月別アーカイブ / 2019年06月

2003年からスタートし、今年で17年目になる毎年恒例の「室井昌也と行く 韓国プロ野球観戦ツアー」。お申込み下さった方々ありがとうございます。引き続きお申込み受付中ですので、お問い合わせなどはお気軽に旅行代理店さんまでご連絡ください(ネットでのお問い合わせも可)。


今回のご参加者の構成を見ると、ご新規、リピーターの方々が入り交じり、3分の1が女性の方です。もしかしたら意外だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。


ということで今回、過去にご参加くださった女性の方のツアー体験記を下記に掲載します。参加ご検討の参考になさってください。

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今回訪問する球場の一つ、今年オープンのチャンウォンNCパーク

☆韓国プロ野球観戦ツアー2018 体験記
「熱い韓国プロ野球を現地で体感!!」(宮崎県 女性)


私は2016年から観戦ツアーに参加しています。参加する前は、「興味はあるけど一人で参加するのもなぁ」とか、「他に参加する女性がいなかったらなぁ」なんて悩み、参加できずにいた私が、3年前に参加してから今年で3回目になりました。悩まずにもっと早く参加しておけばよかったと今では思います。


2018年のツアーは、初日は釜山からスタートしバスで馬山総合運動場野球場、2日目に釜山からSRTでソウルへ移動し蚕室総合運動場野球場、3日目は仁川SK幸福ドリーム球場の3球場を訪れました。各球場も多彩な席がありますが、今回はすべてテーブル席にて観戦。ゆっくり食事もでき、スコアを書くにも便利です。


2日目の蚕室では、試合前に球場内を見学しました。ダグアウトから見るグラウンドは客席とは違った雰囲気が味わえました。試合後には、斗山ベアーズの後藤孝志コーチとの食事会が開かれました。後藤コーチはとても気さくな方で、子供のころの話から、現役時代、現在に至るまでのお話など貴重な話を聞くことができました。最後には全員との記念写真に加え、サインや撮影にも快く対応していただき、とても楽しい時間でした。


韓国プロ野球で面白いのは、試合だけでなく応援もその一つではないでしょうか。応援団長にチアリーダーのパフォーマンスは、各球団趣向が凝っているので見ていて飽きがこない。応援のフレーズを覚えて、一緒になって楽しんでみるのもいいですよ。全然知らなくても、聞いているうちに口ずさんでしまうほどです。


3日目は仁川へ向かう途中、オドゥサン統一展望台へ立ち寄り目の前を流れる川の対岸に北朝鮮の景色を一望しました。昼食後、3球場目となる仁川SK幸福ドリーム球場へ。この日の夕食は各自だったので、片言の韓国語で名物のヒルマンバーガーの注文にも挑戦しました。SKの球場には、グラウンドレベルで試合を眺める席もあり、スタンドとは違った目線を楽しむことも。ずっと席で試合を観るのもいいですが、球場内を散策して現地らしい食べ物だったり、グッズを購入したりいろんな時間の過ごした方がありました。


3泊4日もあっという間で、限られた時間の中でも、野球観戦だけでなく観光や食事も楽しむことができました。

参加者の年齢は幅広いですが、共通しているのは「野球が好き」ということ。みなさん思い思いに楽しまれています。また、ツアー中困ったときは、室井さんや通訳さんに助けていただきました。ツアーの移動には専用バスや、グリーン席でゆったりくつろぎながら食べたプルコギ弁当も思い出の一つとなりました。

宿泊したホテルも快適で、チェックアウト前のわずかな時間に周辺を歩いてみたり、コンビニやスーパーで買い物したりもしました。


私の地元、宮崎ではNPBやKBOが参加する秋季教育リーグや、春、秋のキャンプを行う韓国の球団もあります。仕事の合間に練習を見に行ったり、練習試合を観にも行きますが、やはり一度は応援しているチームを現地で応援してみたいです!また、回数を重ねるごとに訪れる球場も増えていくので、制覇もあと少し。2019年のツアー詳細が楽しみです。一人での参加も十分楽しめるので、心配もありませんし興味のある方はぜひ一度参加されてみてくださいね。


今年訪問するテグサムスンライオンズパークのフォトムービー

☆韓国プロ野球観戦ツアー2017 体験記
 「貴重な体験たくさん!野球好きなら必ず楽しめ、食事でも韓国を満喫した4日間」(埼玉県 女性)

初めて観戦ツアーに参加した。今回の参加者は15名、うち3名が女性。はたしてわざわざ海外にまで野球観戦に行く女性がどれだけいるのだろうと思っていたが、他の2名は何度目かの参加と聞き、なんだか嬉しくなった。


