お知らせ

久々にお気に入りのカフェに行った。
そこは、おしゃれで写真映えがすると言うより、地元の人がよく利用する居心地の良いカフェである。
料金も飲み物が300円台、パンと飲み物合わせると400円台という、かなり良心的な価格のお店。ここに来ると、Twitterやブログを更新したくなったり、なぜか面白い事や話したい事など様々な事が頭に浮かんでくる、私の大切な想像の場である。

前置きが長くなってしまったけれど、去年の暮れに久々に行って来た。
私がよく座る位置は、奥の2人用のテーブルが2つ並べてある4人用の席。
隣には、同じく2人用テーブルが3つあり、人数によってテーブルを繋げたり離したりできるようになっている。
他にもカウンターや、ちょっと離れたところにはまだ2人用のテーブルなどいくつかある。

その日は空いていて、私がお店に行った時は、おじいさんが入り口近くの4人用の席に、1人で座って新聞を読んでいた。飲み物は片付けたのか、テーブルの上には何もなかった。
私はいつもの奥の4人用の席に座った。
おじいさんとの間には、2人用の席が1つあった。

久しぶりのバジルピザパンを美味しくほおばっていたら、2人組のマダムが来た。
これは、私の所のテーブルを1つ離したほうがいいかなと思っていたら、マダムの1人が『この後さらに2人くるからテーブル1つもらうわね』と言って、テーブルを1つ持っていってしまった。
そのテーブルの上には、私のパンの皿が載ったままだった。
『お皿すみません』と、自分のテーブルにお皿を戻したが、少しだけモヤモヤした。
その後、マダムたちはレジの方で飲み物等のお会計をしているようだった。

その時、おじいさんが急に新聞を折りたたみ、カフェから出て行ってしまった。
この急展開、誰も予測しておらず、私はマダム達は間違いなく壁際の席に行きたくなるだろうなぁ〜と予想していたら、マダムたちが帰ってきた。

マダム達はいつの間にか4人になり、そのうち先程のテーブルを移動した女性が、飲み物を持ちながら状況を見定めているようだった。
そして、私に『やっぱりテーブル広く使ってね!』と言って、テーブルを戻したのだった。
私はありがたかったものの、また4人組が来たらと思い、また急いでパンとミルクティーを口に入れ始めた。
マダム達は荷物もあったのか、しばらくガタゴトして、その後は楽しくティータイムを過ごしていた。

食べ終わった頃、男性1人客がやってきて、マダム達と私の間に座った。
私はもう店を出ようと思って、そこではじめて気づいたのだった…男性客と私のテーブルの隙間が20センチしか空いていなかった事を…男性客とマダムのテーブルは50センチは空いている事を…。

たぶん荷物が多いマダムたちはガタゴトして、真ん中のテーブルを私側に寄せたのだろう。
私は2021年の中でいちばん、体をスティック状に細長くし、爪先立ちでそのテーブルをあとにしたのだった…。完(ご静聴ありがとうございました。)

※こちらは、家でつくった黒ごま豆乳バナナジュースです。


2022年1月3日
昨日は、待ちに待ったニューロティカさんの武道館公演に行ってきました!


結成38年で初の武道館。
ニューロティカさんのこれまでの長い歴史、
そして日本武道館の重みを感じ、
登場時から鳥肌と感動の渦でした。

ロティカさんの38年間、信念にそって一本の道を歩み続けたからこそ、
歌に魂が宿り、人のこころに真っ直ぐ強く響くメッセージを届けられるんだなと思いました。
私は『嘘になっちまうぜ』の歌詞が特に好きなんですが、
昨日のロティカさんたち、本当に素敵な顔をしていました!好きな事を全力でされていて、心底輝いていました。

次は、今年7月17日(日)日比谷野外大音楽堂も控えているようなので、またまた大成功になる事を願っています。


新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

大みそかの日に、村田家の新年会のウェルカムボードをカレンダーの裏に描きました。
それが、こちらです。

そして元旦当日。
驚きました。
壁に貼ろうとしたら…なんと2022年のカレンダーに描いてしまってました。
当面、その日の気分で、カレンダーまたは新年会か選べるスタイルになりました。

新年会は親、兄一家、はとこ、私が参加し、色々な名場面を目の当たりにしました。
私がいちばん胸が熱くなったのは、6歳の甥の件です。

彼は一体どこの誰に似たのか、漢らしい男に育っています。
こないだは、日付が変わるカウントダウンまで起きていたらしく、『凄いなぁ』と皆で褒めはやした所、『なんなら朝までいける』と語気を強め、会場をわかせました。

録画していた「大みそかだよ!ドラえもん」の「さようならドラえもん」を甥っ子が見たいとの事で流し始めると、彼はお母さんの膝の上に座りました。
未来に帰るドラえもんを安心させるためにしたのび太の行動のシーン、それを知り涙を流すドラえもんのシーン…私のジャーナリズム精神がうずき、6歳児をチラチラ観察。
彼はお母さんに『目がかゆい』と言い、ティッシュで目を抑え、涙をぬぐっていました。
ちいさなこころが育まれていく瞬間を、元旦から拝めて、叔母の目が細くなったのでありました。

皆様の2022年も、
こころが弾んだり清らかになるようなシーンに沢山出会えますように。

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