元「ワイアード」US版編集長で「フリー」、「ロングテール」、「メイカーズ」などインターネットの潮流を書いたビジョナリークリス・アンダーソンが来日しリクルートさんのイベントで講演するということでお話伺いに行きました。

最近彼は子供とレゴを使ってドローンを制作している中で実際に出来あがってそのキットの販売を開始したそうです。そこから受注が間に合わずネット上で手伝ってくれる人材を探してメキシコでエンジニアが見つかり、そこから量産体制が整いついに3D Roboticsという会社を共同で設立したのだとか。

この講演ではロナルド・コース教授の内部人材を使うことで取引コストを下げるとともに失敗リスクを軽減するという考え方とサン・マイクロシステムズの共同創業者のビル・ジョイの「いちばん優秀な奴らはたいていよそにいる」という考え方との比較を語りました。それは彼が今の会社で実践しているオープンイノベーションの考え方で、著作権をフリーとして外部の協力を得ながらオープンに開発をすることで、早く開発出来、規制からも逃れられ、自然体のビジネスモデルが構築出来る。更にバグも早く改善され低コストでイノベーションが起こせるということだそうです。もちろんこのことによる障害もあるでしょうし、起業としての収益が減るということもあるでしょう。ただ彼はこのやり方で成長を続けています。新しい潮流になるでしょうか?
chris