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37歳になりました。

ハッピーハロウィン=ハッピーバースデー俺

37ですか。
「中村憲剛が37歳」という文字を見るとじわじわ来ますね。面白い。信じられない。笑

今日は誕生日だったので、うちの若い連中(というかみんな俺より年下なのですが…)に「よく37までやれてますね」とそれに似たような言葉をオブラートに包まれたものからどストレートなものまで方々で投げつけられました。(若さは時に残酷。笑)

確かにそうだな。と。この体格、フィジカルでよく15年もやって来たなーと俺も不思議に思ったので少し考えてみました。

今だから言えますが、ここだけの話、30歳をすぎて35歳くらいまでは毎年誕生日がくる度に「あーまたひとつ年取っちゃったな」とジリジリ上がっていく自分の年齢に眉をひそめ、年齢に負けないぞと神経質なまでに反発しようとした自分がいました。でも35歳をすぎてからは途端にそんなことはどうでもよくなって、周りに年齢のことに絡めて何を言われても全て自分の責任だと(まぁ、若い時から今までもそうであることには変わらないのですが…)思うようになり。そう考え始めたら自然と35の時よりも37になった今の方が精神的にそして精神に引っ張られて体も若くなってるんじゃないだろうかと半分錯覚に近い感覚で後の半分は本気でそう思ってる自分がいます。

何が言いたいのかというと年齢とはただの数字で、何よりも大事なことは「今」の自分に対しての信念、気持ちをどう持つかで、そしてその信念、気持ちが自分を動かしているのではないのかなと…。数字に惑わされない確固たる自分があれば大丈夫なんだなと。

当たり前のことをさももっともらしい言い方で書いてみました。笑

自分が「やれる、できる」と思えばやれるしできる。「もういいかな、やれないかな」と自分の中でその気持ちがわずかでも芽生えてしまえばできないと思います。
その考えは若い時でも一緒ですが、歳を重ねるとそれを挽回するチャンスやパワーが若い時よりも少ないだけのことだと思います。

なので、今日で37歳になりましたけど、気持ちは若い時と全く変わらないです。むしろ今の方がもっと上手くなりたい、強くなりたい、勝ちたいという気持ちは強いかもしれません。未だにそういう自分に期待している自分がいるし、そういう自分になるために「今」の自分が何をすべきかと日々頭と体をフル回転させてます。

そう思えるのも、全てはどんな時でも「フロンターレの勝利のため」であることが土台にあって、そこから外れたことがないからだとも思います。自分がフロンターレの勝利に貢献したい。そう思ってずっとやってきました。

なので37歳になりましたが、明日からも変わらず週末に向けてその勝利のためにいい準備をしたいと思います。

最後になりましたが、ここまで長くプレーできているのも家族やクラブスタッフの心のこもったサポート、そして日頃より応援してくれるサポーターのみなさんのおかげです。もうずーっとですが、改めて本当にありがとうございます😊

先週くらいから今日まで麻生まで足を運んでくれて誕生日を祝ってくれたサポーターのみなさん、メールや電話をくれたみなさんこの場を借りて御礼申し上げます。
明日以降も絶賛お祝いは受け付けておりますので是非麻生にお越し下さい。笑

中村憲剛 37歳

2017.10.31

P.S.
左から30日生まれの35歳、31日生まれの37歳、1日生まれの見た目34歳くらいの人。笑

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フジテレビ「ルヴァンカップFINALあと2日!」に、中村憲剛選手のインタビューが放送されます。ぜひ、ご覧ください。

■番組名
フジテレビ「ルヴァンカップFINALあと2日!」

■放送日
2017年11月2日(木)24:25~24:35

■内容(番組側より)
あと2日に迫ったJリーグYBCルヴァンカップFINAL!
記念すべき25回目のFINALはセレッソ大阪vs川崎フロンターレ!
その見どころを「5夜連続」で放送します。
じゅんいちダビッドソン(本田圭佑?)とアモーレ橋本(長友佑都?)が、見どころ満載のトピックスを探し、FINALへの期待感を盛り上げます。
今回は、この大会2007年・2009年とあと一歩で優勝を逃した中村憲剛選手に独占インタビュー! 悲願のVに向け「セレッソ大阪の印象」「勝負のポイント」などを“司令塔”が激白します!
そして「好調」を維持している家長昭博選手と谷口彰悟選手!“攻守のキーマン”2選手にFINALへの意気込みを語ってもらいます。

とてつもない豪雨の中、本当に応援ありがとございました。

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引き分けは本当に悔しいですが、それでも最後の最後まで諦めずに戦って得たこの結果。
繋げましょう、みんなで。

次はルヴァン杯決勝です。
また共に戦ってください‼︎

ケンゴ

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