Netflixで配信中の「全裸監督」、皆さんはもうご覧になりましたか?

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弟のような存在でもあるジェントルが出演しているし、うちの別府ブルーバード劇場に来てくれた女優の川上奈々美ちゃんも体当たり演技をぶちかましているので観てね観てね!

作品としてもめちゃくちゃ面白いし、黒木香さんが女としてとにかくカッコよくてドキドキしました

なかでもなんだかノスタルジックな気持ちになったのが、AVの撮影現場シーン。

第一回Beppuブルーバード映画祭のオープニング作品『獣道』でヒロインを務めた、森田が愛してやまない女優さん、伊藤沙莉さんが演じているじゅんこさんというメイクの女性がいるんですがね。彼女が、白い液体を注射器みたいなのでピュピュッと出すわけ。あれ、実は私がロスにいた頃やっていたバイトなのさ!

19歳でロスに行って、サバイバル生活を送っていたとき、それはそれは金欠でねえ。「マジでやばい!」「今月マジでやばい!」ということが多々あったのです。そんなとき、友人に紹介してもらったのがポルノ映画の撮影現場でのお仕事でした。

「日雇いでその日にチェックもらえる現場だから最高だぜ!」
と教えてもらったその仕事。

「え〜ポルノとか怖い! なんか手篭めにでもされたらどうしよう」
ってめっちゃくちゃビビっていたのですが

現場に着いておったまげ

・・・・?
え?

なぜかバスローブを着たムキムキの
イケメンにーちゃんが2人
女優さんがいない、、(;゚д゚)

え?

「あ、今日はゲイポルノな!」

なんと!
なんとなんとです

実は私、ロスで最終的にゲイの館と呼ばれるゲイが8人くらいいるシェアハウスで暮らしていたので、仲良しはゲイばっかだったんですが

実際そんな行為自体はちゃんと見たことなんてなく・・

しかもまだ19歳の乙女だったし!

ひいい!!
と思っておりました

セットは、スケボーパークっちゅう設定で
男の子2人がトイメンでスケボーしてて
なんちゅーかくぼみのところですれ違うたびに
アソコをタッチしあい、、
なぜか最終的に下半身露出しだして
いきなり最終的にくんずほぐれつになるっちゅう
意味わからん設定

そこで私に課せられたお仕事が
「白濁液ぶっかけ係」
という超重要なお仕事です

そう! これこそが、「全裸監督」で伊藤沙莉ちゃん演じるじゅんこさんがめちゃくちゃ真剣にやっていたお仕事! ドラマの中でもかなり真剣な顔でやっていた通り、これはマジで大変なお仕事なわけです。

絶妙なタイミングで、絶妙な量と出し方を達成する!

現場でも何度も助監督のおっさんがレクチャーしてきてだいぶ練習させられました

ピュピュ!(私)
「ちがーう!」(おっさん)

ピュ!
「もっとたくさん!勢いつけて」

ピュッ!
「そうだ!」


何やってんだ、私。マジで。
ロスまで来て
はるばる映画勉強しに来たのに

何やってんだか(;゚д゚)、、

とめっちゃ後悔しながらも
絡みのシーンではかなり真剣にスタンバり
男優さんのリアルなピュ!の直後に間髪入れず
完璧なフォローアップなピュ!をぶっかけてやりましたぜ

ちなみにその監督も相当ぶっ飛んでいて
スケボーシーンを撮影しているうちに
「この影のとこから、1人のぞいていて、そいつにjack offさせるぜ!」
これは1人エッチをさせろってことなんですが
それでみんなまた慌てふためいて
男優さんを探してきて
そんな意味わからん追加シーンを撮るという熱血監督さんでした

マジで何やってたんだって感じですが
一度入るとめちゃめちゃ誘ってくれるので
毎回ゲイポルノの現場に呼ばれてはピュ!をしていた私
むしろ、あのまま行ったらプロフェッショナルなピュ!野郎になっていたかも
それはそれですごい大成していたかもしれませんな!!

とはいえね。最近思うのです

うちの親は、ちゃんと厳しいとこは厳しかったから
「お金送って!」って言ってすぐに送るような親じゃなかったので
自分で稼ぐしかなかったのですが
あの頃、くそう!とかケチ!とか思っていたけど
もしも簡単に実家から仕送りしてもらっていたらきっとこんな面白い経験はできなかったなって

あのどうあがいても足りねえ300ドルを、もし簡単に送ってもらっちゃってたらあの体験はできなかったから。マジで親に感謝です。「可愛い子には旅をさせよ」

経験と対価。それってお金に変えられない。もらった小切手の給料は、100ドル足らずのやっすいもんだったけど超面白かった経験だった。子供と離れた今だからこそ、息子にはもっともっと色んなこと勉強してもらいたいなあとしみじみ思うのです。おもろい体験たくさんしてもらいたい。いや、別にゲイビデオでピュ!係をしろってことじゃなくね。