私は野球こそ好きだが、韓国野球の知識はない。選手も日本で大活躍した選手以外は全然知らない。しかし高校野球だって、知らない高校生のプレーを見て楽しめるのだから、単純に野球を楽しめばそれでいい。

韓国のプロ野球は、日本で言えば都市対抗野球のよう。内野席の最前列に応援団長・チアリーダーがいて、マイクを使って応援をする。ソウル・光州・大邱で試合を見たが、どの球場でもホームだけでなく、ビジター側もみな熱狂的に応援する姿が印象的だ。

日本プロ野球ではファンの聖地は外野だが、韓国の場合、芝の外野にピクニックがてら訪れたり、このシーズンには即席プールが登場したりと、子供たちが楽しめる場所として作られているようだ。

内野席はダッグアウトあたりからバックネットにかけてテーブル席となっており、お弁当を広げながらゆっくり観戦できる。ただしそこに売り子さんは来ないのが一般的(大邱にだけはビール売りがいた)。自分で店まで行って買う。ビール好きの私は、ビールの値段が日本の半値ほどなのに大喜び。

今回はテーブル席、およびVIPルームのデッキで観戦したり、試合前にはグラウンドで李大浩選手(ロッテ)と記念撮影したり、試合後には正田コーチ(KIA)との懇親会があったりと、個人旅行では絶対にできない経験をたくさんさせていただいた。

次の観戦地へ約400キロをバスで移動という日もあったが、28人乗りのデラックスバスに20名足らずでゆったり座り、移動中は大モニターで野球中継や、韓国の野球映画を見て過ごし、それほど疲れを感じずに移動できた。

通常のツアーであれば、昼食なしということも珍しくないが、今回のツアーではほぼすべての食事が付き、しかも韓国に来たならこれ!というような食事を一通り楽しめるように配慮されており、野球だけでなく、食事でも韓国を満喫できた。

自由に街中を散策するような時間がなく、お土産を買うこともできないほど中身の濃い4日間だったが、それだけに無駄なお金を使うこともなく、結局ツアー費以外には6,000円程度しか使わなかった。

仁川で全員が合流してから、バスの中、野球場、観戦後の深夜の飲み会に至るまで、一日中野球の話ばかりするメンバー。どれだけ野球好き?と思いながらも楽しくてしょうがない。年齢の幅も広く、九州、関西、関東と住む場所も違う仲間が集い、意気投合して国内でも一緒に観戦しに行くようになった人もいるらしい。野球が好きな人であれば、貴重な体験ができて楽しめること間違いなし。是非参加してみていただきたい。

室井昌也と行く 韓国プロ野球観戦ツアー2019詳細


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先日、あるメディアの人にこう尋ねられました。

「日本で韓国プロ野球が好きな人って、やっぱり在日の人が多いんですか?」

この「やっぱり」の根拠が僕にはわかりませんでした。

僕は在京岡山人2世ですが…

僕は父が岡山県、母が静岡県の出身。上京して出会った2人の間で、僕は東京で生まれ育ったので、「在京岡山・静岡人2世」です。長いのでここでは父方を採用して、「在京岡山人2世」とします。

僕が調べた限り、ウチは6代前まで岡山の同地で暮らし、先祖は学校の先生や警察官などお堅い職業の人が多かったようです。

ルーツは岡山にあるものの、岡山には子供の頃、盆と正月に帰るくらいだったので、僕は岡山の文化、風習はほとんど知らず、方言も喋れません。

ということで、「おやつはやっぱり、きびだんご?」とか「広島をライバル視してる?」と言われてもどれにも該当しません。かなり偏った質問だとは思いますが、岡山について詳しくないので気が利いたものが思いつきませんでした。

しかし僕とは違って、岡山特有の生活習慣が身についている在京岡山人2世の方も当然いらっしゃることでしょう。


つまり、親の出身地が生活や趣味趣向に反映されるかは人それぞれであると考えます。

在日コリアンも人それぞれ

僕には多くの在日韓国・朝鮮人(以下、在日コリアン)の友人、知人がいます。その大半が3世なので、おじいちゃんおばあちゃんの出身地が朝鮮半島ということだと思います。

彼らの中には法事(チェサ)や食文化など、祖父母から伝わったものを継承している人がいる一方で、日常生活に韓国っぽさが皆無、もしくは興味がない、中には韓国のことがあまり好きではないという人もいます。僕が韓国に関することをしているということで、わざわざ「そういえばウチはおばあちゃんが韓国の出身だった」と教えてくれた友人もいました。

祖父母の出身地がその人の考え方や行動に影響を与えるかどうかは、上記の親の出身地でも記したように個人差があるようです。

ちなみに僕の在日コリアンの知り合いで、日常的に韓国プロ野球をチェックしているという人は、球界に従事している人を除いてまったくいません。野球好きはいますが、それぞれ好きなNPBのチームを応援しています。

