつかセンターでもライブを」とその頃から
何度も仰っていただいていて、

去年の9月には「自然と音楽を楽しもう♪〜森の生きものと協演〜」
というタイトルでイベントを組みました。

しかしあいにくの雨。
ライブ前の山田さんによる外を散策しながらのネイチャーガイドも
中止となってしまいましたが、
代わりに室内で講座が行われました。

ライブも同じ室内で。
それでも窓の外から鳥の鳴き声が聞こえてきて、
自然をたっぷり感じることができたのです。

そしてライブのあとは雨があがったので
帰り際、わたしは少し外を散策したのでした。

去年9月公演後のブログ(自然保護センター) 
わたしの過去ブログ



今回はそんなリベンジをかけたイベント!
「佐伯タンチョウフェスタ」。
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<山田さんと>


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<もう一枚>



飛翔練習をしているタンチョウたちが実際に飛ぶ姿を見せてくれるというもの。
わたしはタンチョウが飛んでからすぐに、唄いはじめるという企画。
(おそらく唄っているとタンチョウがびっくりしてしまい
練習通りにいかないかも、ということです)

タンチョウは飛んだあと、ちゃんと元の場所に戻ってくるそうです。
自分の家を知っているのですね。


このスリリングなイベントを楽しみにしていたのですが、
みなさんご存知の通り、大型の台風が迫ってきてしまいました。
前日の予報では"直撃"ではないかと。
イベントは今回も、室内で行われることになりました。

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<当初予定していた場所>


当日の朝、雨風は強かったけれど
21号ほどの勢力はなく、進路もそれていったようですね。


外で演奏できずに残念に思っていたけれど、センターの人たちにあうと
みんなニコニコとしていたので、ちょっとびっくりしました。
そしてハッとしました。

"ああ、自然を誰よりも感じて生きている人たちだから、
すぐに受け入れて、室内で楽しもうと考えているんだ。"

その笑顔から、そう感じることができて
わたしもすぐに「室内モード」に切り替えました。

入り口では友の会の方たちが
ぜんざいや珈琲を販売。

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さらにイノシシのベーコンの試食も!
わたしも食べてみましたが、とても食べやすくて、
野性味はあるけれどヘルシーでした。



ライブの前には、今年6月6日に誕生した
タンチョウの「命名式」が行われました。
決まった名前は、「ワケタン」。

和気町の"ワケ"とタンチョウの"タン"を組み合わせたら
かわいらしい名前になったので・・・と
命名の理由を説明する中学生や、
同じ名前をつけた3名が館長さんから賞状を受け取るのをみて
心が温かくなりました。




ステージは、センター棟という中心になる建物。
いろんな自然の観察の方法が学べるエリアの、
大きな地球のオブジェの横、少し高くなったところ。

とってもかわいらしく素敵な場所なので、
次はここでも・・・と思っていたので、とてもうれしく(結果オーライですね)。
そして唄ってみてびっくりしたのは、
リヴァーヴをかけなくても、ドーム型のその造りによって
天然のリヴァーヴがかかり、とてもよく響くということでした。

ライブでは、そんな響きも楽しみながら、
子どもたちに向けた曲も唄ったり、自然や、季節を感じられる楽曲を
多く盛り込みました。
みなさんもいろんな角度からステージを見てくださり、
見ているだけでとても和まされました。

1時間のステージ、じっと聴き入ってくださったみなさん、
本当にありがとうございました!


また、同じイベントに恐竜博士である「恐竜くん」が
2度、トークイベントをしていました。
すこし覗きましたが、目から鱗の情報ばかりでびっくり。
古い時代のことだと思われがちだけど、実はとてもホットな分野だそう。
今も新しいことがどんどんわかっているというから、興味深いですね。

恐竜くん、最初はずっとゆるキャラさんだと思っていました。ごめんなさい。


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<センターの方々、ボランティアスタッフさんと。
ハットを被っているのが「恐竜くん」さん>




イベントが終り撤収作業をしたのち外をみると、
すっかり雨はあがり、晴れ間が見えていました。
・・・なぜいつもそうなのだろう?


自然の力、気まぐれな心をこの日も目の当たりにしました。

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<名前が付いたばかりの「ワケタン」とご対面!>




一番大変だったのは、センターまで
がんばって歩いてきてくれたお客さまですね。
みなさん、ほんとうにありがとうございました。 





各地、それぞれで大変有意義な時間を過ごし、出会いがあり、
思い出ができました。
一緒に旅をしてくださるみなさま、応援してくださるみなさま
いつもありがとうございます。





     南壽あさ子

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*おまけ*
 
富山に入ってから、はじめての黒部市へ。

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かわいいおさるさんにもあいました。

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宿泊したホテル黒部では、仲居さんにボーカリストと当てられ・・・。
フロントの男性は、知っていてくださり、ラジオも聴いているとか。

写真は、若女将さんと。
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