この週末の連休でプロフェッショナル・コネクター として有名な勝屋さん主催のツアーに参加してきました。場所は岡山県の県境にある西粟倉村。ここで驚くべき地方再生のプロジェクトが動いているということで、元々高齢化や過疎化が進む中で地方再生について興味があったので訪問してきました。

この西粟倉村では竹本吉輝さん率いる株式会社トビムシが共有の森ファンドというファンドでお金を集め、西粟倉村に牧さんという方を代表に株式会社西粟倉・森の学校という会社を作り様々なインキュベーションの環境を作ってアントレプレナーを集い運営をしています。まったく村からお金が出ずにこれらをまわしているという凄い人達です。

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まずは現地について牧さんから何故このようなことをやっているのか説明いただきました。日本は島国のため雨が多く元々森に恵まれた国です。なんと国土の67%が森でドイツを超えて森林率が世界一だとか。産業革命後世界では国が進化するためには鉄が必要でこの鉄を製鉄するために木炭が必要だったそうです。そのため日本でも森にたくさんの木を植えてこの木炭を製造したのですが元々日本は森が多かったため木炭の製造がうまく進み近代化が進んだのだそうです。世界を広く見渡すと近代化が進んだ国は結果的にドイツなどのように森が多くある国が多かったそうです。物作りの面でも工具などで鉄を使うのでこのようなことになったのでしょう。

しかし現代になって林業が自由化され国際競争にさらされると 日本の木の値段が高くなり売れなくなってそのことで森の木の手入れが行われなくなり森が荒れているのだそうです。自然林はそもそも多様な木や草があってそれぞれが競争しながら安定化しているのだそうですが、人が植えた木々は同じようなものが大量に生えていてそれらが同時に成長すると太陽の光が当たらず、結果的に木も元気が無くなるし、また地面に草やコケが生えないために洪水や雪崩も起こりやすく 荒れた森になってしまうのだとか。

これをやるにはお金がかかるということで、前村長の道上さんの声がけの下トビムシの皆さんが協力して今回のような地域再生のプロジェクトが動き始めたのだそうです。森が出来るには100年かかるそうで百年の森林構想ということで想いのある人たちが全国から集まってきました。

実際現地に行ってみるとこの木を使った家具や雑貨の方々の工房やお酒を販売する事業をする方など様々な若い起業家やアーティストが集まっていました。山奥の過疎化が進んだ田舎とは思えないようなもの凄い熱気でした。

説明が終わって森に登ると地面にコケが生えてまた空が見える素敵な森でした。夜には多くのヒメボタルや源氏ボタルが集まってとても綺麗でしたがこれも森が綺麗な証拠なのだとか。 
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森を見てから温泉に入って、その後は夜は寺に泊まり、元村長の道上さんや社長の竹本さん、牧さん、そしてスタッフやアントレプレナーの皆さんと手作りの食事を楽しみながら語り合いました。どの人達もお金儲けをするためということではなく、森の中で育ち森から生まれた様々ものから豊かな恩恵を受けたので何か返したい!また森への想いがある人達のために自分も何かやりたい!そのためにこのプロジェクトを成功させたい!という強い想いがある方が多かったです。家具職人で工房を開いている大島さんという凄い職人さんからお話を聞いたのですが今家具は北欧と日本が強いそうですが北欧家具も実は日本で作っているケースも多いとか。そんな中家具にするのが難しいというヒノキの家具を作って世界で勝負していて今後の成長本当に楽しみです。
shukuhaku 















また数年経ったら訪問したいですね。勝屋さんそしてスタッフの皆さんありがとうございました! 

株式会社とびむし
http://www.tobimushi.jp/ 
森の学校のショッピングサイト
http://nishihour.jp/index.html