こんばんは。
今日の川崎市制記念試合V・ファーレン長崎戦、かなり蒸し暑い中応援ありがとうございました。
今日の川崎市制記念試合V・ファーレン長崎戦、かなり蒸し暑い中応援ありがとうございました。
札幌から中3日でコンディション的に難しい試合でしたが、無失点でしっかり勝ちきることができました。今日は川崎市制記念試合ということで、秀樹さんのYMCAを勝利で飾れて本当に嬉しく思います。
みなさん体感して思っていることではあると思いますが、今年の夏の暑さは尋常ではないです。この暑さの中、毎日トレーニングをしている自分だから分かること、言えることもあります。
体の小さな子どもたちにとって今のこの気候はとてもじゃないですが、運動に適している環境とは言い難いです。
僕は6歳から今まで三十年以上サッカーをしていますが、ここ数年は年々暑さが厳しくなっていることを体感しています。最近は毎年夏が来ると「今年の夏の気温湿度危なくないですか?」と話している気がします。
僕達はプロスポーツ選手なので、それも含めてトレーニングをすることが仕事ですが子ども達は違います。弱音を吐かないことや我慢することは日本人の美徳であり文化であると思いますが、取り巻く環境がここまで変わってしまった以上、変わらざるを得ない部分もあるのかなと思います。
人の命より大事な文化や美徳はないです。特に体の小さな子どもたちを守るのは我々大人です。熱中症が死に至る怖いものであるという認識や熱中症についての知識、知ると知らないでは雲泥の差です。僕も親として、なるべく体調の変化や子どもが出すサインに気づけるようにアンテナを張っているつもりです。時に甘えるなとか怠惰じゃないかと思う時もありますが、そういうことを上回る暑さなのです。誰が悪いとかいうことじゃなく、ただただ日本が暑くなっているから対応を変えていかないといけないんじゃないかというシンプルな思いです。
まず、子どもの健康を優先して、子どもたちが甘えられる、無理な時は無理だと素直に言える環境にしていくべきじゃないかと思います。
僕も子どもたちにはこの暑さなら無理はしないで辛い時は辛いと言っていいんだよと話をしています。スポーツに関する知識も昔の常識は今の非常識に変わってるところもあります。環境が変わった以上、昔からの慣習も再考して現在の環境に合わせてアップデートしていく必要があるんじゃないでしょうか?
その際に最優先にしていただきたいのは子どもたちの健康です。スポーツに関わる仕事をしているからこそ、切に願います。どうか多くの方に熱中症について知り考えていただけたらと思います。
今日は夏休みが始まって最初のホームゲームでしたが、あまりに暑く来てくださるサポーターや子どもたちのことも心配になり、暑い中運動している自分だからこそ最近思ったことを少し踏み込んで書かせていただきました。
なので更新が遅くなり申し訳ないです。
子どもたちにとって思い出深い夏休みになりますように!!
ケンゴ
子どもたちにとって思い出深い夏休みになりますように!!
ケンゴ