20201025_125053.jpg

神奈川県川崎市川崎区池田一丁目にある「八丁畷(はっちょうなわて)駅」は、京浜急行本線とJR南武支線(浜川崎支線)が交差するローカル駅であり、川崎駅(京急川崎)の隣にある駅です。今回、川崎界隈に用事があって降りてみました。

川崎駅まで徒歩15分ぐらいにも関わらず、各駅停車しか止まらないのでお客さんはそこまで多くない印象ですが、高架でクロスしている南武線も実は単線の無人駅。

JRの入口自体がそもそも無く、京急の駅構内に乗り換え口がある不思議な駅になっています。あくまで京急がメインでJRはおまけという印象が強いようです。

ちなみに、「八丁畷駅」でSNSなどを検索すると出てくるのが貨物列車の写真の数々。これは南武線ホーム横に鶴見方面から伸びてきている東海道貨物線が並走しているためで、ホーム上から貨物列車を撮影した写真がよく公開されています。

20201025_125258.jpg

駅改札を降りて印象的なのは、とにかく踏切が近いこと。快速&急行と各駅停車がひっきりなしに往来し「カンカンカン・・・」とすぐに遮断機が下りて来るため、予想以上に踏切の間隔が狭いことが分かります。

さらに、踏切を渡った線路上から見ると、相対ホームの真上に南武線の単線ホームがあり、連絡橋が南武線ホームも兼ねています。ホームにはICカードをタッチして乗り換えが出来る「連絡用自動改札機」と「チャージ機」が置かれていました。

20201025_124917.jpg

青空と踏切の黄色、京急の赤い列車はコントラストが絵になりますね。

20201025_124853.jpg
20201025_124539.jpg
20201025_124518.jpg

駅前は南武線ガード下にあるアーケード街「八丁畷ショッピングセンター」や「なわて横丁」といった飲食店が広がっていますが、シャッター街で寂れているところも多く、夜になれば営業すると思われる居酒屋などもあったりで、時間があればもう少しこの界隈を散策してみたいと思いました。

20210316_165451.jpg