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第一シーズン。
第19話 カムイホプニレ
(熊をおくる儀式)
今週のハイライト
尾形百之助…苦労人。
杉元や谷垣は大人になってからの暗い話だが、
尾形は子供時代から不幸だから、
闇が深い。
鶴見中尉でさえ手におえない闇の深さ。
尾形百之助の目的は、単に金だけなのか?

変態姉畑エピソードはカットのよう。
さすがにテレビじゃ不味いか。

網走監獄ののっぺらぼうの正体を確かめるための旅の途中の
不死身の杉元、
アイヌの物知り美少女アシリパ、
第七師団から救出された脱獄王白石。
コウモリスナイパー尾形百之助。

アシリパのおばあちゃんが心配しているため様子見に来た
マタギで第七師団脱退谷垣、
スパイ疑惑の占い師インカラマッ、
スケベな孤児チカパシ。

谷垣と尾形は山での戦い以来の顔合わせ。

近くのアイヌのコタンで熊が捕れたから
食べに来いと言われたようだ。

姉畑支遁の話はカット。

白石「それより俺は町に出てインカラマッちゃんに奢ってもらいたいな」
谷垣より白石の方がヒモっぽい。
チカパシはインカラマッはおっぱい触っても怒らない家族だから、ダメ。
ついでに谷垣はヒモ。
と、白石の意見却下。

谷垣を汚いもののように変顔で見つめるアシリパさん。

オープニング。

村では熊をおくる(あの世へ)祭りの最中。

おほほほーい。

喉震わせた掛け声。
アシリパさんのカムイ(神)と人間の関係のウンチクの後は皆で熊鍋。

谷垣が、アシリパにフチが心配していること、
死装束を作っていることを話す。

尾形「そんなことを伝えにわざわざ小樽から来たのか谷垣1等卒?
本当は鶴見中尉の命令で俺を監視しに来たのだろう?」

山で谷垣が鶴見中尉からの造反組を殺したと責める尾形。
しかし、目撃者杉元がいたおかげで谷垣の疑いは晴れる。
杉元「あいつらを殺したのは熊だ。俺がその場にいたんだから間違いない」
谷垣の疑いが晴れてよかったね。

尾形「ばぁちゃんが孫と二度と会えなくなる夢を見たってか。
たかが夢だろ。
手紙でも送っとけ。」
俺はばぁちゃん子だから、年寄りの前で谷垣を殺せないって、
谷垣襲撃の時言っていたのに冷たいなぁ。
夢はアイヌにとって神からの重要なメッセージ。
フチはアシリパの母親が熊に見送られた夢を見たあと、
アシリパの母親が亡くなったので、
余計に夢占いを信じている。

杉元は1度帰ろうとアシリパさんに提案。

しかし、
子ども扱いするな、どうしても知りたいことがある、と譲らないアシリパさん。

杉元は優しい。尾形は冷たい。

二瓶鉄造の銃を持っている谷垣に村の男が話しかける。
「勝負は常に1発で決めろ、か」
二瓶鉄造を知っているようだ。

村田式銃は二瓶鉄造の亡くなった息子が日清戦争の戦場で使った銃だった。
銃床の7本の傷は、殺した兵士の数だった。
息子の戦友が、二瓶鉄造に届けてくれた。
途中で傷を付けるのをやめたのか、
息子が死んだのか。
戦争勃発年は、
日清1894年、日露1904年、第1次世界大戦1914年
(学生の方へ。豆知識。
日清は、「白紙に戻す遣唐使」遣唐使廃止894年に1000を足す、
日露と第1次はそこから10ずつ足すと年号が覚えられるぞ!)

戦争の武器は、今の携帯電話並に開発が早かったのだろう。
スマホ全盛期にそのままガラケー使っている人みたいだ。

二瓶鉄造「どちらにしろ、息子は楽しんで人を撃つやつじゃない。
殺した責任をしょい込むような甘ったれは
兵士なんぞにならないで
俺と熊撃ちしていれば良かったんだ。」
楽しんで殺すのは、辺見和夫だな。
奴とのバトルはこちらから。快楽殺人鬼。

二瓶鉄造も人の親じゃのう。

ここで二瓶鉄造の忠犬リュウ登場。
二瓶鉄造の銃を追ってついてきたよう。
優しく手を伸ばす杉本に噛み付く。
二瓶鉄造とのバトルを覚えていた。
狼のレタラには無力だったが、アイヌ犬は強いぞ。
アシリパさんの護衛として、
谷垣もパーティーに参加。
鶴見中尉スパイ疑惑インカラマッとおっぱい少年チカパシも自動的に参加。

