今年の韓国シリーズは公式戦1位のサムソンと、
プレーオフでロッテを倒した公式戦2位・SKの対戦。
両者の対戦は2010、11年に続き、3年連続となります。

2012年韓国プロ野球ポストシーズン日程表

この3年間の流れについては、
日刊スポーツさんの携帯サイト・ワールドベースボール内の
「韓話☆球題」に記しましたので、ご興味ある方はどうぞ。

シリーズ前日の23日14時から、
テグで韓国シリーズメディアデーが行われました。
2012韓国シリーズメディアデー
優勝トロフィーを前に

数年前からテレビで生中継され、会場も年々広くなります。
これも野球人気の高さが反映されていますね。

サムソン・リュ ジュンイル監督、チン ガプヨン選手、パク ソクミン選手、
SK・イ マンス監督、チョン グンウ選手、ソン ウンボム投手が出席したメディアデー。

現役時代からの先輩・後輩の間柄である両監督の顔合わせということで、
ピリピリしたムードではなかったですが、
昨年に比べると、多少の緊張感がありました。
前回は4勝1敗でサムスンがシリーズ制覇しましたが、
今年は昨年よりはもつれるのでは?という気配でしょうか。

両チームとも初戦だけではなく、2戦の先発投手を予告する雰囲気となり、
サムソンが第1戦・ユン ソンファン投手、第2戦・チャン ウォンサム投手、
SKがユン フィサン投手、マリオ投手と両監督から告げられました。

テグ球場ではサムソンが前日練習を行いましたが、
ブルペンで投げる第2戦先発予定のチャン ウォンサム投手に対し、
イ スンヨプ選手が打席に入って言葉をかけるシーンもありました。

さて今年の韓国シリーズ、戦力的にはサムソンが有利なのですが、
SKは昨年、準プレーオフ、プレーオフと戦って来たのに対し、
今回はプレーオフのみ。しかもピッチャーを使い切ったということもなく、
韓国シリーズからブシ投手をエントリーに入れているので、
顔ぶれとしていい勝負になるような気がします。

SK・イ マンス監督は「新聞で評論家の予想を見たら10人中、9人がサムソン有利だった」
とのこと。しかしシーズンでの対戦成績はSKが10勝9敗で1つ勝ち越しているので、
圧倒的有利ともいません。

ちなみに「その1人の評論家は誰でしたか?」という司会の女性アナの質問に
イ マンス監督は「キム ジョンジュンさんです」と。
この瞬間、記者陣がドッと沸いてしまいました。

キム ジョンジュンさんは昨年までSKで戦力分析やコーチを務めていました。
そしてキム ソングン前監督の息子さんです。

今年の韓国シリーズはどのチームが出てきても、
サムソンの優位は変わらないと思っていたのですが、
SKがプレーオフの中で、最近の韓国でよく表現される
「短期決戦のDNA」を発揮し始めてきたので、わからなくなってきました。

予想としては当方、例年と異なり、
今年は続けて外しているのでかなり消極的ですが(笑)、
4勝3敗でサムソンとします。SKファンの方は「その逆だ!」と喜んでください。

ゲーム内容としては、10年前を思い出させるような、
イ スンヨプ選手の劇的な一打でフィナーレなんていう、
なんともまぁ、安易なことを想像しています。

正直、今季のシーズンには勝負の妙、みたいなものが少なかったように思うので、
だったら最後は派手な終わり方で締めくくってもらえたら、
なんていうことが、頭に浮かんでいます。

もしかすると、韓国シリーズでは
歴史に残るような名勝負がくり広げられたりして?
とか、まぁ思いを巡らせられるのも、楽しみの一つですね。

韓国シリーズ第1戦は24日(水)18時からテグで行われます。

韓国シリーズも打席経過を掲載予定です。




2017-5


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室井 昌也

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