◯今回の講義はテスト前のこともあり、テストの説明及び動画プラスα説明だけの講義であった。そのことについて思ったこと。感じたこと。考えたことを述べる。

後期の授業になり、情報リテラシーも今回の講義とテストで終わりである。長いようで短かった。そんな今日の講義はデマや詐欺と進化する技術。今ではスマホやノートパソコンなど、情報端末器を持つのは当たり前の社会。SNSやアプリなど様々な手段を使って情報を拡散、共有することは容易な世の中となった。ただ、その中で、沢山の情報が出回りすぎてなにが正しくて、なにを信用すればいいのかわからない世の中となった。そういった結果に結びついた、理由としても技術の進化が関係してくるのだと感じた。けれど、沢山情報が出回れば、デマが増えるからダメだ、詐欺に合う確率が、高くなる。そんなことを考えるかもしれないが、SNSのおかげで助かった、または役に立ったことで、大きな事例がある。それは東日本大震災の時である。人気アニメである「エヴァンゲリオン」に出てくる。ヤシマ作戦。これはインターネット上で流行している非公式の節電キャンペーンのこと。Twitter上で節電を呼びかける人々の間で「ヤシマ作戦」と名付けられ、その名はブログやSNSなどに広まっていった。作戦の具体的な内容は、コンセントを抜くなどの旧来の節電方法のほか、火力や電力を節約した料理方法である「エコレシピ」の情報交換や、計画停電中の保温や光源の確保などについてのノウハウの伝達などである。震災直後にはTwitterや携帯メールにより、チェーン化した誤情報が拡散された。東京電力の発電力低下を補助するため、関東以外の地域でも節電をしようというものであるが、電力会社からは「関東以外の節電の必要性はなく、過剰な節電は不要」とのアナウンスがされた。こうして、節電運動の拡散は収束したかに見えた。しかし、その後電力各社では、日本全体のエネルギー事情に配慮して節電を正式に呼びかけることとなり、計画停電も実施され始める。これら公式な節電対策に対する非公式なキャンペーンとして、「ヤシマ作戦」は再燃した。
命名は人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」(1995年)に由来する。同作には、大量の電力を消費する装置を使用する目的で、すべての発電所の電力を1カ所に集めるために、日本中が停電するシーンがある。作中でのこの作戦名が「ヤシマ作戦」である。また、震災の様子を伝えるテレビ映像で、同作の他のエピソードをほうふつとさせるような大規模な被害が放映されたことも、「ヤシマ作戦」という名の遠因と言える。 
なお、復興支援を促すための譲り合い運動は「ウエシマ作戦」、現場への応援などの行為は「アオシマ作戦」など、同様の傾向の名前が付けられている。