よく、『やまない雨はない』と言うが、雨が自然の現象で降るには理由がある。
農作物に恵をもたらし、植物に癒しを与える。しかし、時には人にとって危害をもたらし、命を奪うことさえある。
私たちが流す涙はどうだろう。
いつも笑顔の素敵な人でも、涙が出る。
悲しいから、悔しいから、涙が出て、嫌な苦しい事を流してくれる。
嬉しい時は感謝や感激として涙が演出してくれる。

どちらにしても、やまない雨はないように、辛くて流した涙が止まらないことはない。
大丈夫!
辛い時の涙は、次のステップにいくチャンスのときだ!

そう思ってぐっと唇を噛みしめる。

1999年、7月11日。
私にとっては人生の中で1番大変だった日だけど、私が変われた日でもあります。
6月に彼に出会った時、
最初はなんだよ!この人!私を田舎者扱いしてー!
と思ってた。でも、色々話をするうちに彼の優しさ、厳しさ、家族への思いやり、全て好きになった。

ある事からなかなか抜け出せない私は、今の状況からなんとか抜け出したい!と強く思った。

七夕の日
『俺達は雑草のようなもんやで。踏まれても踏まれても起き上がる。だから、強くなれるんや。』
いつも後ろ向きだった私を傍でいつも励ましてくれた。
満天の星空がひろがり、お互い離れた場所にいるのに同じ空をみて、星を見て、繋がってると感じた。

あの時の情景はきっと忘れないと思う。

そして、11日。
『ちゃんとケリつけてこい!怖くない。大丈夫。俺、駅で待ってるから』
そう言って、私を送り出してくれた。

私は勇気をふりしぼり、ある人とぶつかった。怖かった。どうなっても大丈夫。そう思って、何度もその場から一刻も早く立ち去りたい気持ちを抑え戦った。

やっと、理解してもらって、一目散に彼の待つ駅へ向かった。

いつもと変わらない笑顔で
『おかえり!今日、実は俺の誕生日!さぁ、お祝いしよー!1歩踏み出したお前とお誕生日の俺!おめでとうー!』

驚いた私をよそに、気を使ってくれてるよーな素振りもみせないのに、ちゃんと気持ちをくんでくれてる。後ろ向きな、いいなりの私とはおさらばだ!

その日から3日後。14日。私の誕生日。同じ7月生まれ、かに座、血液型も同じ。
私達は付き合いました。
今まで感じたことの無い自然との触れ合いを大切にして、時間を楽しんで、いつも、アクティブで、私をいろんな場所に連れて行ってくれました。お金も無い若い2人だけど、しんどい時は励まして、協力して、親のことも考えて。きっと私、こんな生活を望んでたんだなー。って。

あれから20年。同じ道を進むはずだったけど、少し歯車が狂ったあの日、親の前で生まれて初めて大泣きをした。
夕食を食べながら涙が止まらず、肩を揺らした。母はそんな私に
『大切なものを失うということは、悲しいけど強くなれるってことよ。』
別々の道を歩んでいる今日。
今年は珍しく七夕の日も晴れて、織姫と彦星がみれて、なんだか、20年前と同じ空やん!と思ったことからこのブログを書きました。

1999年世紀末と言われたあのクリスマスの日。
赤い長靴に入っていた1つのシルバーリングは今も机の片隅で見守ってくれています。

『来年はまたひとつ大きな靴を…』そう書いていたメッセージカード。


貰うことのないもうひとつ大きな靴は、20年経って
『思い出』として、帰ってきてる気がします。
あのひ、あの時、あの場所で、出会わなかったら、きっと今の私の土台は作られてなかったと思います。

今でもあの時に流れていた曲を聴くとたくさんの思い出とともに、お互いに素敵な大人になっていなきゃ!と思うのです。

今、どこでどうしていますか?あなたは幸せですか?

私はあなたのおかげで、強くなりました!でも、ほんの少しやっぱりダメな私も出てきます。

子供たちが大きくなって、好きな人ができた時は、また思い出すんだろうね。

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