週明けて、また明日に祝日を控える月曜日。
三寒四温の今日このごろ、あなたはいかがお過ごしですか?

わたしは昨日、"Neutral" Tourの群馬公演をおこないました。

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プレファイナル、会場は群馬県桐生市有鄰館。
桐生は父の故郷であり、幼い頃から何度も訪れています。

有鄰館は重要文化財にも指定されている蔵の集合体。
かつては酒、味噌、醤油を醸造し保管する蔵で、11棟もの蔵が集まっております。

わたしは"煉瓦蔵"で演奏。
隣の建物(仕込み蔵)からこの蔵へ、グランドピアノを何人ものスタッフの手で丁寧に運びこみます。

そのあとで調律師さんがピアノを調律。
このピアノは昔小学校に置いてあったものを引き取った経緯があり、ハンマー部分など細かく部品を変えて今の状態にしているそうなのですが

音響さん曰く、このピアノがこんなによく鳴るのは、この調律師さんのおかげとのこと。

たしかにこのピアノはとてもよく鳴ります。
そしてただ"鳴る"だけでなく、酸いも甘いも噛み分けるような大人な響きを持っているように感じました。
蔵の響きも相まって、ここでしか生まれないような音色になってゆきます。

音響は、ふだんはプレス機を使った精密な仕事をされている関塚さんと、ふだんはドーナツ屋さんを営む中里さん。
いつも気にかけてくださり、わたしの活動を見守ってくださっているおふたりです。
そして音へのこだわりも強く、前日から準備をしてくださっていたそうです。

リハーサルをすると蔵全体にピアノの音と声が響きわたり、天然のリバーブを楽しみました。

建造物によってはお風呂のようなエコーがかかることもありますが、そのようなことはなく、とても心地よい反響があります。

この日、茨城県土浦市からニコニコ珈琲さんがドリンクの提供をしに、応援にきてくれました!

群馬ならではの空っ風の吹く中、この日は特に風が強かったので、冷えた体に温かいコーヒーがありがたかったです。

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スリーブの裏に猫のシールが貼ってあったらアタリで、
サイン入りのナスブレンドコーヒーバッグをプレゼントするという遊びも。

実はニコニコ珈琲の奥様、由美さんはご実家が桐生ということで、里帰りの気持ちもあり、いつも有鄰館のライブに来てくれています。
看板娘、のえるちゃんもお手伝いにきてくれました。


有鄰館の「有鄰」という言葉は、孔子の「徳狐ならず必ず隣あり」という故事からとっています。
徳を身につけた人は、ひとりぼっちになることはない。必ず、助けてくれる人や理解者がいてくれる…そんな意味です。

たとえばひとりがさみしいからと言って、無理に友だちをつくる必要はないし
助けて欲しい、理解してほしいと思うならばまず自分自身が徳を積むことが最優先だということでしょうか。

わたしは父がまさしくこの言葉通りの人ではないかと感じています。


昼下がり、会場にはたくさんの方が有鄰館に集まってくださいました。感謝です。

この日はちょうど堀マラソンというマラソン大会が開催されていて、
寒い中、ゼッケンを付けたたくさんの参加者たちとそのご家族が集まっていました。
桐生にこんなに人がいるのは初めてみました!
賑やかないい日ですね。

ライブでは「わたしのノスタルジア」からスタート。
季節の移り変わりを感じながら「冬の旅人」や「どんぐりと花の空」などを演奏、まずはこれまでの楽曲をお聴きいただきました。

そしてツアーということで『Neutral』から。
リズムボックスを使用した「BIRD SONG」や「サーカディアン・リズム・ショー」、「魔法の庭」などを演奏しました。

カバーでは、はじめて「渡良瀬橋」をうたいました。
桐生のわたらせ橋は何度も車で渡ったことがあり、わたしにとって桐生もまた「夕日がきれいな街」です。

そしてみんなのうたの「鉄塔」、なんとこの日の夜に再放送があるということで、
告知をさせていただき、みなさんに手拍子をもらいながら唄いました。
蔵の反響で、なによりもこの手拍子の音がとても強く鳴り響いたように感じました。
「鉄塔」はカラオケにも入っているので、機会があればぜひうたってみてくださいね!

本編はアルバムのラスト曲「永遠の少女」で締め括りました。

アンコールでは、ふたたびアルバムから「すみれになって」「星の瞳」をお届けしました。

お越しくださったみなさん、本当にありがとうございました!

