月別アーカイブ / 2011年05月

まず、野球本体とは直接関わらない部分ですが、
韓国球界に関する大きな出来事があったので、
悩みましたが記すことにします。

23日、現場の仕事仲間が悲しい決断をしてしまいました。
彼女とは特に親しいということはありませんが、
球場で顔を合わせれば挨拶をし、
前の放送局所属だった2年前、
テジョンでの試合後、解説者さんとスタッフさん、
知人記者と当方の5~6人で、一緒に食事をしたこともありました。

いきさつなど詳しいことはわかりませんが、
当方、この報を聞き、東北新幹線車中で、
しばらく泣いてしまいました。

もう、誰かが亡くなるというのはいやです。

どうぞ、どうぞ安らかにお眠りください。



さて、表題の件です。
22日、神宮球場で試合前に少しだけ取材をし、
その後移動、23日は岩手県陸前高田市へ災害ボランティアに行きました。

当方と大船渡との縁(の一部) (3月19日のブログ)
大槌町でのボランティア(4月23日のブログ)
大船渡市でのボランティア(5月4日のブログ)

 一応、仕事もしているということもお伝えするため、
 下記にこの数日中にアップされた中から、
 日本語で読めるコラム2つを記載しておきます。

 →日韓100勝を達成した門倉 「さらに上を目指す」 (スポーツナビ)
 →韓日6選手の月間総括(朝鮮日報日本語版)

以下、球界に関する有益な情報はありません。

今回も個人での日帰りボランティアの強い味方、
岩手県社会福祉協議会さんと名鉄観光サービス盛岡支店さんで
ご用意くださったボランティアバスで、盛岡駅から陸前高田へ向かいました。

陸前高田は街全体が大きな被害を受けたことを、
映像や新聞記事などで知ってはいました。
しかし、以前買い物で何度か訪れた、
スーパーのマイヤの建物などを除き、
跡形もなくなってしまった実際の光景を目の当たりにすると、
言葉がありませんでした。
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高田松原の野球場は、照明灯があることでそれとわかるような状況。
高田松原の公園自体は姿が見えず、海の中になってしまったようです。

釜石市などでは現在も家屋の泥だしボランティアが行われていますが、
陸前高田の場合、被害を受けた住宅の中で原型をとどめている住宅が、
あまりありません。
ということで今回の作業は、未だ手付かずで重機が入っていない、
田んぼに流れ着いた家屋、家財の撤去を行いました。

この時期の東北らしい風景といえば、田植えが行われた水田です。
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陸前高田の市内中心部から北西に約8キロ、
横田町の「川の駅よこた」の裏手の水田

水面に映る、緑の木々は初夏を感じさせます。
しかし、津波の被害を受けた多くの田んぼの状況は、
震災から2ヶ月以上経った今でもご覧の通りです。
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とりあえず同じバスで訪れた約40人のみなさんで、
午前中2時間でなんとかここまでの姿になりました。
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作業を厳しくさせるのが、前日の雨で水分を含んだぬかるみ。
大きく足をとられる中、長い木材やベニヤを足場にし、
なんとか今後重機で回収できるよう、漂流物たちをまとめました。
みなさんの足元はもちろん長靴。当方もハイカットの安全靴を履いてます。
釘を踏み抜いたりしたら大変なので。

一帯に漂うのは、前回訪れた大船渡同様に、潮、磯の臭い。
「香り」ではない、海と土が混ざった臭いで、かといって、
腐ったような鼻をつまむような感じではない、潮、磯の臭いです。

お昼休憩をはさみ、午後は用水路の清掃。
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既にきれいにした後です。

海から流れ着いた、養殖の牡蠣がかごに入ったままであったり、
ガードレールなども折れ曲がった状態で、
用水路に突き刺さっていました。
そして多かったのが屋根瓦でした。

今回のボランティアバスで隣席だった男性は盛岡の方。
田んぼについて話をしていたところ、
「お米は一番多く食べるのに、作るのが大変なんですよね」と
話してくれました。

今回、塩害やヘドロなどで被害を受けた田んぼが、
またお米を作れるようになるまで、
どのくらい時間がかかるのか分かりませんが、
田植えがされ、稲穂が実った時には、
その光景を見に訪れたいと思います。

被害を受けたどの場所も、自衛隊や警察、自治体の方々などの力で、
道路は整備され、大きな廃材などはだいぶまとめられていました。
しかし、今回の田んぼのように、手付かずの場所はまだまだあります。

未だ行方不明の方々が数千人いる状況で、
この日も警察の方々が捜索活動を続けていました。
河川敷や用水路など、これから手が入る場所で、
新たに発見されるということも少なくないようです。

たまにしか現地へボランティアに行けない当方が言うのもなんですが、
現在も人手は必要とされています。

バスの中でも話していたのですが、
「ボランティアはしたいけど、そのためだけに行くのはちょっと」
という方は、温泉旅行などを兼ねたボランティア活動なども、
いいのではないでしょうか。

ご家族やお友達同士で、車や、新幹線+レンタカーを利用し、
1日はボランティア。その疲れを温泉宿で癒し、
翌日は内陸で観光、というのもありだと思います。

被害を受けた地域の役に立てて、
疲れた体に温泉の恵みをたっぷり受けて、
観光で地域を活性化。
おいしい料理からもののありがたみを感じ、
みんな仲良く帰っていく。
いかがでしょうか?

