正直、この事について文章を書くべきかも悩みましたが、私がどんな事を考えている人間なのかを知ってもらって、それを含めての日比野菜緒を応援してもらえたら嬉しいなという思いからこのブログを書きました。

長くなりますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

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私がお肉を食べなくなったきっかけは、
今年の5月にWADAから、2月にメキシコで行ったドーピング検査で陽性反応が出たと連絡が来たことでした。
陽性と判定されたものの、処分はありませんのでご心配なく!
その理由も合わせて書いていきたいと思います。

日頃から本当にやむを得ない状況以外では薬を服用しない、使わないようにしている私に陽性反応が出るはずがないと思い、理由を調べてみると、メキシコ・中国・南米などでは牛を早く成長させるためにグレンフテロールという禁止薬物が使用されていて、それを食した人間から禁止薬物が検出されるということが分かったのです。
安い焼き肉の正体〜TPPで輸入が加速する中南米産牛肉に注意! (2018年8月5日) - エキサイトニュース
牛肉価格が高騰している。吉野家も牛丼の価格を値上げした。牛肉価格高騰の最大の原因は、中国での異常なまでの火鍋人気。中国が米国、豪州産の牛肉を爆買いしているからだ。輸入牛肉高騰に四苦八苦しているのが、空...
www.excite.co.jp

その大会ではホテルと会場が同じ施設内にあったともあり、選手はホテル内でしか食事をしなかったこと、何を食べたかを証明することが容易だったのでとても助かりました。そして、処分が下らなかったことから複数の選手から同じ反応が出たのではないかと思っています。
わたしは自分がドーピング検査に引っかかったこともショックでしたが、薬を使って成長させられている家畜がいる事実、動物をモノとして扱っている人たちがいる事実に驚愕し、そして疑問を持つようになりました。

"私たちが大切に飼っている犬や猫などのペットと家畜として飼われている牛・豚・ニワトリの差はなに?"
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"人間は本当に動物性のタンパク質を食べないと生きていけないの?"


昔からベジタリアン(以下、菜食)に興味を持っていた私でしたが、アスリート=トレーニング=動物性タンパク質というイメージがあったので、お肉をやめるなら引退してからと考えていました。
でも新型コロナウイルスの影響で試合はないし、もしお肉をやめることで身体に異常が出たり、パフォーマンスが落ちるようならやめればいいという気持ちで菜食生活をスタートさせました。

とは言え、何の知識もなく始めるのは危険なので、まずはネット・Netflix・YouTubeなどのSNSで菜食について調べました。

特に、Netflixの The Game ChengersWHAT THE HEALTH というドキュメンタリー番組は、わたしの中にあった、アスリートは肉を食べなければ強くなれないという固定観念をぶち壊してくれたし、今まで身体のためにと摂っていた栄養素が実は身体に負担をかけていたという事実は本当に衝撃でした……

その他にも畜産業が環境に与えている影響や畜産用の土地のための生態破壊がウイルスが人間に感染する大元の原因だという事、屠畜場での残酷な行為を知ることになりました。


(お肉をやめてからの身体の変化や感じている事はまた機会があればブログに書きたいと思っています。)

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肉食をやめてから2ヶ月ほどが経ち、体調もメンタルもハッピーでこれからも菜食を続けていきたいなと思っていた時、映二さんにその事を伝えてみると、こんな事を言われました。
("言われました"は決してネガティブな意味ではないです(笑))

「日本人は木を切ったあとに供養をすることを知っている?私は、日本の養豚場では24時間大切にブタを育てている人、家畜を送り出すときに涙を流す人たちもいると聞いたことがある。菜緒は、自分がネットで調べた情報が全てだと思わない方がいい。」

最初は、「涙を流すくらいならそんな仕事やめればいい!」と勢いよく反論した私でしたが…

もし、畜産農家の中にも動物にたくさん愛情を注いで育てている人たちがいたら?
もし、その仕事に誇りを持ってやっている人がいたら?
その人たちを否定する考え"だけ"を持つのではなく、色んな方向から物事を見る必要があると感じたのです。
(それでも私は肉食には賛成出来ませんが…)


それを理解した上で、私にできる事はなにか。
みなさんにも少し考えてもらいたいのです。


スーパーにはすでにたくさんお肉が売られています。
牛や豚、鶏はすでに殺されてお肉として売られているのだから、あなた一人が買わない選択をしたところで意味がないと言われたこともあります。

だけどそれは違います。

例えば、スーパーでアメリカ産の安いお肉を買うことはアメリカの畜産農家を応援することになる。
例えば、添加物のたくさん入ったお菓子を買うことは「これからもたくさん添加物を使ったお菓子を作ってね!」と、その企業を支援しているのと同じ。

だったら少し高くても国産のお肉を買う。
添加物の少ないナチュラルなものを選んで買ってみる。
一人一人のその小さな選択が日本の頑張っている企業や人を応援することになるし、自分にも地球にも優しい世界へのきっかけになると思うのです。


