もうすぐ2015年のシーズン開幕ですね。韓国は3月28日(土)が開幕戦です。
当方は冬の間、休みなく、毎年発行の「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑」作りでした。ある意味修行です。数か月に及ぶ全629選手の寸評書きは、1学年3クラス制の小学校で、1年から6年、全校生徒の通知表を一人で書くようなものでしょうか。あ、終業式、卒業の季節ですね。卒業生のみなさんおめでとうございます!
さて表題の件ですが、2月に募集し、7名を選ばせていただいた、「ストライク・ゾーン ファンレポーター」のみなさんのご投稿記事の掲載を開始しました。28日の開幕までに順次公開しています。 →ストライク・ゾーン ファンレポーター
ページには各ファンレポーターさんの顔写真とプロフィールも掲載していますので、みなさんがどのように韓国プロ野球に興味を持ち、どのようなことに関心があるのかが垣間見られるかと思います。
上で「卒業の季節」と書いたので、個人的に思い出したことをひとつ。最近、よく聞いている曲があります。 →アイドルネッサンス「YOU」 (MV)
「40代にしてガールズグループに目覚めた!」わけではなく、この曲、大江千里さんが1987年にリリースしたシングルのカバーなのです。当方にとって大江千里さんとは、自分の思いとは裏腹に、冴えなくて内向きだった中高生時代の自分に、殻を破って外へ表現することを、間接的に与えてくれたアーティスト。今回、アイドルネッサンスさんがカバーしたことで、当時好きだった曲の一つ「YOU」を久々に耳にし、当時の自分のことをドドドと思い出してしまいました。「もしあの頃、大江千里さんに影響を受けていなかったら、その後の自分はどうなっていたのだろう?」と。
「YOU」は卒業ソングではありませんが、上記で紹介のMVは卒業を連想させるような内容になっています。
日々、前を向いて生きている中で、久しぶりに「YOU」を聞きイントロが流れ出すと、「楽器もできないのにバットスコア買ったなぁ。YOUの出だしピアノで練習したよ」なんて記憶もよみがえってきました。
改めて、この春ご卒業を迎えるみなさんおめでとうございます!満たされた時間を過ごした方もそうでない方も、過ごした時間の一点が、あとになって自分のその後に、直接的ではなくても関わってきたりするので、人生って案外面白いですよ~。例えば、ファンレポーターさんの投稿記事を見たことをきっかけに、のちに韓国プロ野球に興味を持ったりね(と無理やりつなげてみる)。
室井 昌也