中国とインドの国境で衝突があって兵士が亡くなったのは本当に残念なことだ。


 一人ひとりの兵士には、家族がいて、友人がいる。


 単なる数字ではない。


 国境紛争というのはありとあらゆる国の組み合わせにおいてあって、つまり両方の認識がそれぞれ異なっていて、自分の方が正当だと思いこむのである。


 中国もインドも、どちらも自分が正しいと信じているからややっこしい。


 それにしても思うのは、もし、チベットが独立国ないしは自治を持っていたら、中国、インドという二つの大国の間の「緩衝」の役割を果たせたのにということ。


 中国のインドに対する強硬姿勢は、その途中にあるチベットに対する強硬姿勢、弾圧の延長線上にある。


(クオリア日記)