まず、野球本体とは直接関わらない部分ですが、
韓国球界に関する大きな出来事があったので、
悩みましたが記すことにします。

23日、現場の仕事仲間が悲しい決断をしてしまいました。
彼女とは特に親しいということはありませんが、
球場で顔を合わせれば挨拶をし、
前の放送局所属だった2年前、
テジョンでの試合後、解説者さんとスタッフさん、
知人記者と当方の5~6人で、一緒に食事をしたこともありました。

いきさつなど詳しいことはわかりませんが、
当方、この報を聞き、東北新幹線車中で、
しばらく泣いてしまいました。

もう、誰かが亡くなるというのはいやです。

どうぞ、どうぞ安らかにお眠りください。



さて、表題の件です。
22日、神宮球場で試合前に少しだけ取材をし、
その後移動、23日は岩手県陸前高田市へ災害ボランティアに行きました。

当方と大船渡との縁(の一部) (3月19日のブログ)
大槌町でのボランティア(4月23日のブログ)
大船渡市でのボランティア(5月4日のブログ)

 一応、仕事もしているということもお伝えするため、
 下記にこの数日中にアップされた中から、
 日本語で読めるコラム2つを記載しておきます。

 →日韓100勝を達成した門倉 「さらに上を目指す」 (スポーツナビ)
 →韓日6選手の月間総括(朝鮮日報日本語版)

以下、球界に関する有益な情報はありません。

今回も個人での日帰りボランティアの強い味方、
岩手県社会福祉協議会さんと名鉄観光サービス盛岡支店さんで
ご用意くださったボランティアバスで、盛岡駅から陸前高田へ向かいました。

陸前高田は街全体が大きな被害を受けたことを、
映像や新聞記事などで知ってはいました。
しかし、以前買い物で何度か訪れた、
スーパーのマイヤの建物などを除き、
跡形もなくなってしまった実際の光景を目の当たりにすると、
言葉がありませんでした。
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高田松原の野球場は、照明灯があることでそれとわかるような状況。
高田松原の公園自体は姿が見えず、海の中になってしまったようです。

釜石市などでは現在も家屋の泥だしボランティアが行われていますが、
陸前高田の場合、被害を受けた住宅の中で原型をとどめている住宅が、
あまりありません。
ということで今回の作業は、未だ手付かずで重機が入っていない、
田んぼに流れ着いた家屋、家財の撤去を行いました。

この時期の東北らしい風景といえば、田植えが行われた水田です。
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陸前高田の市内中心部から北西に約8キロ、
横田町の「川の駅よこた」の裏手の水田

水面に映る、緑の木々は初夏を感じさせます。
しかし、津波の被害を受けた多くの田んぼの状況は、
震災から2ヶ月以上経った今でもご覧の通りです。
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とりあえず同じバスで訪れた約40人のみなさんで、
午前中2時間でなんとかここまでの姿になりました。
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作業を厳しくさせるのが、前日の雨で水分を含んだぬかるみ。
大きく足をとられる中、長い木材やベニヤを足場にし、
なんとか今後重機で回収できるよう、漂流物たちをまとめました。
みなさんの足元はもちろん長靴。当方もハイカットの安全靴を履いてます。
釘を踏み抜いたりしたら大変なので。

一帯に漂うのは、前回訪れた大船渡同様に、潮、磯の臭い。
「香り」ではない、海と土が混ざった臭いで、かといって、
腐ったような鼻をつまむような感じではない、潮、磯の臭いです。

お昼休憩をはさみ、午後は用水路の清掃。
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既にきれいにした後です。

海から流れ着いた、養殖の牡蠣がかごに入ったままであったり、
ガードレールなども折れ曲がった状態で、
用水路に突き刺さっていました。
そして多かったのが屋根瓦でした。

今回のボランティアバスで隣席だった男性は盛岡の方。
田んぼについて話をしていたところ、
「お米は一番多く食べるのに、作るのが大変なんですよね」と
話してくれました。

今回、塩害やヘドロなどで被害を受けた田んぼが、
またお米を作れるようになるまで、
どのくらい時間がかかるのか分かりませんが、
田植えがされ、稲穂が実った時には、
その光景を見に訪れたいと思います。

被害を受けたどの場所も、自衛隊や警察、自治体の方々などの力で、
道路は整備され、大きな廃材などはだいぶまとめられていました。
しかし、今回の田んぼのように、手付かずの場所はまだまだあります。

未だ行方不明の方々が数千人いる状況で、
この日も警察の方々が捜索活動を続けていました。
河川敷や用水路など、これから手が入る場所で、
新たに発見されるということも少なくないようです。

たまにしか現地へボランティアに行けない当方が言うのもなんですが、
現在も人手は必要とされています。

バスの中でも話していたのですが、
「ボランティアはしたいけど、そのためだけに行くのはちょっと」
という方は、温泉旅行などを兼ねたボランティア活動なども、
いいのではないでしょうか。

ご家族やお友達同士で、車や、新幹線+レンタカーを利用し、
1日はボランティア。その疲れを温泉宿で癒し、
翌日は内陸で観光、というのもありだと思います。

被害を受けた地域の役に立てて、
疲れた体に温泉の恵みをたっぷり受けて、
観光で地域を活性化。
おいしい料理からもののありがたみを感じ、
みんな仲良く帰っていく。
いかがでしょうか?

前回の大船渡のボランティアには、
小学生の男の子の親子連れも参加していました。
お子さんに大きな丸太を運ぶのは無理でも、
小さな建材を拾うことなどは出来ます。
また結構、女性の参加者も多いです。

各災害ボランティアセンターでは、
グループであれば、当日受付できるところもあるので、
現地に行ってボランティアをして、
その後観光というのも可能だと思います。

下記にボランティア受入先情報なども掲載している
サイトのリンクを貼っておきます。
東日本大震災支援全国ネットワーク
各所の募集要項などを見て、参加できそうな場所で、
活動されてはいかがでしょうか。

当方、次回災害ボランティアに行くのは、
しばらく先になってしまうかもしれません。
しかし今後も、時間が作れれば、可能な限り、
現地でできることをします。


2017-5


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室井 昌也

論創社
2016-12





交通情報の女たち
室井 昌也
論創社
2014-11-18