8月5日(日)、オレステス・デストラーデさんがライオンズのレジェンドOBとしてメットライフドームにご登場と聞き、2006年3月、第1回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の現場でのデストラーデさんとのやり取りを思い出したので、気分転換に以下に記します。

アジア勢4チームが予選1次ラウンドの開催地・東京ドームに集まった第1回のWBC。大会前日の韓国代表の練習を当時テレビ朝日の解説者だった大塚光二さん(現・東北福祉大野球部監督)と一緒に見ていると、背後から「ビビ!」という声しました。振り返るとアメリカの放送局の解説として訪れていたデストラーデさんでした。


「オーレ!」といってハイタッチをする大塚さんとデストラーデさん。それはアーチを放った後のホームベース上での出迎えシーンのようで、それを見守る僕の気分はさながら球審の村越さん(?)でした。

大塚さんはしばらくしてバッティングゲージに入った韓国の背番号7番を指さし、デストラーデさんにこう言いました。「イシゲさん!イシゲさん!」。

大塚さんが指の先にいたのは韓国を代表するスーパースターで中日でもプレーしたイ・ジョンボム選手。確かにエラの張ったお顔立ちは石毛宏典さんにちょっと似ています。お二人のルーツをたどるとフランキー堺さんに少しかすりそうです。

20180730_01.jpg

デストラーデさんは韓国代表のブルーのユニフォーム姿のイ・ジョンボム選手に向かってこう叫びました。「ハチ!」。ハチとは石毛さんの愛称。韓国代表の練習がライオンズ黄金時代同窓会のようになってきました。

気がつくと大塚さんはどこかに行ってしまい、僕はデストラーデさんと2人きり。デストラーデさんの韓国選手に関する質問に答えることになりました。「イイセンシュダレ?」と尋ねるデストラーデさんに僕は前年の首位打者で後に中日でプレーするイ・ビョンギュ選手のことを指さしました。

20180730_02.jpg

するとデストラーデさんはイ・ビョンギュ選手を見てこう一言。「マコト!」。そう佐々木誠さんです。以前からイ・ビョンギュ選手と佐々木さんは似ていると思っていたのですが、デストラーデさんによって完全に認定された瞬間でした。

ビビとオーレとハチとマコト。

デストラーデさんにとってライオンズ時代の同僚と過ごした時間はいい思い出として残っているのだと感じた、12年前の東京ドームでのできごとでした。

デストラーデさんについては2016年12月に行った「レオ党ノスタルジア」でゲストの平野謙さんがある秘密を教えて下さいましたね。可能なら当時の映像で検証してみたいです(笑)


tour2018_fbm.jpg







韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2018
室井 昌也
論創社

2018-5


2017-5


tunagu_cover_m.jpg

室井 昌也

論創社
2016-12





交通情報の女たち
室井 昌也
論創社
2014-11-18