インカラマッは峰不二子的危険な女。
谷垣が翻弄されるのも観ていて楽しい。

場面変わって小樽。
鯉戸少尉が鶴見中尉に報告に来ていた。
白石を取り逃した事で鶴見中尉に怒られないかと月島軍曹に聞く。
「分かっている!言わなくていい!月島!
きっと網走にでも行かされて犬童四郎助の監視でもやらされるのだー!」
ゴロゴロ転がる。

どうして鶴見信者鯉戸少尉はオーバーアクションなのか。
他の軍人を見習え。

月島軍曹は、黙らせるためか、
鶴見中尉と自分が写っている写真をプレゼント。
「鶴見中尉殿のお顔に傷がないから奉天開戦の前くらいか?
はぁ、私は月島軍曹が羨ましい。」
鶴見中尉の元の顔、ダンディですな。
「あとほんの少し早く生まれていれば私もお供することが出来たのに…」

いや、死んでたかもしれないぞ。
鶴見中尉の顔は無事じゃなかったんだから。

その上、写真の月島の顔の上に自分の顔の写真を付ける鯉戸少尉。
「月島、米潰して糊を作ってくれ」
「嫌です」
当たり前だ。

鶴見中尉登場。
「キェエエエ!」
うるさいのぅ。
弁解する鯉戸少尉。
鶴見中尉「早口の薩摩弁だと全く聞き取れんぞ。深呼吸しろ。」
「白石は逃したが、
刺青は移した」
通訳する月島。
「利用価値があるから殺すなと命じたのだ。
それをみすみす敵の手に失望したぞ鯉戸少尉」
指摘され、白目でショックを受ける鯉戸少尉、
しかし、彼にはお土産があった。
服を脱ぎ出し、
中に着ていた鈴川聖弘の刺青人皮を見せる。
「よくやった鯉戸少尉。しかし、せん(皮に着いた肉わ取る事)が甘いなそういうところだぞ鯉戸少尉。」
また白目でガッカリ。
旭川任務から、小樽で鶴見中尉と囚人狩り任務に変更される。


そして、第七師団造反尾形百之助が
不死身の杉本や脱獄王白石が尾形百之助と飛空挺に逃げたことに話が進む。

鯉戸少尉(月島軍曹の通訳で)
「尾形の父、
元第七師団団長花沢幸次郎中将の自刃(刀でする自殺)に泥を塗る行為である。
私の父ですら花沢中将の自刃を第七師団の責任とした中央に強い不信感を持っているのに。」

中将!偉いじゃん、尾形百之助の父。

尾形百之助の父、
花沢幸次郎中将と、鯉戸少尉の父は、
薩摩生まれで親友だった。

「自刃は、203高地の甚大な被害を中央が花沢中将に擦り付けたのが原因。」
この話の裏は、もう少ししたら分かる。

「尾形百之助も父の名誉と第七師団のために戦うと信じていたが…」

裏切って造反したと。

ここから尾形百之助のナレーションで回想が始まる。

当時、父上は、
近衛歩兵第一連隊長陸軍中佐。

近衛ってベルばらのオスカルと一緒で国で1番偉い人の護衛とかするんだよね。
オスカルはマリーアントワネットの護衛だった。
後に普通のフランス軍に左遷。
革命時は民衆側に着くことになるのだが。

尾形百之助の父は、天皇の護衛?
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尾形百之助役の声優さんの声が渋く上手いために話に引き込まれる。

「世間体を考えれば浅草の芸者とその子供は疎ましく感じたのでしょう。
本妻との間に男児が生まれると、
父上はぱったり来なくなったと祖母から聞きました。

祖母はまだ赤ん坊の俺を茨城の実家に連れ戻した…

母はあんこう鍋を作ってくれました。
毎日…」

あん肝は美味いが、
毎日同じ飯は嫌だね。

父上が、美味しいと言ってくれたから、また食べに来てくれると信じて…
毎日毎日…
頭がおかしくなっていたんです。

俺は祖父の古い銃を持ち出して畑へ行って鳥を撃った。
鳥があれば、母があんこう鍋を作らないと思って。
でもいくら鳥を撃ってもあんこう鍋を作り続けるんです。
だから、俺は…