ひとくくりにしたくなるけど

韓国プロ野球に関するイベントに来て下さったファンの方で、「僕は在日(3世)です」とお話し下さった方もこれまで2、3人いらっしゃいました。とはいえ文頭の「やっぱり」につながる程ではないと感じています。

ではどんな人が日本で韓国プロ野球に興味を持っているかというと、ビッグデータを分析する限り、野球が好きであるということは明らかです。あ、ちっとも分析っぽくないですね。「ビッグデータ」って書いてみたかっただけです。

人は何かをひとくくりにするのが好きです。野球界でも「○○世代」や「××OB」とかを便利に使いがちで、僕も好んで使ってしまう方です。しかしくくったものが皆同じではないことを念頭に置くべきだと、今回改めて思いました。

「あなたは在×○○人(何世)ですか?」

自分がどのくらい○○人らしいかを考えると、ひとくくりにすることの無理やりさを感じる人も少なくないでしょう。

2003年から実施している「室井昌也と行く 韓国プロ野球観戦ツアー」。既にお申込み下さった方々ありがとうございます。個人旅行では味わえない体験いっぱいのこのツアー。今年は8月16日(金)~18日(日)まで、延泊プランは19日(月)までです。

ストライク・ゾーン 『室井昌也と行く 韓国プロ野球観戦ツアー2019』 今年で17年目!

ご参加者の体験記も掲載中です。

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熱狂のプサン、今年誕生のボールパークのチャンウォン、そして美しいテグの3ケ所で観戦です。告知ページをご覧いただき、ご興味ありましたらご相談ください。ご質問などはサイトから旅行会社さんにお尋ねいただけます。

このツアー今年で17年目なのですが、ツアーがきっかけとなって、翌04年から「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑」を発刊しています。そう、書籍よりツアーが先なのです。

そこで今回、「きっかけ」について考えてみました。

韓国プロ野球に関する仕事を始めたきっかけなどは、以前、週刊ベースボールさんの誌面などでお話ししたことがあるのですが、

舞台裏の仕事人 室井昌也 韓国プロ野球の最新情報を発信する“伝え手”のしごと(週刊ベースボールONLINE)

今回は「韓国」に興味を持ったきっかけを改めて思い出してみました。

父の「嫌韓」が興味の入口!?

僕が小学生の頃、戦時中生まれの父は韓国をはじめとしたアジアの諸外国を見下すようなことを日常的に口にしていました。こちらは子供なので、父の話を受け売りにして、学校でも友達との会話の中で、それらの国々をバカにするようなことを言っていたように思います。

しかしある時、「なんで韓国のことを悪く言うのだろう?」と思い、日韓の近代史を調べるようになると、自然と韓国に興味を持つようになりました。韓国のことが「好き」というよりも、日本とのちょっとした違いを見つけることに面白さを感じていたように思います。韓国にプロ野球が始まったのもその頃、僕が小学4年生(1982年)の時です。

他者を尊重し受け入れる母の影響

のちに我が家は僕と母で2人暮らしをするようになります。母はというと同じ日本人でも父とは正反対で、何でも受け入れるタイプ。職場で知り合った韓国から出稼ぎに来た女性と仲良くなるなど、韓国に親近感をもつようになっていました。「アジュンマからキムパプ(のり巻き)もらった」などと言って、韓国文化にも関心を持ち始めました。

その後、母は会社の出張で時折韓国に行くようになり、今思うと、僕が韓国語を覚えようと思ったのは、母に貸してもらった高信太郎さん著の「まんがハングル入門」を手にしたのがきっかけでした。

僕が韓国プロ野球を生業にするようになったのは母が亡くなった後なので、母がもし、今の僕の仕事を知ったらびっくりするでしょうね。

理由なき嫌悪感と風潮

父には大人になってから、「なんで韓国やアジアの国々のことを悪く言っていたのか」聞きました。

すると父は、「これまで外国人の友達や同僚もいたことはないし、海外に行ったこともないので、直接何かをされたということはない。ただ自分が育った時代はそれが当たり前の風潮だった」と言います。

「嫌韓」(あまり使いたくない表現ですが)の父をきっかけに興味をもって、母によって広がっていった韓国との結びつき。そしていつの間にか韓国のプロ野球に関することを始め、もう20年近く経つというのも不思議なものです。

きっかけとは様々

「韓国プロ野球観戦ツアー」にご参加下さる方々のきっかけも様々です。「個人でも韓国に観戦に行く」という方もいれば、「ツアーが初の韓国」というケースもありました。またツアーをきっかけにハマって、リピーターになった方もいらっしゃいます。

今後、何かをきっかけに韓国プロ野球観戦ツアーにご興味お持ちいただけたら嬉しいです。

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