先月の岩手県大槌町に続き、
3日、同県の大船渡市に災害ボランティアへ。
翌朝帰京し、4日は神宮球場へヤクルト対中日の取材に行きました。
時間の都合で今回も、東京-盛岡間は行きも帰りも、
夜行高速バスでの日帰りです。

当方と大船渡との縁(の一部)(3月19日のブログ)
前回ボランティア(4月23日のブログ)

今回も岩手県社会福祉協議会さんと、
名鉄観光サービス盛岡支店さんが用意してくれた
盛岡駅からのボランティアバスにお世話になりました。

大槌町では畑に流れ着いた家屋などの撤去を
雨の中行いましたが、今回は大船渡市を流れる、
盛川(さかりがわ)の河川敷の清掃をしました。
大船渡市20110503_01

前回のような、変わり果てた街の姿を目にしての作業ではなく、
今回は河川敷の公園が活動場所。
盛川河川敷公園は地域の方々がグラウンドゴルフやジョギング、
野球、サッカーなどを楽しむ、市民に愛される場所だそうです。
大船渡市20110503_02

本来芝生に覆われていたという部分は、
多くの土砂が堆積し芝が見えません。
河口から約2キロ離れているのですが、
辺り一帯には強い潮の匂いが。
そして、水産工場や港から打ち上げられたのでしょうか、
多くの魚、蟹、貝が散乱し、魚からも臭いが放たれます。

この日、河川敷公園では、盛岡からバスで参加の我々40名と、
奥州市から参加のみなさん、また当日参加の方々など、
約百数十名で作業を行いました。

全体の指揮を愛知からの支援組織の方が行い、
岐阜県多治見市から支援されたごみ袋で、飛散物を拾い、
気仙市民復興連絡会さんが用意された、
炊き出しの豚汁をおいしくいただき、
神戸大学の学生さんや地元の高校生などと活動という、
各地から集った皆で一体となった作業です。
大船渡市20110503_03

当方が一緒に動いたチームは、偶然にも6人全員、関東在住。
お2人は実家が岩手県の方。お3方は大学で助手と務める方と、
学生さん2人という構成でした。

マンパワーとはすごいもので、10時から15時まで、
お昼休憩を挟んだ実質4時間で、幅約100m、距離約1kmの一帯は、
だいぶきれいになりました。
後半はスコップで道路側に堆積した土砂も取り除き、
魚の腐敗臭がある部分には石灰をかけ、
この日の作業は終了しました。
大船渡市20110503_04

また途中、写真を2枚拾い、担当の方に託しました。

今回の作業は公園という、生活には直結しない部分で、
まだ、スポーツを楽しもうという人は地域に多くないでしょうが、
まずは子供たちが日常を忘れられるよう、
体を動かすことに没頭できるような場所になればと思います。

野球でいうと、岩手県はプロ野球選手を数多く輩出している方ではなく、
最近だとヤクルト・畠山和洋選手、西武・菊池雄星投手が出身。
どちらも内陸出身で、沿岸部だと昨年限りで引退した、
ヤクルト・志田宗大スコアラーが大船渡出身です。
取材時に側にいたことは何度もありましたが、
残念ながら志田さんと、直接お話ししたことはないです。

今回、元の姿にちょっぴりですが戻ったこの河川敷公園で、
近いうちに少年たちが汗を流し、
その中から、プロ野球選手が出てくれたら嬉しいですね。

そうそう、大船渡市のお隣で、
未だ市民の6割以上が避難所生活を送る陸前高田市では、
津波の被害を受けたバッティングセンターが、
5日のこどもの日を前に営業を再開したそうです。
バッティングセンター再開=「こどもの日」前に-岩手・陸前高田(時事ドットコム 5/4)

当方、高田のバッティングセンターに行ったことはありませんが、
大船渡バッティングセンターは何度か足を運びました。
バス車中から見た限り、大船渡バッティングセンターがある、
猪川町辺りは被害が少なかった様子。
岩手県沿岸部の野球少年たち、応援してますよ!

今後も時間が作れ次第、災害ボランティアに行きます。
被害があった地域と、東京などそうでない場所では、
徐々に温度差が生まれていますが、それはやむを得ないこと。
元気でいられる人は元気でいた方が良いでしょう。

当方は岩手県に恩義があるので、
今後も出来る限りのことはしますし(岩手県以外にも)、
そのことをちょろちょろ発信し続けます。

そして神宮球場では、ヤクルト・イム チャンヨン投手の
日本通算100セーブ目達成を取材。
試合後、晴れやかな様子で何よりです。
今回、そして後日また話を聞き、それらはコラムに反映させるかと思います。



2017-5


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室井 昌也

論創社
2016-12





交通情報の女たち
室井 昌也
論創社
2014-11-18