17日、東京・水道橋のYMCAアジア青少年センター スペースYホールで、
「韓流野球ナイト!!特別編 門倉健トークライブ」を実施。
約100人の方々にご来場いただき、大大大盛況でイベントを終了しました。
場内にはステージ上の6着を含め、門倉投手が実際に袖を通した、
18着のユニフォームを展示。また最多奪三振や月間MVP、優勝メダルなどの、
数々の記念品も備え、場内はさながら「門倉記念館」となりました。
14時開始のトークライブでは、門倉投手が自身のマウンドに上がる時の
テーマ曲である、Queenの「I was born to love you」に乗せ登場。
ステージ上でトークホストの当方と、お話しする第1部がスタートです。
ステージ上手には、江夏豊さんからプレゼントされたという、
通算100勝達成記念の巨大ボール
韓国でプレーした3年間を軸に、様々なエピソードをお話しいただきました。
メジャー挑戦や代理人の役割について、
日韓でこれまで仕えた監督たちとのエピソード、
大学、プロでバッテリーを組んだキャッチャーたちについて、
キム ソングン監督からのラブコール、日韓の野球の質、環境の違い、
オリックス入団が決まったイ デホ選手と、どう対戦するかのシミュレーション、
バッターとのかけひきや、どのタイミングで変化球の握りを変えるかといった、
プロの高等技術について、巨人の元同僚たちとの爆笑エピソードなどなど、
硬軟とりまぜて、1~2割程度ナイショの話も含めた、
非常に中身の濃いトークを約1時間15分、展開しました。
「聞いたみなさんも共犯者です!」
10分間の休憩をはさんで、第2部は門倉投手の投球実演です。
場内上手客席に、10数メートルの長さの簡易ブルペンを設置。
そこで門倉投手に実際に投げていただきました。
フォークボールの握りについて説明
短い距離&全力では投げられない環境ではありますが、
フォークの落ちや、スライダーのキレに場内は「オー」と歓声。
ご来場者には、実際に打席に立っていただき、
そのスピードやキレを体感していただきました。
写真にはしっかり、フォークボールが急激に落ちる軌跡が残っています!
みなさんの感想コメントが、グルメリポーターのようであったり、
フォークのキレをまるでUFOを見た時のように説明したりと面白くて、場内は大爆笑。
また、門倉投手とのキャッチボールを男性、女性にご体験いただきました。
女性の方がどんどん上手くなる様子に、場内から拍手が起きます。
実演コーナーの後は、ステージ上に戻り、
門倉投手への質問コーナー。
事前にいただいた質問のうち、いくつかにお答えいただきました。
せっかくたくさんいただいたのに、少ししか答えられずごめんなさい。
そしてプレゼント抽選会。門倉投手は大盤振る舞いで、
横浜時代の防寒用フリース、汗だしウィンドブレーカー、
巨人の練習用シャツ、シカゴ・カブスのキャップ、
アンダーシャツ、メジャーリーグの公式球、
SK時代に実際に使用したスパイク、練習用Tシャツ(ホーム&ビジター)
サムソンの練習用シャツなどなど、大変多くの商品をご提供くださいました。
当選された方々のご要望に応え、ひとつひとつサインをし、
(しかも背番号はそれぞれの在籍時のもの)、握手。
ゲットされたみなさんは大変喜んでいらっしゃいました。
そして最後は、門倉投手が今後の決意を語り、
当方の音頭で「ガンバレ ガンバレ門倉」の三唱を、
ご来場者全員で行い、「I was born to love you」をバックに終演。
約2時間15分のトークライブを終了しました。
終演後は会場ロビーでサイン会。
長蛇の列となり、30分以上かかった後にサイン会は終了となりました。
ひとつひとつの問いかけに、わかりやすくお答えくださる門倉投手とのやり取りは
ご来場者に楽しんでいただけたようです。
「トークのテンポが良かった」というご感想は非常に的を得ていて、
そしてそう感じてもらえて良かったと思いました。
いただいたメッセージなどをいくつか抜粋すると、
「今まで私が見たトークライブでは最高に面白かったです。
門倉選手も室井さんもスタッフの裏方さんも
皆さん一生懸命にトークライブを盛り上げようという気持ちが伝わってきました」
「企画、進行の良さと門倉さんの人柄で、大変楽しいイベントでした。
野球や門倉さんをよく知らない人でも楽しめたと思います。
このように意味あるイベントを着実に続けておられることに敬服いたします。」
というものがありました。
ご来場者の感想や、終演後の笑顔を見て、
充実したトークライブになったと自負しております。
これも主役である門倉健投手のらしさが、作り出したものだと思っています。
また、当方と最近知り合った知人たちは、
「室井さんのテンションが終始高くて驚いた」とのことでした。
別にテンションは普通で、プロとして、
お客様を前にした時のスイッチを、
ご来場者の数と会場の広さに合わせて入れただけですが、
日常の落ち着いた、紳士的な振る舞い(笑)の印象しか
なかったためかもしれません。
どのジャンルも「ライブ」は時間や距離をはじめとした、
様々な都合をつけないと現地で感じられないものです。
その分、楽しさや喜びは、紙や電波、ネットで得られるものの、
数倍であると思っています。
今回、トークライブへのご参加が初めてという方が、
約半数ほどいらっしゃったようですが、
「楽しかった!」と思われた方は、それを他の方々へも伝えていただき、
その輪を広げていただけたら幸いです。
門倉投手をはじめ、ご来場くださったみなさん、
会場の方々、協力してくれたスタッフの面々、
本当にありがとうございました。
室井 昌也