こんにちは。野崎弁当です。




もうすぐ4月ですね。



MeseMoa.は4月29日に幕張メッセ公演が控えております。



MeseMoa.にとって、新しいステージへと踏み出す、挑戦の舞台です。





ですが、新しいステージへと踏み出すのは、僕たちだけではないでしょう。


4月は様々な環境が変わる時期。



きっと、これから新しい何かと戦わなければいけない、あるいはもう既に新しい何かと戦っている。そんな方々は多いと思います。



毎年毎年のことではありますが、そんな皆様に、少しだけ、メッセージをしたためようと思います。










僕はただ、


皆様が生きていてくれるだけでいい。


と思っています。







「死ぬこと以外かすり傷」なんて言葉があります。


この言葉を、人を軽んじたり傷つけたりする免罪符にしてはいけませんが、自分を鼓舞するための言葉としては、とても良い言葉だと思います。





とはいえ、「死ななくても重傷を負うことだってあるよ!」と思う人もいるかと思います。


それはもちろんそうだと思います。


深い深い傷を負うことは当然あるでしょう。


時には、どの道を選んでも、地獄にしかたどり着かないようなこともあるでしょう。





でも、それでも命を落とすよりは、よっぽどマシだと僕は思っています。





僕も、どの選択をしても地獄にしかたどり着かないなと、そんなふうに思ったこともあります。


そんな時は、その少ない選択肢の中でも、少しでも生きながらえそうな道を探してきました。


同じ地獄でも、自分が少しでも生きながらえることが出来そうな道を選べば、


もしかしたら、その先にある「より良い可能性」にたどり着くかもしれないから。








人間ってのは不思議なもので、その時は世界の終わりのような気持ちでそも、後々になって、「なんでこんなに楽しいことが転がっていることに気づかなかったんだろう」とか、「なんであんなことで悩んでいたんだろう」とか思ったりすることもよくあります。


そんな可能性を信じてみるのも、良いと思います。






「希望を抱くことが辛い」と、思うこともあるかもしれません。

希望を抱くことはとても美しいことです。

素晴らしいことだと思います。

でも、それだけが選択肢ではないのだと思います。必ずしも大層な希望を抱く必要は、無いんだと思います。


「とりあえず生きながらえてみるか」くらいの気持ちで十分なのだと思います。



何かの岐路に立った時も、


「どっちも嫌だけど、こっちのほうがちょっとはマシかな」


そんな選択の仕方でいいのだと思います。







僕の好きな和歌に「ながらへば またこのごろや しのばれむ うしとみしよぞ いまはこひしき」という歌があります。



現代語訳は「この先もっと長く生きていれば、今この時もまた懐かしく思い出されるのだろうか。辛いと思っていた昔の日々も、今は恋しく思い出されるのだから。」というようなものになります。



僕がこの歌を好きな理由は、決して大きな希望に満ち溢れている訳ではないところです。むしろ、どことなく後ろ向きで、人生や現状に対しての疲れや諦めのようなものさえ感じます。






それでいいんだと思います。


現状や希望に押し潰されてしまうよりも、ずっとずっと、良いのだと思います。







やらなきゃいけないことはたくさんあって、


乗り越えなきゃいけないこともたくさんあると思います。


全てにおいて無責任ではいられないし、全てを放棄することはできないでしょう。


だから、まずは、「精一杯頑張れ」という言葉を送りたいと思います。


そんな中で、本当に、自分がダメになりそうになった時は、


自分を大事に、自分を労わることを第一に考えて、生きてほしいなと思います。






皆様が健やかであることを願って、僕も4月を迎えようと思います。

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