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<もう一枚>


外は寒かったですが、みなさんの協力や、お客さんの笑顔、温かい言葉たちですっかり心がぽかぽかになりました。

ツアーのファイナルは、5/29(金)。
東京渋谷duo MUSIC EXCHANGEで!
open 18:30 / start 19:15

バンドメンバーは、『Neutral』のJAPAN SIDEで参加してくださった
鈴木茂さん(Gt.) 、田中章弘さん(Ba.)、小笠原拓海さん(Dr.)です!
このスペシャルな夜をぜひ一緒に過ごしてください。

ファンクラブ先行は2月8日(土)より始まっています。
(お申し込み URLは会員のみなさまにメールでお知らせしています。不着の方はinfo@nasuasaco.comまでご連絡ください。)
2月17日までです!

一般発売は2月29日(土)よりプレイガイドで行います。


最新のライブ情報はこちらをご覧ください。
南壽あさ子オフィシャルウェブサイト -Live-


そしてみんなのうたの「鉄塔」は
2/14(金)13:45〜 ※Eテレ
2/16(日)24:35〜 ※NHK総合

の再放送が決まっています!
番組表はこちら

ぜひご覧ください!

それでは、体調管理に気を付けて、まだ続く寒い日々を乗り越えてくださいね。

    南壽 あさ子


2020年(令和2年)2月2日という2並びの良き日に、わたしはスペシャルなイベントを2つ開催いたしました。

お昼はその名も
『"Neutral"Tour 2019-2020』セブンネットショッピング × 南壽あさ子 リリース記念スペシャルイベント。


アルバム『Neutral』の初回盤をセブンネットショッピングでお買い上げいただいた方が参加していただけるもので、このイベントのご招待券がCDについていました。

前作『forget me not』同様、コンセプトは"アルバムの曲順通りに弾き唄いする"というものだったのですが、
今ツアーではリズムボックスを多用しているためピアノと唄のみで表現するのが初めて、という曲もありとても新鮮な気持ちでした。

さらに言えば、これまで頑なに(?)演奏してこなかった「SPACY BOY」もここに来てついに唄う時がやってきました。
もう逃げられない!といった状況です。

(前作のスペシャルイベントはリリースして程なくして開催されたため必然的にすべての曲が新鮮に映りましたが、今回のようにツアーも佳境の時期に…となれば、そのような楽しみも取っておきたい、という気持ちもささやかながら持っておりましたことをお伝えしておきます。)

会場は大阪・南堀江knave。
次回3月1日(日)には東京・吉祥寺STAR PINE’S CAFEにて同内容のイベントを開催します。
その時にまたスペシャルライブの模様をお伝えできれば幸いです。

お越しくださったみなさま、どうもありがとうございました!

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そして夕方からの公演は
「なすとらサミット〜大阪篇〜」!

2019年は4月に都内でサミットを開催しましたが、もう一会場として大阪を選ばせていただきました。
(2019年度の「なすとらサミット」という括りになります。)

ツアーで各地駆けめぐっており、タイミングとしてはここしかないと思ったのと
ツアー中ならではのお話ができるかなと考えたからです。

翌日に節分を控えていたので、千葉県出身を代表して意気揚々と落花生を持ってきました。

受付でみなさんに渡してもらったのですが、みなさんが帰るまで、なぜ落花生なのか、これはなんのためのものなのか、一切説明せずに(忘れて)終わってしまったので、みなさんの頭の中は「?」だったことと思います。

そしてこの日のためにご用意したご飯は、会場のknaveのすぐ近く、おなじ通りにありますNekase Lab Chikorintoさんの「発芽寝かせ玄米と茹で鶏から揚げ」のお弁当!

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いつもは北極星というオムライス屋さんへ、隙間の時間を利用して食べに行くことが多かったのですが、
ライブの日は時間がないことも多いので、前回のknaveでのイベントの日に、スタッフさんにご飯をお願いしたら
「南壽さんの好きそうなとてもいいお店があったよ!」とChikorintoさんのお弁当を買ってきてくれたのです。

栄養もありかつヘルシーで、食べ応え満点!
おふたりで営まれていて沢山のお弁当を作るのは大変だったと思うのですが、喜んで引き受けてくださって、しかもライブ会場に来てお弁当のお渡しや空の回収まで手伝ってくださいました。
実はわたしは当日はじめてお会いしたのですが、すごく素敵なおふたり。うれしい出会いになりました!
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またこの日のためにご用意したドリンク、ひとつは"なす色カクテル"といってカシスジュースと日本酒をかけあわせ、ベリーを乗せたもの。
わたしはお酒を飲まないのでknaveのスタッフさんに味見してもらいながら作りました。

