月別アーカイブ / 2014年03月

ずいぶん前に買って積んであったこの本読みました。最初の部分ではグローバル化の歴史を振り返りグローバル化の段階的な広がりとそれぞれの段階における価値が説明されています。元々先進国が後進国に対し植民地的なアプローチでグローバル化が進み、後進国は第一次中心、先進国は第二次産業中心という形で役割が分化しました。そして後進国は先進国のアウトソーシングを請け負ったり、先進国で作られた製品を買ったりする中で豊かになって来ているものの自国の第二次産業が育たない事で生産性が上がらず更なる先進国への成長が難しいという構造にあるそうです。

これはグローバルの流れの中でGATT、そしてWTOという国際的な枠組みが出来て、以前は各国である程度自由に自国の産業の保護をし日本を始めアジア各国が成長してきたのですが、現在はルールが厳しく難しくなっているとのことです。ただ先進国はこのルールを守る事で逆に自国の産業を守るという意味もあり、グローバル化は一般的に正しいというメッセージを送っているのだとか。

世界において皆が理想と考えるグローバル化は自国の国益を守りながら、グローバルのルールも守り、且つ民主主義も重視するということですがこれら3つを全て同時に満足することは難しく、結果的に各国は自国の利益を優先することになるのでグローバルのルールはある程度妥協すべきというのが筆者の意見のようです。

やはり社会というのは論理だけでなく人が関わり、その人々の欲求の集合が政治につながるので、人の気持ちそのものをきちんと理解しないと判断を誤りますね。 

国際経済に興味ある方にお薦めです。
グローバリゼーション・パラドクス: 世界経済の未来を決める三つの道
globalization 

昨日は筑波大学とのミーティングで大学を訪問したので、せっかくの機会なので筑波大学から起業している会社を訪問しました。

 1社は株式会社 BearTailです。社長の黒崎さんに最初にお会いしたのが数年前のIVSのLaunch Padでした。学生なのにしっかりしていてまたビジネスモデルもユニークで自分の学生の頃よりよっぽど優秀だなと思った記憶があります。その次にお会いしたのが昨年のIVSのパーティで、その後お会いして先日初めてランチをご一緒しました。昨年末1億円をインキュベイトファンドさん含めVCさんから資金調達され、ビジネスモデルも家計簿アプリに変更し頑張ってます。明るくさわやかな職場でした。今後も応援したいと思います。
beartail

















もう1社は今月上場予定のサイバーダイン株式会社です。ただ急にお邪魔するというわけにもいかず会社近くのサイバーダインスタジオを訪問しました。こちらではサイバーダイン社のロボットの紹介の他、HAL FITというロボットスーツHALの福祉用を利用し障害のある方や高齢者がリハビリをすることが出来る施設を提供していました。技術の社会貢献の具体的な良い事例ですね。山海先生とは在日米国商工会議所のイベントでお会いした事があるのですが大きな夢のお話を伺いエネルギーをいただきました。資金調達し日本を代表するロボット企業として更なる成長期待したいと思います。

cyberdine






















今後筑波大学から数多くベンチャーが出てくる様子なので卒業生として応援したいと思います。

株式会社 BearTail http://beartail.jp/
サイバーダイン株式会社 http://www.cyberdyne.jp/

この本雑誌の彼女へのインタビューのキャッチにひかれて思わず買って読んだのですがとても興味深い内容でした。彼女は東大を主席で卒業し財務省に入って現在は弁護士をされているとか。

一見派手なように見えますが書いてることはどの分野にも通じることでとても参考になりました。まず勉強が一番努力の結果が出る。そして勉強は途中で挫折することが多いから何度も流し読みをして内容の理解度を高めることで継続率が高まる、さらに1冊に絞ることで効率的に勉強が出来る。

これは仕事でもいえることですね。良く才能がある、ないの話が出ますがそれ以前に努力をしているのか?努力が継続できることそのものが才能ともいえるかもしれません。

人間はしょせん弱いものでいやなことは後回しにしてしまうものですが、やるべきことを元気な時にやる、集中力がある時にやるというのが重要ですね。

お薦めの1冊です。
天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある  
tensai 

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