買い物は投票だ


という言葉が好きです。
私は今、何かを選択する時に、自分にとって心地がよくて、誰かにとって優しい選択が出来たらいいなと思っています


"私たち消費者は、
何を買うか気にかけるだけで
世界を変える、
ものすごいパワーを持っている"
-エマワトソン-

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私は今絶賛バブル生活中なのでお買い物には行けませんが…(笑)

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!素敵な一日をお過ごしください


突然ですが、わたしはYouTubeを観るのが好きです!大好きといっても過言ではないくらい、この自粛中はもちろん、遠征中も暇さえあればずっと観ています。

その中でもいわゆるYouTuberと呼ばれる人たちの動画を観るのが好きで、"自分のやりたいこと"を発信している姿がキラキラしているなと感じます。

おすすめのYouTuberは

•あさぎーにょ さん
•そわんわん さん
•エミリン さん

です。興味のある方は観てください


でも、いざ自分が当事者になると少し違って見えるのです。

新型コロナウイルスの影響でツアーが中断になり、収入がなくなったことで、(他にも理由はあると思いますが…)YouTubeやオンラインサロン、ネットでコーチングなどを始めた選手が、わたしが知っているだけでも数人いました。

テニス以外のことをやり始めた選手や自分の出来ることを生かして発信している人たちを見て、どこか置いてきぼりな気持ちになりました。

"わたしも何かをやらなきゃいけない"

そんな考えが頭の中をグルグル回って結論が出ないまま、BEAT COVID-19 OPEN に出場しました。

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久しぶりの真剣勝負の場所。
無観客とはいえ、とても緊張感がありました。
わたしは残念ながら肩のケガのため予選リーグで棄権したのですが、それでも2回負けたことは事実で、それに自分以外の人が勝ち上がるのを見るのはとても悔しかったです。

そんな思いを抱えながら、わたしはある考えに至りました。


最近は、アスリートの価値もフォロワー数や何を発信しているかで評価されている部分があるような気がしています。

だからわたしはツアーが中断された時に自分の価値を考えてしまったし、何かを発信しなければ…と焦ってしまいました。
(結局何もできずにいましたが)

でも今回の大会がアスリートとしての楽しみや生き甲斐を教えてくれた気がしています。

"コートでの真剣勝負が好き"

なんだ私にもあるじゃん!やりたい事と、輝ける場所!と。


時代がどんどん変わっていくのを肌で感じて、不安になる今の世の中だけど、周りに流されて自分の大切なものを見失わないように生きていきたいと思ったのでした。

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なので、今大会を開催するにあたってクラウドファンディングで支援をしてくださった皆さま、プレーする機会を与えてくださり本当にありがとうございました!

いつも声をかけて頂いたり、応援メッセージを頂いたり、たくさんの愛をもらっていますが、今回の大会ではその愛をより強く感じることが出来ました

ありがとうの言葉では足りないですが、いつも本当にありがとうございます。

ツアー再開に向けて、私が一番輝ける場所で頑張りたいと思いますので、気にかけてもらえたら嬉しいです


昨日、わたしは無気力な試合をしてしまいました。中には試合を観ていない人もいるでしょうから、あえて自分でそんなことを告白する必要もないのですが、昨日はそんな試合をしてしまいました。

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最近、試合の前に緊張よりもストレスを感じることの方が多く、試合が怖いと思うことも多々あります。
オリンピックイヤーだということもあり、知らず知らずのうちに自分にプレッシャーをかけているのだと思います。

ストレスに耐えられなくなった結果、無気力な試合をしてしまいました…

そんなわたしは自分を正当化するために、
「オリンピックに出られなくたって人生変わらない」
「ランキングが10位上がったところで人生は変わらない」
と、違う方向へ考えを持っていってしまいました。

だけど一晩あけて冷静に考えると、自分は逃げていたなと思ったのです。
試合前にストレスを感じるのはそれだけ自分がランキングを上げたくて、オリンピックに出たいと思っているから。
それにみんながトップを目指して努力をしているこの世界が厳しくて当然、ストレスがあって当然なのです。
その中で常にベストの状態でいて、ベストのパフォーマンスができる人が目標を達成できる。
まだまだだな…と反省しました。

無気力な試合はプロとしてやってはいけない行為だけど、それを反省して必ず次に繋げたいと思い、今日このブログを書きました。

今日からまた新しいスタートです!
頑張ります



「世界で100人しか演奏していないような楽器で一番になったって面白くないじゃない?これだけ広い裾野があって、みんなが自分も素晴らしい音楽を作り出したい、もっと上手になりたい、ってもがき苦しんで自分の音楽を追求しているからこそ、てっぺんにいる一握りの光を浴びている音楽家の素晴らしさが余計に際立つ。挫折していった多くの音楽家たちが陰に累々といるのを知っているから、ますます音楽は美しい。」

蜜蜂と遠雷 - 恩田陸


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