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〈躍動感のある写真〉


そしてソフトドリンクは甘酒ココア。
最初、この日が旧暦のお正月の時期にあたるので、甘酒がいいのでは?と考えていましたら、
静岡・磐田のR食堂に甘酒ココアがあることを発見!
奥さんに相談してみると、いろいろとテイスティングさせてもらえることに。
ココアを飲みなれていると、甘酒ココアは不思議な感じがします。
牛乳を豆乳に変えると、さらに複雑な味になるので、やっぱり牛乳の甘酒ココアがいいね、という話になり…もしかしてこれ、作っていただけたりしますか…?と、徐々にお願いモードに。

ご無理をいって、R食堂さんに作っていただきました。本当にありがとうございました!

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〈甘酒ココア〉


…そんなふうにして、さまざまな人たちのご協力を得ながら、サミット開催。
まずは、なすとらさんからいただいたリクエストに基づいたライブ。
カバーではカーペンターズの「Yesterday Once More」と桑田佳祐さんの「白い恋人達」を。
リクエストの1位は「鉄塔」でした。

そのあとは、秘蔵スライドショー。
いつからか(前回から?)写真に映像が混ざるようになりました。
写真を見ながらいろいろ話すのもいいけれど、確かに映像をみてもらった方が伝わりやすいですね。

そのあとは「南壽あさ子にしつもん!」のコーナー。
事前にいただいた質問に答えていきます。
レコーディング時の苦労話や映画のこと、苦しい時の対処法などいろんなお話をすることができました。
お答えした内容は次号の会報誌に掲載する予定です。

そして最後は恒例のビンゴ大会!
今回の一等の景品はこちら。

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「鉄塔」のモチーフつき手書き歌詞です。

鉄塔って形もいろいろありますし
シンプルなようで難しいのですね…。

この時期ならではのものを作ってみました。
当たった方、おめでとうございます!

そして2位以降はさまざまな「書」。
残念賞はカーネギーホールのバーで撮った写真をプレゼントしました。

今回もなすとらのみなさんの温かさを肌で感じた二時間半でした。
お越しくださったみなさん、本当にありがとうございました!


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〈knaveのみなさんと。いつも真剣にいいものを作ろうと一緒に考えてくれる素敵な方々です!〉

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〈のんじゃおう…〉

お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!

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わたしたちはいつでも、あたらしい仲間を募集しています。
くわしくはこちらをご覧ください!
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    南壽 あさ子

早くも"先月"となった1月は、たくさんのライブがありました。

年末年始の静かな時間はどこへやら、2週目の週末には冬の旅人となり、北陸へ。

心配するような寒さは感じられず、むしろ昼間はぽかぽか陽気でしたが時折冷たい雨が降ったり夜には急激に気温が下がったりと、油断のできない気候でした。

お正月の名残も感じつつふたたび蟹や北陸名物のどぐろをいただけたのはありがたかったです。

翌週三重と岐阜の旅ではツアー唯一のアップライトピアノでの演奏があったり、はじめての会場で昼と夜の光の変化を楽しんだりとこちらも充実した2日間計4公演。
再会あり新しい出会いあり、刺激と安心のどちらも感じられた良い旅でした。

翌週には山口県防府市のオーディオショップ、サウンドテックさんでの2日間2公演と、静岡・浜松椿オーディオさんでのイベント。
オーディオ店の方の熱い想いと、移動距離が印象に残る旅。
雪の降らない防府での中原中也の朗読と、"Neutral" Tour最後のMusic Elementsで音楽の楽しみ方について大いに語った思い出が記憶に刻まれます。

そうしてさまざまな土地をめぐって1月最後に戻ってきたのは東京。

1/30、東京吉祥寺STAR PINE’S CAFEにて、自主企画[The middle of a trip seed.10]をおこないました。

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記念すべき10回目にはヤマハレーベルメイトのシンガーソングライター・須澤紀信さんをお迎えしました。
おなじレーベルと言いましても、この度がはじめまして。声も姿も軽やかで爽やかな印象でした。

そしてスペシャルゲストとしてお招きしたのが、元オフコースの松尾一彦さん。
オフコースは母がよく聴いていたため、幼い頃から聴いており少なからず影響を受けているアーティストです。