前回の大船渡のボランティアには、
小学生の男の子の親子連れも参加していました。
お子さんに大きな丸太を運ぶのは無理でも、
小さな建材を拾うことなどは出来ます。
また結構、女性の参加者も多いです。

各災害ボランティアセンターでは、
グループであれば、当日受付できるところもあるので、
現地に行ってボランティアをして、
その後観光というのも可能だと思います。

下記にボランティア受入先情報なども掲載している
サイトのリンクを貼っておきます。
東日本大震災支援全国ネットワーク
各所の募集要項などを見て、参加できそうな場所で、
活動されてはいかがでしょうか。

当方、次回災害ボランティアに行くのは、
しばらく先になってしまうかもしれません。
しかし今後も、時間が作れれば、可能な限り、
現地でできることをします。


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室井 昌也

論創社
2016-12





交通情報の女たち
室井 昌也
論創社
2014-11-18




先月の岩手県大槌町に続き、
3日、同県の大船渡市に災害ボランティアへ。
翌朝帰京し、4日は神宮球場へヤクルト対中日の取材に行きました。
時間の都合で今回も、東京-盛岡間は行きも帰りも、
夜行高速バスでの日帰りです。

当方と大船渡との縁(の一部)(3月19日のブログ)
前回ボランティア(4月23日のブログ)

今回も岩手県社会福祉協議会さんと、
名鉄観光サービス盛岡支店さんが用意してくれた
盛岡駅からのボランティアバスにお世話になりました。

大槌町では畑に流れ着いた家屋などの撤去を
雨の中行いましたが、今回は大船渡市を流れる、
盛川(さかりがわ)の河川敷の清掃をしました。
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前回のような、変わり果てた街の姿を目にしての作業ではなく、
今回は河川敷の公園が活動場所。
盛川河川敷公園は地域の方々がグラウンドゴルフやジョギング、
野球、サッカーなどを楽しむ、市民に愛される場所だそうです。
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本来芝生に覆われていたという部分は、
多くの土砂が堆積し芝が見えません。
河口から約2キロ離れているのですが、
辺り一帯には強い潮の匂いが。
そして、水産工場や港から打ち上げられたのでしょうか、
多くの魚、蟹、貝が散乱し、魚からも臭いが放たれます。

この日、河川敷公園では、盛岡からバスで参加の我々40名と、
奥州市から参加のみなさん、また当日参加の方々など、
約百数十名で作業を行いました。

全体の指揮を愛知からの支援組織の方が行い、
岐阜県多治見市から支援されたごみ袋で、飛散物を拾い、
気仙市民復興連絡会さんが用意された、
炊き出しの豚汁をおいしくいただき、
神戸大学の学生さんや地元の高校生などと活動という、
各地から集った皆で一体となった作業です。
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当方が一緒に動いたチームは、偶然にも6人全員、関東在住。
お2人は実家が岩手県の方。お3方は大学で助手と務める方と、
学生さん2人という構成でした。

マンパワーとはすごいもので、10時から15時まで、
お昼休憩を挟んだ実質4時間で、幅約100m、距離約1kmの一帯は、
だいぶきれいになりました。
後半はスコップで道路側に堆積した土砂も取り除き、
魚の腐敗臭がある部分には石灰をかけ、
この日の作業は終了しました。
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また途中、写真を2枚拾い、担当の方に託しました。

今回の作業は公園という、生活には直結しない部分で、
まだ、スポーツを楽しもうという人は地域に多くないでしょうが、
まずは子供たちが日常を忘れられるよう、
体を動かすことに没頭できるような場所になればと思います。

野球でいうと、岩手県はプロ野球選手を数多く輩出している方ではなく、
最近だとヤクルト・畠山和洋選手、西武・菊池雄星投手が出身。
どちらも内陸出身で、沿岸部だと昨年限りで引退した、
ヤクルト・志田宗大スコアラーが大船渡出身です。
取材時に側にいたことは何度もありましたが、
残念ながら志田さんと、直接お話ししたことはないです。

今回、元の姿にちょっぴりですが戻ったこの河川敷公園で、
近いうちに少年たちが汗を流し、
その中から、プロ野球選手が出てくれたら嬉しいですね。

そうそう、大船渡市のお隣で、
未だ市民の6割以上が避難所生活を送る陸前高田市では、
津波の被害を受けたバッティングセンターが、
5日のこどもの日を前に営業を再開したそうです。
バッティングセンター再開=「こどもの日」前に-岩手・陸前高田(時事ドットコム 5/4)

当方、高田のバッティングセンターに行ったことはありませんが、
大船渡バッティングセンターは何度か足を運びました。
バス車中から見た限り、大船渡バッティングセンターがある、
猪川町辺りは被害が少なかった様子。
岩手県沿岸部の野球少年たち、応援してますよ!

今後も時間が作れ次第、災害ボランティアに行きます。
被害があった地域と、東京などそうでない場所では、
徐々に温度差が生まれていますが、それはやむを得ないこと。
元気でいられる人は元気でいた方が良いでしょう。

当方は岩手県に恩義があるので、
今後も出来る限りのことはしますし(岩手県以外にも)、
そのことをちょろちょろ発信し続けます。

そして神宮球場では、ヤクルト・イム チャンヨン投手の
日本通算100セーブ目達成を取材。
試合後、晴れやかな様子で何よりです。
今回、そして後日また話を聞き、それらはコラムに反映させるかと思います。



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室井 昌也

論創社
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交通情報の女たち
室井 昌也
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