今朝、リニューアルして15分に増量した「もぎけんの脳の言葉」でも話したけれども、FOKや創造性における前頭葉と側頭連合野の関係はおもしろい。


 なにか質問が来て、その答えを「知っている」と感じるとき、そのFOKをつくっているのは前頭葉だけれども、FOKが成立するという判断のもとになる情報は側頭連合野にある。


 なぜ、前頭葉といういわば「外部」にFOKを立ち上げるアーキテクチャになっているのか。

 これはメタ認知全体の意義と関連して興味深い。


 意識はメタ認知だが、意識活動を必ずしも伴わない記憶の想起においても、外部装置が必要だということになると、メタ認知自体は、無意識から意識までを包括する共通基盤としてあって、その部分集合がクオリアを生み出しているメタ認知機構ということになるのかもしれない。


(クオリア思索日記)