この度、KADOKAWAさんより書籍

『ラストパス 引退を決断してからの5年間の記録』

を出版することになりました。



発売は6月30日になります。

タイトルの通り、40歳で引退するまでの2016シーズンから5年間の記録となります。小学1年生の時から始めた34年のサッカー人生の中で最も濃密で濃厚だった5年間の。

この本は引退後より書き始めました。

引退発表をした後に、KADOKAWAさんの方からお話をいただき、出版が決まって、現役引退をした1月1日以降、新生活がスタートした中で、タイミングを見て担当の菊地さん、構成の原田さん、そして妻と何回もオンラインで打ち合わせをしました。
打ち合わせをしながら、少しずつ少しずつ記憶を巻き戻しながら、合間を縫って書き続けてきました。

この5年間、本当に多くのことがありました。
その中で、妻と2人で喜びを分かち合ったり、悔しさ、悲しみを共有しながら共に乗り越えてきました。
自分ひとりでは間違いなくここまでやれなかったと思うので、妻、そして子どもたちへの感謝を伝えたいです。
本当にありがとう。

また、この本の中で登場してくれたフロンターレに関わる全ての方たちの存在あっての中村憲剛であり、この5年間の軌跡なので、改めて感謝を伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。

記憶があやふやなところは妻にフォローをしてもらいながら、誰にも明かしてこなかった話も含め全てをこの本に書き記したつもりです。

こういう形で本を執筆することはもうないと思うので、この本が自分から皆さんへの「ラストパス」になると思います。
「自分がこの5年間で何を考え、何を想い、何をやってきたのかを伝えたい。」その一心で執筆させていただきました。読んでくれたみなさんの心に何かひとつでも届いてくれたらうれしく思います。

2021年 6月11日 中村憲剛