今回松尾さんのスタッフさんと知り合ったことからこのイベントへのご出演をしていただくことになりました。

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せっかくご一緒できるならと、コラボレーションの時間をつくりました。
松尾さんの楽曲からは「忘れ得ぬ人」と「最後の手紙」を。

「忘れ得ぬ人」は東日本大震災を受けて書かれたとのことで、バッハの「G線上のアリア」で始まり、アリアで終わる美しい曲です。
わたしはグランドピアノとコーラスで参加しました。

「最後の手紙」は男性女性両ボーカルの楽曲で、男女が入れ替わるたびに転調を繰り返します。
聴いていると単純なようですが、実はソロもすべてキーが異なる複雑な唄です。
わたしはピアノと女性ボーカルを担当させていただきました。

そして一度松尾さんへバトンタッチ。
ソロ楽曲をおひとりで演奏していただいたあと、ふたたびふたりで。

次はオフコースの楽曲をコラボレーション!
実はこの日、オフコースの元マネージャーさんの富樫要さんも会場にお越しくださっていました。
やさしくて大らかな方で、この時間を楽しんでくださっていたようで良かったです。

1曲目の「歌を捧げて」は、小田和正さんが山本潤子さんへ向けて書いたといわれていますが、
当時は1番までしかありませんでした。
それが2000年のミレニアムイヤーに、ふたたびふたりがデュエットすることになったとき、「2番をつくろう」という話になったそうなのです。
なんともロマンティックな時を超えた唄ですが、一度完成した曲に新たに付け足すというのはとてもハードルが高いように思います。
しかしそれを難なくクリアし、更に素晴らしい曲になっているのだから驚きですね!

オフコースの曲でもあり、もちろん山本潤子さんも唄われています。
わたしは小田さんと潤子さんのちょうどあいだのキーで、うたいました。

もうひとつは、わたしがツアーでもカバーした「秋の気配」。
数年前に鈴木康博さんのラジオに出演した際、1曲セッションができると聞いて、この曲がいいです!とリクエストしたらなんと快くお受けしてくださいました。
鈴木さんご自身、長い間まったく歌われていなかったそうで、収録時も軽く確認をしながら、ギターを弾いてコーラスも入れてくださいました。

そんな思い入れのある曲を、今度は松尾さんとコラボレーション!
鈴木さんの弾いていたギターを松尾さんは「難しいんだよなあ」と言いながら、でも楽しそうに奏でてくださいました。
この曲もシンプルなようで奥行きと深みのある曲なので、年齢を重ねるほど説得力が増してゆくかもしれないと感じました。

そして最後は、札幌オリンピックのテーマソングだったトワ・エ・モワの「虹と雪のバラード」。
札幌オリンピックの頃はわたしもまだ生まれていませんでしたが、以前THE TON-UP MOTORSの上杉さんとデュエットしたことがあること、今年東京オリンピックを控えていること、また松尾さんが芥川澄夫さん(トワ・エ・モワの男性ボーカルであり音楽プロデューサー)のことをよくご存知というお話から、この曲をラストに選びました。

伸びやかで希望に満ち溢れた唄。
過去から現在、そして未来へ。
橋が見えるようなライブになりました。


そしてアンコールには
3人全員で。
オフコースの「愛を止めないで」をセッション!
誰もが知る名曲です。わたしは意外にも(?)
聴く専門で、まったく唄ったことがありませんでしたが、唄うことで曲の魅力を再発見することはよくあります。
この曲も、サビに向かって昇っていくような感覚があり、背中を押されている気分になりました。

平日の夜でしたが、足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました!

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つぎの自主企画はいつになるでしょうか。
種を蒔きながら、旅をつづけて、そこで出会っただれかをお呼びして、また音楽を奏でたいと思います。

    南壽 あさ子


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"Neutral" Tourのフィナーレがついに決まりました!

5月29日(金)、東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて。
open 18:30 / start 19:15

バンドメンバーは、『Neutral』のJAPAN SIDEで参加してくださった
鈴木茂さん(Gt.) 、田中章弘さん(Ba.)、小笠原拓海さん(Dr.)です!
このスペシャルな夜をぜひ一緒に過ごしてください。

ファンクラブ先行は2月8日(土)から開始いたします。
一般発売は2月29日(土)よりプレイガイドで行います。


最新のライブ情報はこちらをご覧ください。
南壽あさ子オフィシャルウェブサイト -Live-


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