今までアリババのジャック・マーさんについては凄いというイメージは持っていたのですが、それは中国という大きい市場だからかと正直思っていました。しかしこの本を読んでここまで凄い人なのかと驚き、刺激になりました。

競争の厳しい中国でBtoBのマーケットプレイスに始まり、CtoCのeコマースに成功し、更にYahooチャイナを買収、そしてついにはBtoBtoCのビジネスにも成功し米国で上場するというまるで夢のような成功を果たしています。しかし明るい面だけではなく、初期の経営陣の持ち株比率が少なくマネジメントで苦労したり、インターネットバブル崩壊やリーマンショックなどの影響をもろに受け業績のアップダウンをくり返すなど本当に苦しい経営が続いたことも想像できます。その中で早くから優秀な人材を獲得し、また孫さんやヤフー創業者のジェリー・ヤンさんなどを魅了し投資を受けサポートをもらった点は彼の器の大きさなのでしょう。

この本はまだBtoBtoCに成功しておらず米国で上場する前までのストーリーですが、eコマースビジネスを目指す方特にお薦めの本です。 
アリババ帝国 ネットで世界を制するジャック・マーの挑戦
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