家系ラーメンの中では屈指の強豪店でもある「千家」の隣で、以前は「らーめん天翔」、その前は「むつみ屋」があったところです。
ホープ軒といえば、ラーメンを食べている人もそうでない人も一度くらいはその名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
もともとは屋台から始まった"背脂チャッチャ系ラーメン"の元祖と言われていますが、現在では系列(系統)が分かれているため、東京千駄ヶ谷にある本家の「ホープ軒」や東京八王子市、多摩モノレールの大塚・帝京大学駅近くにある「ホープ軒」との関係性は不明です。
とはいえホープ軒のラーメンを今回初めて食べたこともあり、これがなかなか美味しかった!
豚骨醤油がベースですが、見た目ほどこってりしておらず(個人的には家系よりインパクトや中毒性で劣りますが・・・)思ったよりシンプルで食べ易い。
どちらかというと昔ながらのラーメンが発展して出来たような味でした・・・。
麺はかなり太めです。
この太さと柔らかさが逆にホープ軒の特徴ですが、食べてお腹にずっしり来る感じではなく二郎系よりはややライトな感じでした…。
やや硬めの仕上がりですが、80円という価格と程よい味の染み込み具合で、これはこれでかなり好きな味!
入って左側に券売機があり、多くのラーメン屋と同様先に食券を購入します。ラーメンは大・中・小選べますがメニューのバリエーションはあまり多くありません。
個人的に気になったのがライスはあるのに海苔増し(海苔トッピング)の選択肢がなかったこと。ライスがあるなら海苔を多めに出来た方が嬉しいのですがこの店なりのこだわりがあるのかもしれません。
他に気になったのはカラウマラーメンなるメニューがあったこと。おそらく普通より辛いラーメンなのでしょうが辛いのものが苦手なので今回は見送りました。
オープンしたてということもあってランチタイムやディナーは混雑しており、時折満席になることもありました。
一方で店員が一人しかおらず提供はそれなりに時間がかかっていました…。オープン直後でそこまで人手をかけられないということなのでしょうか?
テーブルにある卓上調味料はにんにくと豆板醤のみ。この辺は家系とほぼ同じですがシンプル過ぎてちょっと寂しい感じもします。
今までこのエリアは「千家 根岸店」の存在感があまりにも大きすぎて、隣で出店しているラーメン屋さんはいつも閑散としているイメージでしたが、家系とはまた違うラーメン、しかもホープ軒という知名度のあるラーメン屋さんが出来たことで今後味の違いを楽しめそうです!
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