月別アーカイブ / 2016年04月

現在、先行予約受付中の「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2016」、たくさんのご注文ありがとうございます。大型連休をはさむこともあり、全国各地の書店に並ぶには時間を要するかと思います。早めにお手にされたいという方はサイトからのお求めをご検討ください。なお先行お取扱いの書店さんは今週中にお知らせできるのではないかと思います。


韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2016(先行予約受付)


25日からはデジタル版のお取扱いもスタートしました。 →富士山マガジンサービスKindle版 amazon

さて表題の件、「韓国ロッテがドラえもんとコラボ イベントから見える韓国の社会事情」(スポーツナビ)というコラムを書き、掲載されています。


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この取材に向かう道中、ドラえもんの事を考えていたら、ドラえもんが好きだった幼い頃の記憶が色々とよみがえってきました。

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自分はのび太くんと同じメガネのひとりっ子(+かぎっ子)。彼に感情移入することが多かったようにも思います。当時はメガネをかけた小学生はそんなに多くなかったので、メガネを理由にいじられたことが多かったですね。そんな時にはメガネを外しながら「メガネ外せばメガネじゃない」と決め台詞を言っていたのですが、それはそれで「キザだ」と上の学年の子に難癖つけられるという、なんとも面倒くさい感じだったことを思い出しました。


小学1年生の時、初めてかけたメガネはフレームの左右に黒字でオレンジのYGマークが入っているというジャイアンツメガネ。ウチは父が阪神ファンなのにメガネ屋さんの在庫事情でそのメガネを渡され、渋々1~2年かけ続けました。そのメガネのせいで見知らぬ大人たち出会う度に「巨人ファンなの?」と聞かれ、その都度、理由を説明するというそれもまた面倒くさい日々でしたね~。

メガネをかけているということで、友人の前で広岡達朗監督や広橋公寿選手のマネをせざるを得なくなるというのは、ボクの中でのライオンズファンあるあるです。その後、広橋さんと現場でお会いするようになるとは、当然、思いもしませんでした。


さて、コラムの中では、プサンの人たちに聞いた欲しいひみつ道具が「アンキパン」だったとありますが、自分はこどもの頃、何が欲しかったのかな?と思うと、道具ではないのですが、ドラえもんのある台詞がとても印象的で、今も耳に、そしてコミックスの文字を見て目に残っています。それはのび太くんを見てドラえもんが言った「いじらしい」という言葉です。


その台詞はどんな場面で発せられたのかまったく記憶がないので、今回、インターネット上から探してみると、空想でラジコンを操作するのび太くんを見て言った言葉のようです。のび太くんを「いじらしい」と思ったドラえもんは「実感帽」というひみつ道具を出します。実感帽とはその帽子をかぶって欲しい物を思い浮かべると、かぶった本人にはそれが実際に目の前にあるように実感できる帽子です。


自分は今も昔も、「こんな物があったらいいのに」と思い浮かべることが多く、今では実際に作ろうと動くことも少なくありません。もし現実に実感帽があったら、ものづくりの過程でイメージと完成形とのギャップが小さく済みそうですね。


さらに思い出したのは小学3年生の頃、当時、30分のテレビ番組中に3話あったドラえもんのタイトルを毎週、紙に書きだしていたこと。今から思うと何のためにやっていたのか謎です。小学校高学年では西武戦の試合スコアと観客数を極東ノートの学習帳に毎試合書き記していたので、たぶん記録するのが好きな子だったんですね。どちらも手元には残ってなくて残念です。


30数年を経て、今はドラえもんを親子で見ています。我が家はあまりダラダラとテレビを見せていないのですが、金曜日だけは妖怪ウォッチ→ドラえもん→クレヨンしんちゃんと見てもいいことになっています。彼にはドラえもんのどんなシーンが心に残るのでしょうか。




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室井 昌也

論創社
2016-12





交通情報の女たち
室井 昌也
論創社
2014-11-18



当方が編著者、取材、写真、制作を行う、「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑」。 13年目となる今年も制作作業を行いまして、「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2016」を発行いたします。書籍詳細はこちらに掲載しています。 →韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2016

毎年ご愛顧くださっているみなさんに改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。

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気軽に球場に行ける観戦ガイドと、全10球団616選手の寸評つき写真名鑑。各種記録や読み物など、韓国野球の今がわかる168ページオールカラーです。

一般書店さんでの販売にさきがけ、今年も先行予約販売を開始しています。詳しくは下記をご参照ください。 →【前払い・メール便発送】(送料手数料お得。代金引換、クレジットカード決済不可) →【代引き、カード決済・宅配便発送】(配達日時指定可。3冊以上のご注文可能)

一部書店での発売は4月29日から、全国有名書店での発売はその後順次行われますが、上記の先行予約では最短で4月30日にお手元にお届けできる予定です。書店さんなどでも先行発売については詳細決まり次第追ってお知らせいたします。

地震の被害に見舞われた地域の方々は、物流事情が通常とは異なることが予想されますので、発送時期に再度確認させていただきます。

昨年2015年版と異なる点としては・2つの新球場 コチョクスカイドームとテグサムソンライオンズパークのガイドを掲載・一軍参入2年目のktウィズの本拠地・スウォンktウィズパークのガイドを掲載・全10球団の選手名鑑ページを1ページずつ、計10ページ追加し、育成選手と軍保留選手の一覧を掲載・ページデザインを一新。各球場のアクセスマップを見やすくしました・開幕直前に発表された各球場の今年のチケット料金も見やすく掲載などがあります。球団数、項目数が増える中で、ページ数を増やすことなく編集したので、お値段は据え置きです。

