原丈人さんの本読みました。アメリカでは株主を中心とした企業経営の影響で富の格差を広がっていますが、原さんはこれとは異なる新しい公益資本主義という考え方を提案しています。

個人的には株主中心ということそのものを否定するつもりはないですが、昨今様々な金融商品が開発される中で目先の利益や風評、時には金融機関の思惑などでヘッジファンドのような大手金融機関により株式が短期で取引されるようになると中長期的に取り組むR&Dや人材に投資がしにくくなり、企業経営そのものが長期の成長にコミットしにくくなるという課題があると思います。また何か新しい価値を生み出すことなくお金を手にする人が増えることで優秀な人材が何かを生み出す産業に従事しなくなるというリスクもあるかも知れません。これに対し原さんは社会に貢献しながら利益を出し企業も社員も株主も幸せになり、社会とともに持続的に成長するという今までの資本主義をより良くするような仕組みを提案されています。元々日本企業はそういう考え方を持って経営していたかと思いますがだんだん変化している現状があるのかと思います。

実は今週経営者仲間と実際にご本人にお会いしてお話させていただきました。アメリカでの企業経営そしてVCの経験が豊富で最近はアジアや国内でも様々な活躍をされていますが、とても気さくな方でざっくばらんに地域活性化から少子高齢化、イノベーションをどう生み出すか、またお父様が作られた原鉄道模型博物館の話など様々な議論をさせていただきました。
hara
















こちらの詳細についてはのちほどこちらのサイボウズ式で公開される予定です。
http://cybozushiki.cybozu.co.jp/

経営者の方々にお薦めの本です。
増補 21世紀の国富論