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ZIymeGPgLo.jpgオススメしてもらった本も読み切ったので

次は…

村上春樹さんの初期の小説

今はその中の『双子と沈んだ大陸』を読んでいる途中

昔にも読んだことあったけどもう一度…

まとわりつくような煙たい闇と

何となく理解出来る後悔と現状の描写が

やけに私を深入りさせてしまい

今夜も眠れなさそうな予感です…

感じ方は随分変わった気がするけど…

今はこの主人公がとても愛しく思えるんだ

不思議ね…








父と私。

父親と娘としては
不思議な関係だったらしい。

小さい頃からいつも父と出かけていた。
それは思春期になっても変わらず、
特にベタベタと仲が良いワケでもなく、
「釣りでも行くか?亅と言われれば
「いいよ。亅と、ついていく。
娘と言うよりは息子扱い。
深夜に車を走らせ、
コンビニでおにぎりを買い、
窓を開け放ち海沿いの道をひた走る。

特に何という特別な会話もない。

着くと黙々と道具を用意して、
また黙々と釣りをする。

クーラーボックスにぎゅうぎゅうにつめた
イサキとかアジを、家に着いたら
また黙々と捌いていく。

お刺身にした魚は格別に美味しかった。

美味しかったな。

そんな他愛もない思い出は無数にある。


父が亡くなったとき。
その時もそばにいた。

泣かなかった。泣けなかった。

呆気なくも静かで

ただ、静かで。

悲しみも、寂しさもない。

ただ、静かな
とても静かな空間。

だけど何日かたつと
泣けない自分が
冷たい人間に思えてしかたなかった。
攻めたりもした。

あれから3年。
今年も最後に父と見た桜が咲いた。 

ひらひらと舞う桜の花びらを見上げて
ふと感じた…

泣かなかったのは
私の中で
父が消えていないからかもしれないと。

今も、ずっと、ここにいるから。
私の記憶の中に。

今も寂しさはない。

でもそれでいい。

春の風が
私の頭を無造作に
グシャグシャと撫でてくれるから。

「お前の、そのままでいいよ」と。

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過去ログです。

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大切な人を失うって…
なんかね…
時間を追うごとにね
辛くなることもあります…

手の届かない所に行ってしまった影に
必死で手を伸ばすのに
まるで雲でも掴むかのようで
何とも言えない哀しさだけが
ヒンヤリと手のひらに残る…

あれから時間だけは流れて行ったのに
何処かしこにその人の影があって
そこはかとなく存在を感じてしまう…

今は

たまにね

たまぁに辛くなるのね…

泣かないけどね


失いたくないと心から思える人は
もうこれ以上要らない…

もう最後でいい…













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