夕刻、ランニングをしていたら、少し前を行くおばあさまの顔の横から、もくこくと白い煙が出ているように見えた。


 むむむ、まさか、おばあさま、と思って近づいていったら、白いマスクが外れて顔の横でひらひらしていたのだった。


 光の加減で、煙に見えたのだった。


 それはそうだよね。


 夕刻の光のマジック。


(クオリア日記)