麻痺だから動かないのか?
先日のセロトニンドラムサークルにて、脳梗塞により右半身の動きが悪くなってしまったという方にお会いしまして、
先日のセロトニンドラムサークルにて、脳梗塞により右半身の動きが悪くなってしまったという方にお会いしまして、
パーカッションを上手く叩けなかった際に、
「自分は麻痺があるから右手が思うように叩けない」と。
「いやぁいやぁ、麻痺がなくとも、誰しもがいきなりは思うようには叩けないのが普通であり、麻痺のせいとは限らないかもしれませんよ」と言ってみました。
「自分は麻痺があるからどうしても右手に余計な力が入ってしまって」と。
「いやぁいやぁ、麻痺がなくとも誰しもが余計な力が入ってしまうもので、麻痺のせいとは限らないかもしれませんよ」と言ってみました。
思い込みを外す
そこでまずは呼吸。
お腹に意識を向けて大きく息を吐いてもらう。
次に手首から意識を外して腕をダランとしてもらう。
次に呼吸とお腹への意識を外さないまま、肩甲骨をグルグル動かしてもらう。
するとその反動で指先までしなるように動く。
「あっ!ホントだ!動いてる!この感覚は今までなかったかも!」と。
人間の身体って、もっと言えば脳って、
思い込みで動いている、そして動かなくなるんですな。
自分の脳にリミッターをかけているのは、これまた自分の脳という刹那。
このリミッターを外すのが呼吸法と言われているのですが、そのシステムはまたいつか。
自分に言ってます
そしてそうです。
なんだかんだ自分に言っております。
システムを知り呼吸法を実践しているからとは言え、
そう簡単にこれまで積み重ねて来た脳のクセやリミッターを外せるわけではありません。
そして例え外れたとしても、ベースとなる何かしらのトレーニングを積み重ねた実力がなければ、何も出ては来ないわけです。
トレーニングを重ね、呼吸法を続けて思い込みというリミッターを外す。
日々努力研究中でございます。
お陰さまで以前よりは、かなり外れています。
そして、右手の脱力ができた方には続編がありますのでまた書きます。
良かったら共に研究しましょう!!
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