といっても、市町村によって申請可能になる時期が異なるため、既に申請を受け付けている地域もあれば、これから開始する地域もあるようです。
私が住んでいる神奈川県横浜市は2020年5月12日(火)から受付を開始しました。オンライン申請はもちろん、郵送申請も後日から受け付ける模様。
何はともあれ必要なのは「マイナンバーカード💳️」。「通知カード」は誰にでも送られて来ているはずですが、カードの発行はまだ15%程度とされ、任意発行であることと、取得の手間(各自治体の窓口に出向く必要がある)があるため、自分もようやく重い腰を上げて発行してきたばかりでした。
続いて必要になるのが「NFC機能」が搭載されているスマホと「マイナポータルAP」というアプリ。iPhoneならApp Store、AndroidならPlay Store内で検索すると出てくるはずです。
「なぜPC💻️ではなくスマホ📱なのか?」
それは、マイナンバーカード内に搭載されている個人の電子情報をスマホを通して読み取る必要があるからです。個人情報を読み取ることで初めてブラウザからのログインが可能になる模様。厳密に言えばパソコンでも出来ますが、その場合は「ICカードリーダライタ」という専用端末を別途購入する必要があり少々面倒になってきます。
ちなみに「NFC機能」が搭載されているスマホは意外と多く、FeliCa(おサイフケータイ)非搭載機種でもキャリアスマホならほぼ対応しているので、不安なら下記サイトで確認しておくといいと思います。
アプリの「マイナポータルAP」を起動してログインを行おうとすると利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁の数字)入力を求められます。
実はこのパスワードが曲者で、パスワードはトータルで4種類あり、申請で必要になるのは、1.署名用電子証明書暗証番号(英数字6文字以上16文字以下)と2.利用者証明用電子証明暗証番号(数字4桁)の2つ。
さらに、1.署名用電子証明書暗証番号に関しては、英字が大文字のみというトラップ!?があり、5回間違えるとロックされ、忘れてしまった場合も各市町村の窓口まで出向かなければ行けないという何とも時代錯誤な仕様が待ち受けています。
暗証番号を忘れたり、ロックがかかってしまったせいで各市町村の窓口に人が殺到。ソーシャルディスタンス(社会的距離)どころか3密状態になっているというのはもはや皮肉でしかありませんが、オンライン申請をする場合は改めてもう一度カード💳️作成時に決めたパスワードを確認した方がいいでしょう。
ちゃんとパスワードを設定していれば「マイナンバーカード・電子証明書 設定暗証番号記載票」という用紙に自分で決めたパスワードが記載されているはずです。逆に曖昧であればオンライン申請ではなく郵送申請に切り替えた方が良いでしょう。
現在何かと話題になっている「署名用電子証明書暗証番号(英数字6文字以上16文字以下)」は一番最後に入力する必要があります。振込先の銀行通帳及びキャッシュカードを写真に撮ってアップロードする必要もあるのでこちらも忘れずに。