20代の頃、引っ越ししたての家の洗面所で、洗いたての髪を乾かしていた。
時は22時過ぎであった。

その時、急に「火事です」とアナウンスが鳴った。私は驚いて、財布と携帯電話を持ち、一目散に1階に降りた。

他の住人たちも同じように慌てふためきながら、階段を駆け下りで来るだろうと思っていたのに、5分くらい誰も降りてこなかった。
サイレンは鳴り続けているので、やっぱり一大事は一大事。東京の人は、こんな時でも落ち着いているなぁと思った。

しばらくして、やっと1人また2人と部屋着姿の住人たちが降りてきた。
「なんでしょう怖いですねぇ」と話していると、そのうちの1人が「管理人室に行けば、サイレンの元になっている部屋がわかるはず!」と言い、男性住民数名が管理人室入っていった。(当時、施錠されていたはずだけど、どうにか開けたらしい)

「403だ!!」「急げ!!!」
皆が403に向かって走っていった。
私も彼らの後を必死で追いかけた。
403は私の部屋だった…


どうやら、その頃買ったばかりのハイパードライヤーの温風が、天井の火災報知器に当たって、それで鳴ってしまったらしい。


もう引っ越していますが、その節はご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。

↑20代の頃の写真!

〜これまでのあらすじ〜
肉が苦手な主人公村田めぐみ。生まれてから小学校低学年までは、肉を食する事について全く意識していない至って普通の日々を過ごしていた。
ある日、肉が苦手な母から昔給食室で豚の解体を見たという話を聞き、
幼い想像力と話の衝撃波で、自身も肉が好きではない事に気づいてしまう。
必然的に肉ストライキ生活をスタート。
給食は、担任の先生によっては残す事をタブーとされ、焼き鳥や何者のうま煮(骨つき)などを食べさせられた。トラウマは増していくばかり。

高校生の時、東京旅行中、父と兄と恵比寿ガーデンプレイス内のマクドナルドに入り、バーガーを食べる事を強要された。そこに味方(母)はいなかった。
しかし食べたらとんでもなく美味しかった…。ひき肉を少し見直した(謎の立場から)。
さらには19歳で上京し、メロン記念日の斉藤瞳、大谷雅恵との同居生活中に薄切りベーコンについても、長所を発見した。
少しずつポジティブな発見があったが、やはり魚で事足りると思っていた。

…2019年。自身の体調不安定からタンパク質をもっととるべきと推察。
肉嫌い克服の旅に出たのであった。




そして、2022年。
その後、どうなったかというと…言い訳がましくも、コロナで外食ができず、焼肉のチャンスが…ごにょごにょ。
そう簡単には大好物にはなれなかったが、
身体の為に肉を買わせていただいている。

よく買うのは、豚コマ(赤身)、ひき肉、鶏ムネ肉、たまに牛肉薄切り肉。
いまだにベーコンのブロックは食べられない。
あと味が薄かったり、色味が白っぽい料理(例カオマンガイ)はさけてしまっている。
レバニラを何とか克服したい事を知った母から、以前レバニラの冷凍が送られてきたが、いまだに手をつける勇気が出せていないままである。

最近の好印象としては、まい泉のヒレカツ!
去年、あまり肉に関する新鮮なトピックスがない中で、断トツの優勝!

今年もまた、肉の運命的な出会いがあると信じている。

※写真は、ネパール料理のモモというもの。
揚げ餃子みたいでかなり美味しい!!

久々にお気に入りのカフェに行った。
そこは、おしゃれで写真映えがすると言うより、地元の人がよく利用する居心地の良いカフェである。
料金も飲み物が300円台、パンと飲み物合わせると400円台という、かなり良心的な価格のお店。ここに来ると、Twitterやブログを更新したくなったり、なぜか面白い事や話したい事など様々な事が頭に浮かんでくる、私の大切な想像の場である。

前置きが長くなってしまったけれど、去年の暮れに久々に行って来た。
私がよく座る位置は、奥の2人用のテーブルが2つ並べてある4人用の席。
隣には、同じく2人用テーブルが3つあり、人数によってテーブルを繋げたり離したりできるようになっている。
他にもカウンターや、ちょっと離れたところにはまだ2人用のテーブルなどいくつかある。

その日は空いていて、私がお店に行った時は、おじいさんが入り口近くの4人用の席に、1人で座って新聞を読んでいた。飲み物は片付けたのか、テーブルの上には何もなかった。
私はいつもの奥の4人用の席に座った。
おじいさんとの間には、2人用の席が1つあった。

久しぶりのバジルピザパンを美味しくほおばっていたら、2人組のマダムが来た。
これは、私の所のテーブルを1つ離したほうがいいかなと思っていたら、マダムの1人が『この後さらに2人くるからテーブル1つもらうわね』と言って、テーブルを1つ持っていってしまった。
そのテーブルの上には、私のパンの皿が載ったままだった。
『お皿すみません』と、自分のテーブルにお皿を戻したが、少しだけモヤモヤした。
その後、マダムたちはレジの方で飲み物等のお会計をしているようだった。

その時、おじいさんが急に新聞を折りたたみ、カフェから出て行ってしまった。
この急展開、誰も予測しておらず、私はマダム達は間違いなく壁際の席に行きたくなるだろうなぁ〜と予想していたら、マダムたちが帰ってきた。

マダム達はいつの間にか4人になり、そのうち先程のテーブルを移動した女性が、飲み物を持ちながら状況を見定めているようだった。
そして、私に『やっぱりテーブル広く使ってね!』と言って、テーブルを戻したのだった。
私はありがたかったものの、また4人組が来たらと思い、また急いでパンとミルクティーを口に入れ始めた。
マダム達は荷物もあったのか、しばらくガタゴトして、その後は楽しくティータイムを過ごしていた。

食べ終わった頃、男性1人客がやってきて、マダム達と私の間に座った。
私はもう店を出ようと思って、そこではじめて気づいたのだった…男性客と私のテーブルの隙間が20センチしか空いていなかった事を…男性客とマダムのテーブルは50センチは空いている事を…。

たぶん荷物が多いマダムたちはガタゴトして、真ん中のテーブルを私側に寄せたのだろう。
私は2021年の中でいちばん、体をスティック状に細長くし、爪先立ちでそのテーブルをあとにしたのだった…。完(ご静聴ありがとうございました。)

※こちらは、家でつくった黒ごま豆乳バナナジュースです。

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