なおサイトの各球団紹介ページでは開幕前から選手一覧を掲載中です。

また今回もたくさんのご応募をいただいた、選手名鑑欄に掲載の「ファンのいち推し」。ご応募ありがとうございました。ご応募くださった中で、応募規定をお守りくださったご投稿はほぼ掲載させていただきました。しかし同じ選手に複数の方がご投稿というケースが、かなりの割合でありましたので、それらに関しては苦渋の選択をし、1つに絞らせていただきました。掲載させていただいた中から抽選で5名様には本のプレゼントご当選のメールが近々到着する予定です。

デジタル版の発売や先行発売の書店さんなどが決まりましたら、またこちらでお知らせいたします。

以下に当方が出版社さんから手渡された、昨年版の読者はがきの中から、感想の一部をご紹介します。

⇒「韓国野球の現在地がつかみとれる内容だった」(30代男性/初購入)

⇒「この本を持って観戦してきました。とても重宝しました。素晴らしいガイドブックありがとうございます」(40代男性/2度目購入)

⇒「毎年沖縄キャンプで頑張っている選手を応援するのが楽しみです」(30代女性/4度目購入)

⇒「はみだしムダばなしを電車で読んでいると面白くて乗り過ごします!」(30代女性/2度目購入)

⇒「Q&Aが初心者に分かりやすかった」(50代男性/12度目購入)

⇒「二軍の情報など、とても勉強になります」(40代男性/10度目購入)

⇒「わかりやすく丁寧に書いてあり写真もいっぱいで大満足でした」(20代男性/3度目購入)

⇒「もっとページ数を増やして!!もっと詳しく知りたいです」(40代男性/9度目購入)

⇒「知り合いに勧められて興味を持ちました。初心者でもわかりやすいです」(40代女性/初購入)

⇒「野球場の特色が面白いです!」(10代男性/6度目購入)

⇒「選手の性格が載っていたので面白かった」(40代男性/12度目購入)

⇒「日本プロ野球との現状の違いがよく分かりました!」(60代男性/2度目購入)

⇒「毎年購入していると、韓国の球場が年々ボールパークに進化しているのがわかる」(30代男性/12度目購入)

⇒「付録としてプロ野球カードが付いていたらもっと嬉しいです」(40代男性/2度目購入)

⇒「台湾版も作ってください」(30代男性/初購入)

⇒「嫌韓の雰囲気に負けず毎年発行してください」(40代男性/4度目購入)

⇒「いつも楽しい編集ありがとう。体に気をつけてファイト室井。頑張れ!Muroi」(10代女性/3度目購入)





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室井 昌也

論創社
2016-12





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室井 昌也
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今回、今年オープンしたサムソンの新球場、「テグ(大邱)サムソンライオンズパーク」、通称ラパークをご紹介します。

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なお今春発行の「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2016」でもオープン後の同球場を紹介、掲載しています。出版のご案内は後日行う予定です。

これまでのサムソンの本拠地というと、1948年完成で収容人員1万人のテグ市民球場(下の写真)でしたが、

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今季から移転の新球場の収容人員は最大で2万9,000人です。

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この球場の一番の特徴は外形が八角形であること。球場平面図はご覧の通りです。

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外野のフィールドも外形同様直線になっていて、右中間、左中間に膨らみがありません。バックスクリーン右から見るとこんな景色です。左側にあるライト線に向かってフェンスが一直線なのがお分かりになると思います。

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中堅122m、両翼99.5mですがホーム側から見ると外野がとても近く感じました。打者たちは「詰まった打球でも入る」という印象を持ったようで、サムソンのリュ・ジュンイル監督は「あまりたくさんホームランが出るようだったら、フェンスのネットを上げる必要があるかも」と話していました。

平面図の通り、スタンドは左右非対称でライトポールから内野にかけた上段には芝生席があります。

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芝の生育はまだの様子でしたが、開放感がありますね。この位置からスコアボードを眺めるとこんな角度です。

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アーロム・バルディリス選手。バルディリス選手の応援歌はサムソンっぽくない感じで、途中、転調してカッコいいです。バルディリス選手、この球場のグラウンドについて「硬い」と話していました。確かに試合中、内野の土の部分でボールが大きく跳ねるシーンもありました。

ライト側の座席奥にはこどもが遊べる砂場があります。

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砂場というとKIAの本拠地・クァンジュKIAチャンピオンズフィールド(下の写真)にもあって、そちらは外野フェンスのすぐ後ろ。

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クァンジュの方がインパクトはありますね。

ホームチーム・サムソンのダッグアウトは旧本拠地球場同様に三塁側。三塁側ゴンドラ上部の壁面には過去の栄光のエンブレムが飾られ、また永久欠番の10(ヤン・ジュンヒョクさん)、22(イ・マンスさん)の番号も掲示されています。

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応援ステージはエキサイティング席の背後。下の写真に見える観客はエキサイティング席のお客さんです。韓国のエキサイティング席は日本と違ってネットが張っていることが多いのですが、この球場も同様。ファールグラウンドにかなり張り出していて、内野手とほぼ平行なので迫力がありました。

そしてサムソンはマスコットが新しくなっています。

20160413_09 ジャーン

20160413_10 イェーイ

20160413_11 パチリっ

この球場には今年の「韓国プロ野球観戦ツアー」でも8月6日(土)に訪問予定。ご参加者をお連れする当方もウキウキしちゃいそうなスタジアムです。サムソン球団には「ツアーでこんなことがしたい!」といった要望を伝えていまーす。

開幕の時期、テグは桜が満開。新球場のオープンを彩っていました。

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以上、テグサムソンライオンズパークのご紹介でした。







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室井 昌也

論創社
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