Tere!!
エストニア語でこんにちは!
旅人ニーナです。
エストニア語って語順が日本語と同じらしいよ?
フィンウゴル語族系の言語で、
ハンガリー語もこの系統みたいです。
今回は過去にわたしが旅してきた国を、時系列に各地の食と振り返る
#一国一食シリーズ。
ちょっと更新が久々ですね(笑)!!
実は、シリーズ名をもっとキャッチーに変更しようか?
と考えていて、
#旅人ニーナの海外放浪ひとりめし !!!
はどうかな?
なんて考えたりしてました。
どーですかね?
シリーズはまだまだ続きますので、宜しくお願いします!😊
今回からはエストニア編!
【おばあちゃんの家で】という意味の名前がついたレストランで食べたエストニア料理のコースです。
当時、初めて一ヶ月にわたる南アジア(インド-ネパール-ブータン)のバックパッカー旅を終えた私は、
すっかりバックパッカーの自由な旅の楽しみ方にハマってしまいました。
こんなに楽しくて、贅沢に時間が使えて、
ちょっとマニアックな体験もできて、しかもかかるお金はツアーの半分くらい安い✨✨
アジアを満喫したので
自ずと
『次はヨーロッパを、バックパッカー方式で旅してみたいな!』という欲望がむくむくと膨らんでいました。
さぁ、
エストニアってどこっ?!
ってイメージわかないですか?
フィンランドの海を挟んで下にある、東欧バルト三国のひとつです。
タイミングよく、時代はユーロ安!!
(日本も不況でしたが。いまと同じね。。。)
1ユーロが100円くらいでしたから、本来高くつくヨーロッパ旅がとってもお安く楽しめるチャンスだったんです。
そこで、わたしは
フィンランド
↓
エストニア
↓
フィンランド
↓
イタリア
↓
スイス
↓
イタリア
↓
日本
というヨーロッパ移動ルートを組み立てました。
フィンランド乗り換えで、イタリア行きまでの飛行機チケットを買ったんです。
そして、エストニアはフィンランドからめっちゃ近いので
船で日帰りできる。
と知って、気軽に日帰りで行ってきました。
☝船がつく、港町の首都タリンは歩いてすぐに、
町並み保存地区がある、観光しやすい街です。
しばらく散歩して(坂道が多かった気がする)
お腹が空いてきたので、
観光案内所で
「エストニアらしいものが食べられるレストランを教えて下さい」
と聞いてみました。
観光案内の方に
「それなら《ヴァナエマユーレス》がおすすめです」と紹介してもらいました。
実は、町並み保存地区には、
たくさんレストランがピンからキリまであるんです。
でも、目に付きやすいお店は、
どことなく観光ずれしたお店ぽくて
(店員さんが安っぽい中世の衣装のコスプレしてたりして…なんていうか、太秦映画村?)
なかなか気乗りしませんでした。
この《おばあちゃんの家で》のレストランは
有名なガイドブック【地球の歩き方】にも乗っていました。
有名らしいけど、
落ち着いたところらしい、そしてめちゃくちゃ高いわけでは無いらしい(大事)、
ので行ってみることにしました。
☝メインは牛肉の煮込み〜プルーンと林檎のソース
を選びました。
英語のメニューを渡してもらったんですが、
ヨーロッパのお決まりで、
前菜→メイン→その他→ドリンク
のページ分けがしてあります。
日本人観光客にとって
ヨーロッパでコース料理を頼む……
ってシュチュエーション、
なんか、緊張しませんか?!!
ふだん、コースなんて食べないもん!!
忘年会のお仕着せの居酒屋コースくらいじゃん(笑)?!
たから、頼むときも、ドキドキしちゃいました。
でも、あまりメニューも豊富すぎず(笑)
私レベルでもわかる、かんたんな英単語が並んでいたので、
割とスムーズに頼む事が出来ました。
『ドリンクは国産ビールをお願いします。
前菜の代わりにスープ、
【ヘーゼルナッツのポタージュ】を下さい。
メインは牛肉で。
デザートは要りません。please!』
ここまで何とか、言えました。
この、ヘーゼルナッツのポタージュ
が、絶品✨✨で!!
嬉しかったなぁ。。。
スープというより、ポソポソ、モソモソ、したお粥みたいな舌触りで、
でもねっとりはしてなくて、
なんというか、スープとペーストの間のようなテクスチャーでした。
優しいナッツの風味。
クルトンがいっぱい乗っていて、なんというか、スープというより、パンにナッツのペーストを塗ったような味わい。
とてもとても美味しかったので、わたしが土産話をしたところ、美食家の友人が英文のレシピを調べてくれて
ウンザリするくらい手間がかかる料理、って書いてありますよ』
と教えてくれました。
ナッツをオーブンで焼いてから、色々下ごしらえして、すりつぶして作るようです。
もう、名前の響きからしてウットリしますよね、
【ヘーゼルナッツのポタージュ】。
絵本や童話の中の食べ物みたいです〜✨。
パンに添えられたバターナイフはエストニア名産の【ネズの木のバターナイフ】。
ちょっとしたところのコダワリが嬉しい。
ハイセンスな大都会のパリやロンドンと違って、エストニアはどことなく素朴で、海と森に囲まれた、妖精さんが現れそうな、おとぎ話が似合うような雰囲気があります。
(実は、歴史的には波乱万丈何ですが……)
バターを傷みにくくし、金属のナイフより優しくなめらかにバターがパンに塗れるんだって。
ふだん、日本ではバタートーストを食べないからネズの木のバターナイフは買わなかったんだけど、
やっぱり買えばよかったかな〜。
ここのレストランは全体的に薄味で、
お肉もソースも、素材の味が感じられるお味でした。
ひと通り食べて、2000円くらいでしたが、
今ではもっとお高いみたいです。
独りでレストランに入って、外国のメニューのオーダーが出来た事、
結果的に美味しくて、とても満足出来た事。
お店の方もインテリアもとても優しくて、
たった一日の滞在でしたが、エストニアは高感度大♥になりました。
今日はここ迄。
次回はエストニアの首都、タリンの街の観光についてレポートしますよ。
では
Nägemist!👋
バイバイの意
コメント一覧