公式戦4位ながら韓国シリーズまで昇りつめた、
今季の準優勝チーム・トゥサンの監督が代わることになりました。
トゥサンは27日、昨季から指揮を執ったキム・ジンウク監督に代わり、
今季、二軍監督を務めた石山一秀(ソン・イルス)さんが監督就任と発表しました。
[2014年5月追記]
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62歳での初めての監督就任に、石山さんからは、
「全く想像もせんかった話」と驚きの声が聞かれました。
石山さんの監督起用に、ご本人が驚いているくらいですから、
こちらも驚きです。
今オフはどのチームも監督人事に動きがないと思っていたところ、
まさかの準優勝監督の監督解任とは、これまた驚きです。
石山さんの前職の二軍監督という役割は、一年で結果が出るものではないので、
一軍の人事に関わらず、二軍監督は短期で変えないほうが良いのでは?と
個人的には思いますが、この辺は韓国特有のスピード感かもしれません。
石山さんは「先週土曜日に監督候補の一人として、球団フロントと面談した」
とのことで、最近のFA選手の移籍にも見られるような、
トゥサンが目指すフロント主導のチーム編成のひとつとして、
監督人事にも着手したようです。
石山さんは平安高校から1969年ドラフト5位で近鉄に捕手として入団。
韓国プロ野球発足3年目の84年にサムソンへ移籍し、
現役引退後は、近鉄で球団消滅最終年までブルペンコーチを務めました。
05年からは楽天のプロスカウト。今年からトゥサンの二軍監督に就任していました。
07年には当方プロデュースのトークライブにゲストでご出演いただきました。
今年7月の「10周年祭り」でもお祝いビデオメッセージをいただいています。
コーチ陣はこれから調整の予定ですが、
今季、二軍投手コーチを務めていた香田勲男さんは、
一軍担当になる見込みとのことです。
秋季キャンプ中の監督交代。びっくりですね。
近鉄LOVEを感じる、石山新監督の携帯ストラップ。
室井 昌也