月別アーカイブ / 2022年02月

この本は技術の発達ともに便利になっていく社会において逆に孤独や不幸になっていく人達が増えていく構造について書かれています。グローバル化が進むことによってお互いに依存している関係だからこそ後戻りできない不幸もあるそうで自給自足をしていた時代から現代は他から食料やエネルギーを確保しないといけない。そうなるとお金を稼がないといけない。という風に変わってきていますが、競争が厳しい社会だと同じことをやっていてもお金が稼げなくなる可能性がありますね。こんな社会の矛盾などについても書かれています。
また技術の進化とともに必要な人だけコミュニケーションをとれば良くなった分、コミュニティが分断されて損得関係で付き合う関係が増えるとまた更に孤独になるということで。これはその先にはメタバースとかVRとかといった世界につながることは不可避ではないかと。これを人間と呼ぶのか呼ばないのかなど色々議論がありますがなんだか不安でもあります。様々な問題提起がありますので未来の人間社会に興味がある人にお薦めの本です。
経営リーダーのための社会システム論 構造的問題と僕らの未来 (至善館講義シリーズ)

この本は人間関係にとって衝突はプラスに働くという内容の本です。日本人は特に衝突を嫌います。確かにはっきりと意見を言って嫌われたり、協調性が無いと評価されることも多いのでしょう。アメリカや中国のような様々な人種がいる国とヨーロッパや日本のような同じような人がいて歴史がある国とではコミュニケーションのやり方が異なるようです。
前提条件がない環境だと必然的にコミュニケーションしないとわからないのではっきりと考えを言う必要がありますし、違う意見があることが大前提の環境だとそれを受け止められやすい傾向もあるのでしょう。一方でそうでない国では慎重になることもわかります。
ただ結果的に異なった意見も選択肢の1つに入れた方が成長する可能性が高いようです。しかしこれは文化毎に言い方やコミュニケーションの仕方が異なり顔を立てながらやらないとむしろマイナスになることもありなかなか難易度が高いことでもあります。特に経営者の方、お互いに意見を言い合いそれをプラスに変えるヒントがあるのでぜひお薦めします。
CONFLICTED 衝突を成果に変える方法

この本は物理学を基点として宇宙の誕生から地球の誕生、生物の誕生、そして生き物とは?人間とは?そこからの言葉の誕生、意志とはなどなどまだまだ解明されていない幅広い領域について現在の科学で想像しうる範囲で仮説と解説がされている本です。
多少物理学の知識がないと難解な本ですが、宇宙の終わりや宇宙の膨張が光のスピードを超えた時に起こることなどなど神秘的な話が多く書かれていて日常身の回りの小さなことでモヤモヤしている方とかこの本を読んだら馬鹿馬鹿しくなるくらい大きな時間の流れについて書かれている本です。この世界そのものを知りたい方はぜひ読んでみてください。
時間の終わりまで 物質、生命、心と進化する宇宙


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