祖父母が留守の時、殺鼠剤をあんこう鍋に入れた。
少しでも母に対する愛情が残っていれば父君は、葬式に来てくれるだろう。
母は、最後、愛した人に会えるだろう。

でもあなたは来なかった。

ここで血だらけの花沢中将登場。
刺したのはのは尾形百之助。

「貴様も頭がおかしくなった母親が哀れで疎ましかったんだろう?
私と同じじゃっ!」

刺されても弁解する花沢中将。
血だらけで動けないのに
言い返せる立場か。
闇金牛島くんだったら、
傷にタバスコ塗られそう。

「子どもは親を選べません。
愛という言葉は、神と同じくらい存在があやふやなものですが…

アシリパさんの言動にあんまし付き合わないよね。チタタプとか、渋々だ、尾形は。

「仮にあなたに愛情があれば、母を見捨てることはなかったと思います。
愛情がない親が交わって出来る子どもは、何かがかけた人間に育つのですかねー?」

尾形百之助に欠けたもの…感情?愛情?

「父上と本妻の間に生まれた息子さん、
花沢勇作少尉が、
高潔な人物だったことも証明している気がします。」
少尉。親が偉いから、エリートコースだったのね。
鯉戸少尉と同じ立場ね。
尾形百之助は、1等卒だが。

「入隊して、初めて会いましたが面を喰らいましたよ…」

花沢勇作少尉の着ている制服が、鶴見中尉と同じ偉い人用だ。
尾形百之助は、皆お同じ制服だが。

「規律が緩みますからと、注意しても俺の事を『兄様』と呼ぶのです。
一人っ子育ちでずっと兄弟が欲しかったと俺にまとわりつくんです。
あの屈託のない笑顔。
あぁ〜、これが両親から祝福されて生まれた子どもなのだ。
と、心底納得しましたよ。」

「ところで花沢勇作少尉が203高地でどうやって亡くなったか…
父上は本当の事をご存知ないはずだ。
俺が後頭部を撃ち抜きました。」

谷垣は、戦場で源次郎を殺せなかったが、尾形は実行した。

「勇作さんの戦死を聞いた時、
父上は俺を思ったのか、
無視し続けた妾の息子が、
急に愛おしくなったのではないかと…
祝福された道が、俺にもあったのか?」


尾形百之助は、花沢勇作の代わりになりたかったのか?

しかし、血まみれの花沢中将の答えは、
「貴様の言う通り、何かが欠けた人間。
出来損ないの倅じゃ。
呪われろ!」
抵抗出来ないのにそんなこと言ってもいいんかい。
案の定、尾形百之助、ここでトドメを刺す。

家を出て、待っていた馬車に乗ると、
鶴見中尉のお迎え。
「中央は、第七師団に、自刃の責任を被せるだろう。
外敵を作った第七師団は、より結束が固くなる。
第七師団は、花沢中将のご令息をかつぎ上げる!
失った軍神を貴様の中に見るはずだ。
よくやったぞ尾形百之助。
よくやった〜」
復讐に鶴見中尉が手を貸していた。
この男。
本当に人心掌握が凄いな。
オウム真理教の麻原彰晃のよう。
自刃と見せかけ、殺人現場となった家には、
花沢中将以外の誰もいなかったから、
鶴見中尉が上手く花沢中将を騙して呼び出したのだろう。
鶴見中尉が花沢中将殺害に関わっているのは今のところ鯉戸少尉は知らないよう。
知ったらどうなるのだろうか。

しかし、尾形百之助は、
花沢中将の代わりにならず鶴見中尉から造反したが…

話はここで回想から、
杉本一行に戻り
釧路の海にたどり着いた。
皆海を見て、飛び上がって喜んでいるのに、
1人で双眼鏡で当たりを見渡す冷静な尾形百之助。

この暗いコウモリ男が救われる日は来るのか?
子ども時代から、不幸だったのが、
杉元や谷垣と決定的に違う。
尾形百之助のせめてもの救いは、ばあちゃん子だったと本人が言う通り、
祖父母に可愛がられた事くらいかな。
谷垣襲撃は、「目撃者を殺さないといけない」から、アシリパさんのばあちゃんのフチから離れてスナイプしていたからな。


江渡貝や、辺見和夫の闇も深かったが、
奴らは登場してすぐ死んだ。
今の所レギュラーメンバーで1番不幸ではないだろうか。
いや、他の人間の闇も出てくるかもしれないが。

第20話「飛蝗ひこう(バッタ)」に続く。