一般的なオムレツと聞くと、どんなものを想像するだろうか。
村田家はいにしえの頃より、刻み玉ねぎと挽肉(塩こしょう)を、溶き卵に混ぜ、それを卵焼きのように焼き、最終的にソースをかけて終了のオムレツが食卓に並んでいた。
しかし、ひとり暮らしするようになってから料理本を見ると、プレーンオムレツが主流であった。
今、不安になって、一般的なオムレツをYahoo!知恵袋で調べた所、16回答中4〜5人くらいは挽肉派がいた。(質問者含む)

話はかわり、最近向田邦子さんのエッセイをよく読む。
その中にムムム!な内容が書いてあった。
とある夫人が、ポロ牛(うし)というオムレツを作られていたらしい。
そのオムレツは、完全に村田家のソレ(ソースをかけるところまで)と一致していて、邦子さんもよく召し上がっていたそうだ。

実家ごはんの出どころを知り、ちょっと家系のルーツを知ったような不思議な気持ちに…。
今、この先の未来に気持ちが向きがちだが、過去をさかのぼる事も非常に面白いと思った次第である。

ちなみに、このオムレツは簡単に作れて、とっても美味しいのでオススメ!
ちなみに2、向田邦子さんの話は『たっぷり派(霊長類ヒト科動物図鑑)』で読ませていただきした。


ピンクの皿が、うちのポロ牛!
この日に限って、挽肉たちを卵に混ぜず、挟み込む形でお送りしてしまった…。